まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

お役人の意識

2016年07月23日 | 日記

22日朝の番組で、F市の学校給食課の女性職員(61)が、2011年から2015年3月頃にかけて学校給食費約6470万円を着服、という報道がありました。

テレビだったので、上司の方が顔出しで釈明していたのですが、ちょっと違和感!

事件の説明責任ということで、さらにエライ上司から言われて出たのだと思います。
事実関係を話され、女性職員を犯罪者として刑事告訴するというような話で、使われたお金の負担者(市民)へのお詫びなどはありませんでした。

着服してしまった女性職員の年齢を考えると、子世代がパートや家計を切り詰めて支払った孫の給食費をかすめ取ってしまったような格好で、一番悪いし、なさけないのは確かです。

でも、4年以上、年1000万円以上のお金を抜かれて、それに気づかなかった組織の管理のあり方、責任の所在、これが一番大きな問題ではないでしょうか。

女性職員に返還を求めるにしても、最後はない袖はふれません!ということになる。
使われてしまったお金は、市民の税金や負担金から払われることになるのでしょう。

悪いのは、やった人だから、刑事告訴します!(私たちは悪くない!的な)

一見筋が通っているようですが、なんだかすっきりしません。

トップである市長が管理体制の甘さを反省、お詫びし、大筋の再発防止策くらいは発表してもよかったのでは?と感じました。

コメント
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