強い痛みは続いていますが、足首までぱんぱんに腫れ上がっていた状態は改善してきました。このまま沈静化し、他へ痛みが転移しなければ、来週再度受診して、日常の尿酸値コントロールの方へ移って行けるかもしれません。
以前組織に縛られる仕事をしていたときは、この段階で変な責任感で動き回ったり、油断して長風呂に入って、左足親指のつけ根関節の痛みが、くるぶしに、治ったと思ったらアキレス腱に。軽くなったと思ったら、右足へ、という痛み箇所の転移に入ったこともありました。こうなると、発作は一月以上です。
会社もそうそう休めないので、鎮痛剤を多用して、やせ我慢して仕事を続けていると、右が終わったら、また最初の左足親指のつけ根関節に痛みが戻ってきた、なんてこともありました。
痛風の痛みで命をなくすことはないですが、体が悲鳴を上げて炎症をおこしているのを、ロキソニン等の強い消炎・鎮痛剤で抑え込むわけですから、けっして体に良いわけはありません。
強い薬を長く飲めば副作用も心配です。痛風の発作部は、よほど我慢強い人でも痛みで普通に機能しませんから、階段から落下したり、交通事故を起こしたりという、派生的な事故で命を失ったり、奪ったりしてしまうこともないとはいえません。
ロキソニン等の消炎・鎮痛剤を飲んだり、貼ったりすると痛みが軽くなってくるので、病気が治ってきていると思いがちですが、痛風の原因である尿酸の対策は、痛みが治まった後の治療です。消炎・鎮痛剤は、油火災に消火剤をかけているようなもので、いったん消えても、油の温度が上がればまた発火します。
気ままな今だからいえることですが、消炎・鎮痛剤は我慢できない痛みの対策として使うべきでもので、仕事をするために使うものではないですね。痛いときは休んだ方がいい。
今は気ままな自由業・無職。
時間はたくさんあるし、差し迫ったことはないんだら、ゆっくり休んで、左足親指のつけ根関節だけで痛みを抑えなきゃと、水分たっぷりとって、お家生活継続です。
今回の発作の痛みは、ひさびさの『痛風』って痛みでした。腫れ方もそうとうなものだったし、ピーク時は、ほんと、風があたっても痛みを感じました。少し改善してきた感はありますが、左足親指の感覚はまだぜんぜんないし、動かせません。