まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

言葉、態度も大事だけれど

2017年01月19日 | 日記

もうじきトランプさんが米大統領に就き、新しい世界が動き出します。

今までになかったタイプのようで、その発言、態度が就任前から批判の的になっていますが、あたしはあまり違和感がありません。
演じているようなところもあり、むしろわかりやすくでいいと思っています。

だって、ツイッター等で自分で発信しているらしいので。
社会的影響力がある立場で、そうすればどうなるかはあたしにだってわかります。

成熟した社会は、ある時、体制とは対極に極端な個性をもったリーダーが作られたり、現れ、暴力(戦争)によって行き過ぎた成熟を壊し、社会が再生を繰り返してきているように見えます。

あたしたちのまわりでは幸い70年近く戦争はありません。
でも、中国、台湾も、朝鮮も、日本も、米国も、社会は一定の成熟(壁にあたる)期にきているようにも思います。

大政奉還は無血で行われたと習いましたが、そんなことはないですね。
300年近い徳川政権の中で燻り続けた”その他”の人たちの思いが、日本列島を血で洗ったというのが真相のようです。
殿やご家老は力を失い、一部のその他が社会を牛耳った。

でも下流で暮らす庶民にとっての戦争は、勝ち負けではなく、とうちゃんが死んでしまったか、生きて帰ってきたか、それだけではないかと思うんです。悲しみしか残らない。

下流の庶民は、将軍様の国でも、あたしんちでも、米国でも、なんとか家族が毎日を送れる、食っていければそれが一番幸せなんだと思います。

トランプさんは実業家として成功した人で、その手腕は万人が認めています。
発言、態度は、”ジェントルマンな大統領”ではないかもしれませんが、大いに発言してもらって、世界中の経済をぐちゃぐちゃにしてもらうことで、無血戦争(社会の組換え)をできる人なのではないか、そんなふうに期待しています。

調整は、その意を受けて実務の人がやれば、ちょっとは新しい社会の形が見えるかもしれないと思います。

コメント
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