スマートフォンなどを使用しながら車を走行させる「ながら運転」についての違反点数と反則金が引き上げられ、新たに、違反を繰り返すと「六月以下の懲役または十万円以下の罰金」の罰則が適用される可能性がある懲役刑も追加された改正道交法が、今日から施行らしい。
もう30数年前のことだけれど、渋滞ぎみの道路で足元に落ちたボールペンを拾おうと視線を逸らしたところ、前車に追突してしまった苦い思い出がある。
すぐに使うも物でもなく、止まったときに拾い上げればなんのことはなかったのだが、自然に体が反応してしまった。
時間にすれば、1、2秒だったろうか。前方から目を離したすきに、前車のブレーキがかかり、ドスンである。
相手は大型のダンプで、先方にケガも物損もなかったのは幸いしたのだけれど、相手の時間を奪い、警察にお手数をかけ、多少の渋滞も引き起こして一般の通行者にも迷惑をかけた。
それ以来、「ながら運転」はしないように努めてきたけれど、ちょっと視線を外したタイミングで、ヒヤッとすることは今も時々ある。車は便利だけれど、言うまでもなくとても危険な道具である。
交通誘導のアルバイトをしてみて、意外なほど多くの方がスマホを片手に運転されている姿をかける。
私のように実際に事故を起こしてみれば、「止めよう」となるのだろうが、一旦ついた習慣はなにかきっかけがなければ自発的にやめることは難しかろう。
罰則強化でなければ止めないというのも、ちょっと悲しいが、人間だもの、そんなものだ。これをキッカケに自分の中の「ながら運転」を再度点検して、防げる事故は回避していきたい。
私の場合、携帯はたぶん大丈夫だろうけれど、運転中にペットボトルを取るとき、知らない場所を訪ねたときのナビの注視、この辺が危ない!かな。
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<今日は何の日>
今日は、『瞳の黄金比率の日』だそうです。
意識調査によって白目と黒目の比率が「1:2:1」の瞳がかわいいと発表されたことを受けて、語呂あわせで輝く瞳推進委員会が記念日に制定。
たしかに、女優さんなどにもいわゆる黒目がちの人は多いですね。
いろいろな記念日があるもんです。
でも、目は細目で怖くても、優しくていい人ってのもたくさん知っています。
外見と内面は必ずしも一致しないのが、また面白いところですね。(笑)
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