村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

17.無能で不誠実な政治家や役人の思いつきの対策にまかせていいのか、またまた失敗するのでは?

2006-03-10 15:52:43 | 政治

「デフレから抜け出したい」「物が売れなくて困る」「少子高齢化が進み、財政がますます厳しくなる」と言って、テレビやマスコミで騒いでいますが、私には何故か素直に理解し賛同できません。バブル崩壊によって、ある意味せっかくエコノミックアニマルから卒業できたのに、またまたエコノミックアニマル的な対策をやって景気が良くなりさえすれば、それで良いとなりそうなんです。これからの日本はもっと精神的なリーダーシップをとる世界をリードする誇り高い国を取り戻していくことが大事だと思うのです。
昨今、大問題のように言われ、マスコミでも、かんかんがくがくの議論がされています。しかし冷静に考えると、そんなに簡単に良い・悪いと断言できることではないように思います。というのは、こういう現象は、それぞれ理由があってこうなってきたのであって、昨日・今日急にそうなったわけではないのです。もし大騒ぎするのならもっと早くすべきことだったはずです。例えてみると、「若気の至りで不摂生をしていた人が、ある日突然癌になった、さあどうしよう?」というような状況なんだと思います。
しかし、そんな場合でも、そのまま、ありのまま受け入れるしかないと思いますし、とってつけたような対策をやっても目覚しく状況が良くなることは期待できないのです。無能で私利私欲に走る政治家や役人ども一部の学識経験者がデフレ脱却・景気拡大・人口増加が必要だと真顔で言い、対策を考えているらしいのですが、これは、ひょっとして、またまた彼らの陰謀ではないかと疑うほどです。また国民は騙されているのではないでしょうか?大丈夫ですかね?そのうちインフレになった時になって、デフレに戻してくれ・資材の価格を安くしてくれ・人口が少ないほうがいいなんて言わないでしょうね?「質より量」ということには懲り懲りしているんです。頭も根性も悪い政治家や役人が思いつきで、見よう見真似で数字合わせ・形だけ合わすことは、またまたとんでもない悪い事態を引き起こすようないやな予感がします。
バブル崩壊では思い切り騙されましたが、彼らは謝罪もしないし、責任もとりませんからね。
少なくとも、政治家の先生達が大騒ぎし、いっぱい面舵をとるほど、私には悪い状況ではないように思えるのです。政治家や役人は重要なことをやるのは遅いのに、つまらんことは思いつきで、どんどんやりますから危なくてしょうがありません。

いくらデフレと言っても、物の価格がただになることはないのですし、人間もそんなに馬鹿ではありませんから、いつかは自然に止まるはずです。一面だけでなく多面的・長期的に見てみることも大事ですよ。物事は良い面もあれば必ず悪い面もあるのです。逆に良い面があるということは、同じくらい悪い面があるのです。「馬鹿は馬鹿なりブスはブスなり、貧乏人は貧乏人なり」で良いのであって、それらが悪いと身勝手に決め込むのは、むしろ危険なんではありませんか?もっとゆっくり時間をかけてやる、それよりも無駄な歳費の出費を大幅に減らすことのほうが先決なんではないのでしょうか?

1)デフレ:物の価格が下がるんだからいいじゃないの?
2)物が売れない:資源が無駄使いされなくていいじゃないの?
3)人口が減る:世界は人口が異常に多くて困ってるんだし、人口減れば暮らし易くなるんではないの?
何も悪いことなんかじゃない。勝手に悪いと考えているだけだ。彼らは、底の浅い屁理屈を何だかんだと彼らの都合の良いように振り回すだけなんです。

物事というのは、本来あるがまま・自然にまかせればいいんじゃないですか?なんじゃかんじゃと現状に不満を漏らす奴にろくな奴はいないんです。
無能で根性の悪い政治家や役人なんかが、あわてふためいて、下手にいじくりまわすから世の中結果的に、どんどん悪くなっていくんです。
病気なんかも悪い時は、薬や注射もいいですが、できればゆっくり時間をかけて直すのが一番ですよ。
世の中を良くするためにもっと大切なことは、自分自身を磨くことなんです。自分以外のことに解決策を求める、他に依存する、下手な対策を打つ、保護政策に頼るのは邪道でしかないのです。

日本では1970年以前は、為替が1ドル360円くらいでしたが200円更に100円台に急速に円高になってきました。最初は大騒ぎをしました。でもその後円を安くするように対処したかというと、そのまま円は高いまま今日に至っています。当時日本人は、円高になって困りはしましたが、一生懸命努力し円高をそのまま受け入れ、今日に至っているのです。変な抵抗はしなかった、でもかえって、おかげで日本は豊かになったのです。世界の一流の仲間入りができたのです。
そして今為替は100円~120円を自由にうごめいているのです。実に自然です。自然にまかせているのです。困ることがあるとすれば、大した理由もなく、急激に為替が上下する時だけなんです。
アフリカで深刻な絶滅の危機にある動物を保護したところ増え過ぎて、結果的に殺すことになったことがあります。絶滅の危機だから手を打つというのはいいことではありますが、本来から言うと可能な限り、自然にまかすのが最高の策であると思うのです。人の知恵は、所詮猿知恵以下ですから、「人が良かれと思ってやったことがかえって状況を悪化することがある」ということを夢夢お忘れなきように。
「アジアの国で、ある日本人が、現地の人がよく働くので金を余分に与えたら、翌日からとたんに働くなくなった」という話があります。理由を聞いてみたら、「お金がこんなにあるのだから働く必要はない」ということだったらしいのです。そういう意味からすると日本なんかはこれ以上何を望むの?と言いたくなるのです。日本では景気が悪い給与が下がった財政赤字だと言っても「食べるものも・寝るところも・雨露しのげる家も・全てが揃っているのに」と思うのです。強いて言えば今すぐに果敢にやって欲しいことは、無駄な歳出の大幅削減くらいでしょうかね。

・人口が減るのなら、当面はそのまま受け入れて、「子供生めば金やるぞ」みたいな変な対策をやらないほうが良いのではないかと思います。日本の農業がお金ばらまきをやってきたために、外国に比べて数倍高い野菜や米を買うはめになっているのです。沖縄なんかは、普通に子供を沢山生んでいるそうですよ。お金もらえるから子を産むなんておかしいですよ。
高齢化ということは、素晴らしい高い能力を持つ有能な人材が沢山巷にあふれてくることであり、若者は、そういう人に教えてもらうことができるというわけです。こんな素晴らしい状況がかつてあったでしょうか?

