RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

お菓子好き。F1好き。
美術館行くの大好き。
買い物も大好き。
休日に全力で生きるOLの日記(笑)

宇宙博2014 NASA・JAXAの挑戦

2014-09-10 21:30:00 | 美術
見てきました

幕張メッセ国際展示場

会期は2014年7月19日から2014年9月23日。

宇宙。
それは古くから人類に様々な興味を抱かせてきました。
これまでに数々の人が宇宙を夢見てきています。
そんな宇宙に挑み続ける人類の限りない夢と情熱の記録が幕張メッセにやってきます。

私も小さいころは天体望遠鏡が欲しかったものです。
土星の環を見て見たかったの。笑
今は、、置く場所ないからいらない。笑
夢のない大人になってしまいました。。。

さて、ソ連とアメリカによる宇宙開発競争、人類初の有人飛行、アポロ計画……
様々な研究が今までになされてきています。
一方の日本では近年、「はやぶさ」「きぼう」「イプシロンロケット」など目覚ましい成果を上げています。
今回はオランダ、スペイン、トルコなどを巡回したアメリカ航空宇宙局(NASA)公認の「NASA展」とJAXAをはじめとする日本の宇宙開発の取り組みを同時に展示した国内最大級の宇宙イベントです。

この夏は東京都現代美術館で「ミッション[宇宙×芸術]-コスモロジーを超えて」という宇宙系の展示がありました。
こちらはアート色の強いものでしたが、今回の「宇宙博2014」はもっとこれまでの挑戦の記録、という形です。

行くの、迷っていました。
まず、遠いということ。
幕張メッセってディズニーランド(舞浜駅)より向こうなのね。。
まぁ、家からディズニーまでは約1時間。
電車に乗っている時間は40分程度だからすごく遠いわけではないんでしょうけど。。。
あんまり行かないところだからすごく遠く感じて……
そして、混んでいるのではないか、という気持ちも行くことに迷いを生んでいました。
混んでいるところで見るのいや……
そして、1人の人がいないのでは、ということも。
いつも美術館は1人で行くから平気だけど、こうゆう展示は家族連れが多いのかな~と思って。

とにかく迷ったけど。。。
こんな機会もそうそうないから!!と自分を奮い立たせて行ってきました。

一部撮影可能でしたのでたくさん撮ってきました。
写真と一緒に簡単にご紹介します。

会場内は大きく5つのエリアに分かれてます。

《NASA展示エリア》
《JAXA・日本の宇宙開発展示エリア》
《火星探査展示エリア》
《未来の宇宙開発展示エリア》
《8Kスーパーハイビジョンシアター》

《8Kスーパーハイビジョンシアター》以外をご紹介します。


ここを通って会場へ。
上に書いてあるLC-39Aというのはケネディ宇宙センターの発射台の番号。
アポロはここから打ち上げられました。


宇宙飛行士はこの道(ガントリーアーム)を通って宇宙船に乗り込むのだそう。
テンションあがる~。

と、なったところで大混雑……
なかなか前に進まないほど。

《NASA展示エリア》
1961年。
"今後10年以内に人間を月に着陸させ、安全に地球に帰還させる"
というケネディ大統領の演説により、月に人類を送り込むという壮大な挑戦が始まりました。
世界を熱狂させたアポロ11号の月面着陸など人々の情熱と技術開発の歴史を中心に、スペースシャトルに至るまでのNASAの活動を約300点の貴重な実物資料、実物大モデルなどで紹介しています。

大混雑の中に展示されていたのは米ソの宇宙開発競争について。
友人宇宙開発の歴史をたどるようになっています。
ふと上を見上げると。


ソ連が人類で初めて打ち上げた人工衛星"スプートニク1号"のレプリカです。


LIFEの表紙。
その熱狂振りがうかがえます。


歴代の宇宙服も並んでいましたが一番最初にあったのがこれ。
えっ!?大丈夫!?と思いましたが、アメリカ空軍の高高度用与圧服。
宇宙開発は空軍からなんですね。。


アポロ計画で使用された宇宙服のカットモデル。
中の材質まで見えます。
アポロ計画の宇宙服は背中に背負った生命維持装置もあわせると地球上では82KGにもなったのだそう。


