20年前に、勧められてかけ始めた簡保の養老保険が満期を迎えました。
40歳目前で、健康不安もなく、子供たちもまだ小中学生で、20年後の自分を想像することもできませんでした。
これが満期を迎えるころには、定年をまじかにして、若い人たちに迷惑をかけながら、現場仕事を続けているんだろうなぁ。積み切れるかなぁ。などと漠然と思ったように記憶しています。
実際には、この翌年あたりから現場から離れだし、どんどん違った道へ。そして、今は、とっとと会社も辞めてしまい、のんきなシルバーフリーター生活。
振り返れば、あっという間の20年でした。まさに、『光陰矢の如し』知らぬ間に齢を取ってしまった感じです。
この間着実に増えたのは、酒の空き瓶と病名の数(トホホ)。最近は、心房細動も出始めて、もう、保険は無理。悲しいというか、寂しいというか・・・。
備えとしての保険関係は、貯蓄高(あたしの一般会計)に入れていません。当面は使う予定もないので、満期金は、別ポケットで、預金することにしました。
ほんとうに困ったときや、子たちのお祝いでもあったときの足しになればいいと思っています。
掛け捨て部分はそうとうあるのですが、生きて満期を迎えられたので、いくらかまとまった金額になりました。お金は使ってしまおう傾向のあるあたしに、当時、加入を勧めてくれた担当者に感謝です。