むしろ逆転の発想で日本の人口をひとまず半分くらいにして、頭数より有能な日本人を育てる、労働は、若者の数十倍働くロボットに任せればいいんです。そういう国家戦略のほうが長い目で見て日本にとっても世界にとってもいいことじゃないのですかね?なにしろ、これからは人口が多い国は、むしろやばいですよ。大企業が膨大な社員かかえて困ったことを忘れてはいませんよね。食料不足・資源不足になった場合人口が少ないということは、それだけあれこれ有利なはずですよ。
世界は人口増加と多くの人が贅沢を始めたことで資源や食料の枯渇の危機に瀕する前夜なんです。無能議員や役人どもや学者さんに、まかせないで、国民自らが、皆で深く考えないといけませんね。

・「デフレを解消するのにインフレ目標をあげて」なんてのもおかしい話ですよね。物が安くなるのは、貧乏人や高齢者にとっては、結構な話なんですよ。それどころか日本の物価は、まだまだ外国に比べて異常に高いと言われているのですよ。
またそんなことしなくても、物価はどんどん上がっているのですよ。皆様が想像できるかどうか疑問ですが、間もなく更にびっくりするほど急激な物価高に悩まされることになるのです。
少なくとも私にとってデフレではぜんぜん困っていませんし、むしろ非常に恩恵を蒙っています。無理やりインフレなんかにして欲しくないのですがねー。

・国民がそこそこお金を持っているのに、物が売れないなんて、よくよく考えれば、素晴らしいじゃないですか?買わなくて済ませれば、資源やエネエルギーの消費が抑制されていることになるのです。お金を使わないでなんとかしているということなんです。これぞ、循環型社会のお手本のような昔の日本の暮らし方そのものなんです。自動車止める・家は中古マンションにする・衣服は買う必要はない・贅沢な食事は止める・海外旅行なんかも止める・酒とタバコを止める・冷暖房も止める・携帯も控える、それで十分お釣りがくるはずですよ。

昔は衣服が破れても母親が夜なべして繕い、兄の衣服は弟にお下がり、物はとことん修理して使いました。食べ物なんか残すなんて絶対にしないし、捨てるなんて考えられませんしとんでもないことでした。

景気が悪い収入が少ないと言ってるわりに日本人の無駄使いの習慣は改まっていないのです。むしろもっと無駄を減らすべきじゃないんですかね?ところがそろそろ昔のように無駄や贅沢を始めたいのか、安易に「景気上げよ・給与あげよ・人ふやせと」、右肩上がりの再来を夢見るのです。
日本の場合、もし景気が良くなって、物価が上がっても、個人の収入が劇的に増えるわけはありません、かえって一般の人の生活は苦しくなっていくようにも思います。
最近の人件費は、中国やインドなどの低賃金の国と比較されて評価されるのであって、日本人の生活が贅沢だから、日本人の給与が高くて良いという理屈は通らないのです。どんどん資材の原価が高騰すると、そのしわ寄せは、更に人件費にくるはずです。もし給与をあげてもよいという理屈がとおるとすれば、その時は、日本からは多くの企業や工場は無くなっていくか、ロボットや自動機械に置き換わっていくことになるはずです。
下手に景気がよくなったり、インフレになって困るのは一般の人々なんです。そういうことを冷静かつ客観的に考えておかない、あとあと「そんな馬鹿なことはあるかい」と言ったところであとの祭りになるだけです。
まあ私の言いたいことは、自然にまかす。もっと昔の生活スタイルに戻れということなんです。高齢化して病気になり死ぬなんてことは、昔は当たり前だったのです。むしろ高齢化社会なんてのは愛でたいことなんではありませんか?
松下幸之助さんが会社の講演でしょちゅう言われていました。「”自然治癒力”というものが人間や自然界には、備わっているから、その力を最大限に活用すべきだ」とね。
「下手な考え休むに似たり・果報は寝て待て・待てば海路の日和あり」
大切なことは「自然」に戻すこと。不自然が一番いけません。

なにしろ無能で不誠実な政治家や役人におまかせというのはなんとも怖い・恐ろしい話ですなー、ゾーさむーい。どんどん日本はそれこそ三流国家に落ちていくように思います。このままでは、日本の祖先がえいえいと築いてきた誇り高き伝統を失っていくようなことを大いに懸念します。経済なんかよりそのほうが心配ですが、すこぶる無能な政治家・役人は、どうも枝葉末節のことばかりやり・やり方もお粗末極まりないように思います。
私が、いつも政治家や役人や学者さんは無能と言っていますが、冗談でなく、彼らは一見良さそうに見えるだけで、本当に正真正銘の無能・無気力・無責任・無力・無知な人々ですよ。絶対に信頼なんかしてはいけませんよ。私なんか、ずーと以前から、できれば、彼らのいない国に亡命したい又は彼らを国外追放したいと何度も思っていますからね。

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