まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

峠の草刈り

2019年06月27日 | 少し働く日々

今月最後の交通誘導のアルバイト日だった。

今月はこの会社で8日働いた。

日給制、働きたい日自己申告、荒天ならお休み。

思いっきりの日雇い労働だけど、今の生活にはこのペースがちょうどいい。

今日は勝浦市の某所で峠の草刈りを行う皆さんを交通誘導を通じて作業支援した。
「安全はすべてのものに優先する」
作業員の皆さんはもちろん、通行者に事故があってはならない。

こう考えるとこの仕事そんなに悪いことではない。

でも今の現状では、若い人が長期にわたって自分の仕事としてする仕事ではない。将来起業をするなら悪くはないと思うけれど。

半年かかわってみて、私のようなぷーちゃん性格のジーサンマンやもう年金を頂いていて遊びのお小遣いが欲しいという人には最高にいい仕事だとは思う。

お世話になっている会社では、還暦過ぎの私は若手である。70代以上が多く、80代の人も一緒に作業したことがある。

人にはいろいろな事情があるのだけれど、さすがに80を超えるとこういう仕事は厳しいなあと感じる。

まあ、自分もそうなるかもしれないわけで、ひとのことを云々することはさけたい。

70歳ちょっとまで頑張って元気でいたら、『四千万歩の男』にたどり着ける。実はともかく、形だけは伊能忠敬なみになる。(笑)

その後は運転免許も更新せず、毎日ウォーキングジイサンマンに徹したいな、と思っている。

今日の現場には 数日通った。
こういう峠道が草木に覆われないでいい感じで維持されている理由が、この歳になって初めてわかった。

道路や建物は作って終わりというわけではない。
完成した時が維持の始まりである。
維持には継続的に莫大なお金がかかる。

シルバーバイトを通じて感じた『今日の視点』でした。

ちなみに、この現場のリーダーは72歳の先輩だった。体力の衰えは感じたけれども、さすがに指示(経験)はすごい人だった。(笑)

=====

「身が衰えるほど口は達者になる」

経験を伝えることは悪いことではないけれど、難しいですね。

あたしゃあんがい素直なのでとても勉強になりましたが、リーダーと同年代、歳の離れたひとには、同じことを言っても響かない(むしろ反発)ことがあるようです。

思いを伝えることは難しいですね。

 




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