まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

春の紅葉

2016年04月13日 | 少し働く日々

公園清掃のアルバイトをして、四季の移り変わりに対する感度がぐっと上がりました。

春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際・・・
夏は夜。月のころはさらなり・・・
秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと近うなりたるに・・・
冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず・・・

高校生のころ、先生の声を夢枕に、熟睡一歩手前の、遠くで聞こえた清少納言の枕草子の一節ですが、この冒頭部分くらいまでは、不思議と覚えていて、最近は四季の中で、口ずさみながら作業している自分がいたりします。

日常の自然でも、感じ方が変われば、見え方も変わってくるということなのですね。

紅葉いうのは、秋だけのものという先入観をずっと持っていたのですが、違うんですね。

 これは、もみじの木ですが、まず赤い若葉が出てきて、いったん紅葉したようになってから若緑になっていきます。常緑樹のクスなどは、今、紅葉した古いはっぱをたくさん落として葉の入れ替えをしています。こんなひと時が終わると、本格的な新緑の季節、春ですね。

 多少の収入を得て家計の足しにしたい、少しだけ社会参画していたいとの思いで初めてアルバイトですが、いい仕事に就けたと思っています。

コメント (2)
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