RuN RiOt -marukoのお菓子な美術室-

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ミッション[宇宙×芸術] -コスモロジーを超えて

2014-08-26 21:30:00 | 美術
見てきました

東京都現代美術館

会期は2014年6月7日から2014年8月31日。

「2001年宇宙の旅」
なんて小説ありましたね。
一般人が宇宙に行くのはまだまだ難しいですが、以前よりもだいぶ身近になった宇宙。
幕張メッセでは「SPACE EXPO 宇宙博 2014 | NASA・JAXAの挑戦」が開催中ですが、東京都現代美術館でも宇宙の展示です。
それも芸術とのコラボレーションで。
……どうやって??
今回は、アートインスタレーション、人工衛星やロケットの部品(フェアリング)などの宇宙領域資料、宇宙にかかわる文学、マンガやアニメーションなどエンターテインメント領域などで、「拡張/集束する世界をとらえ、描写する」試みだそう。

参加アーティストはチームラボ、名和晃平、鈴木康広ら日本の現代アートの有名どころ。
ドイツのユリウス・フォン・ビスマルクもいるし、なんと大御所松本零士先生まで。
幅広い。。。
また、JAXA長期ビジョン/JAXA2025のためのイラストレーションやなつのロケット団といった、アート作品ではなく、ダイレクトに宇宙と関わりを持つ組織からの出展も。
なんかよく分からないけどすごい感じ!!??

とにかく行ってみなければ!!
一部撮影可能でしたので写真も一緒にご紹介します。

入って宇宙の歴史を見つつ、目を惹いたのは写真。
《NASA「宇宙への旅―25年の歴史」》です。
あの月に降り立った写真などが展示されているのです。
おぉ、、、なんか感激。
かっこいい。
そして宇宙で神秘的で美しい。

そのあとはなんだか暗い空間へ。。
天井には一面の星。
「SUPER MEGASTAR-Ⅱ」の体験展示です。
そう、日本が世界に誇るプラネタリウム・クリエーター大平貴之さんの「SUPER MEGASTAR-Ⅱ」
一度見てみたかったんだ~!!
今回は靴を脱いで絨毯の上に上がれます。
そして置かれているのはビーズクッション。
これを枕にごろんと寝転がって鑑賞できるのです。
おぉ、いい空間や。。。
途中、流れ星が現れたり、オーロラが現れたり。
外の暑さを忘れ、違う世界へ行ったかのよう。


チームラボ「Cold Life / 冷たい生命」(書:紫舟)
"生"の文字が、だんだんと花を咲かせていきます。

氷の樹のようにも見え、涼しげ。
"世"の木は回転しながら、変化していきます。

このあとは名和晃平の作品があったり、松本零士の原画があったり。


"なつのロケット団"とはSNS株式会社で液体燃料ロケットを開発している集団の名称。
これは2013年8月10日に打ち上げられた「すずかぜ」
初めて音速を超え、テレメトリーデータの採取も成功。
機体も無事回収されたものだそう。
すごい、すごいね。
夢があってかっこいい。
HPも見てみたけれど、宇宙の写真とかすごく素敵でした。
萌えキャラみたいなのがいて、一瞬色々迷いますが(笑)内容はすごく真面目。
打ち上げたものの報告などもしっかりあります。
かっこいいぞ!!


チームラボ「憑依する滝、人工衛星の重力」
チームラボによる巨大な滝。
といっても水が人工衛星に勢いよく落ちている感じはありますが、その逆で人工衛星が進んでいくかのようにも見える。
とっても大きくて見上げんばかり。

以上になります。
個人的にすごく好きなのはフェアリング。
打上げ用ロケットの積荷(人工衛星など)を熱などから保護する役割を果たし、大気圏離脱後に分離して落下する部分です。
これの実物が展示されているのです。
落下したものが、ってことです。
ちょっとめくれていて中がどうなっているかも見えたし……
かっこいいな~。
技術ってすごいな~と感心するばかり。
アートの面ももちろんおもしろいのですが、こういった普段分からない部分が見れたことがとにかく面白かった。
星空も見れるし、勉強にもなるし。
楽しい展示でした。


こんな写真が撮れるところもありました。
本物みたい~。すごく綺麗でした。

そして。

「キミも人工衛星になってみないか!!」
って。。。
JAXA……
おもしろくてこうゆうの好き。



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