月面探査機、後ろから。


この写真のやつです。
なんだか感動。


アポロ17号の司令船。
この中で月までの往復、10日から13日間を過ごしました。
とにかく狭い。
宇宙飛行士って大変です。
そして見上げると。


パラシュート。
これはアポロ17号が帰還した際に実際に使われたもの!!
汚れもそのときのままだとか。
すごいです。


2011年7月のミッションを最後に退役したスペースシャトル。
ここでは"アトランティス"の前部胴体とキャビン(実物大モデル)がありました。
コックピットまでリアルに再現され間近で見れるそうですが、行列がすごくて断念。

《JAXA・日本の宇宙開発展示エリア》
1955年、長さ23cmのペンシルロケット実験から日本の宇宙開発の歴史が始まりました。
その後1970年に旧ソ連、アメリカ、フランスに続き世界で4番目となる人工衛星の打ち上げに成功。
近年では、小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の帰還、若田光一さんのアジア初となるISS船長就任など、目覚ましい成果を上げています。
JAXAをはじめ、国立天文台、国立極地研究所の活動を紹介しています。


小惑星探査機"はやぶさ"
宇宙で迷子になっても帰ってきた優秀な子です。


"ペンシルロケット"
ここから日本の宇宙開発が始まりました。
鉛筆よりちょっと大きい程度のサイズです。


ISSの"きぼう"日本実験棟。
こちらも入ることができますが、行列のため断念。


上にはISSがありました。

《火星探査展示エリア》
生命存在の可能性を持つ星といわれ、月に次いで身近な天体、火星。
1976年「バイキング1号」の軟着陸以降、私たちに様々な興味を抱かせる星。
現在に至るまでの研究が紹介されています。



現在火星表面で活動する探査車「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(キュリオシティ)」
NASA製作実物大モデル機です。
米国外での展示は初めてだそう。

《未来の宇宙開発展示エリア》
ますます私たちの身近になる宇宙。
ここでは、国際宇宙ステーションへの人員・物資の輸送を担う新しい宇宙船の開発状況や一般の企業による開発などが紹介されています。


シエラ・ネバダ社の"ドリームチェイサー"
ISSへの新たな民間飛行手段として注目を集めている宇宙船。
シュッとしたフォルムがかっこいい。
これは1/3のモデル。


この赤い牛。。。
そう、"翼を授ける"でおなじみ(!?)レッドブル。
とうとう民間のスポンサーなども付く時代となったのか、、、
と思いきや。
"レッドブル・ストラトス"というプロジェクトで使われたスーツ。
このプロジェクト、なんと成層圏からのフリーフォールという、とてつもないもの。
上空39,000メートルの成層圏までヘリウム気球で上昇したカプセルからジャンプ。
最高高度での有人気球飛行、最高高度からのフリーフォール、動力補助不使用での音速を超える人類初のフリーフォールなど数々の記録を樹立。
それ、、誰もやらないから。。。
でも、これ、お遊びではなく、最高度での安全性の確保に向け、貴重な情報を収集するという目的を達成したとのこと。


こちらがそのカプセル。
こういったことが未来へつながっていくんですね。

以上になります。
いつか私自身も宇宙へ行けるのだろうか。。。
小さいころは100年先かな~と思っていたことが、今は20年先かもって思えてくる。
その開発速度の速さに驚かされました。

本当はまだまだこの10倍以上の写真があります。
えぇ、1人でも全力で楽しめました。笑
そしてすべてが紹介できたわけではないので……
気になる方はぜひご自身の目で確認していただけたら、と思います。


この「宇宙博」のキャラクター。
キュリオくん。
宇宙のことが好きすぎて、頭がまるで宇宙空間みたいにふくらんじゃったのだそう。。。
好きな食べ物はナポリタンだそうです。

グッズ売り場は大混雑でした。。
チョコボールはキョロちゃん宇宙Ver.のパッケージとなっていてかわいかった~。
買うか迷ったけど、レジ待ちの混雑を見て、そんな気持ちは捨てました。


さて、こちらは宇宙食。
グッズを買わなかった私ですが、宇宙食はあるのです。
両親が今年の2月にアメリカへ行ってきたのですが、そのときのお土産。笑
ケネディ宇宙センターへ行ったそうなので。
これでも食べて、宇宙への思いを募らせます。



ブログランキングよかったらお願いします

最新の画像もっと見る

コメントを投稿