287.変化や予兆に自分自身で真面目に取り組め

村上和隆　
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京都は不思議に地震が少ないというか、地震が無いと言ってもよいくらいだ
阪神大震災前の２年くらい、その京都に一時地震が多発した
当然、京都で大きな地震雲も頻繁に出ていたことを思い出す
それでも当時は、
まさか、関西にあんな大地震が来るとは私自身思いもしなかった
阪神大震災後、京都で地震雲は年々減り、ここ数年地震雲を全く見ない

①物事には必ず変化や予兆がある
②変化や予兆の原因を追求するべきだ
③そして適切な予防対策を打つべきだ
④変化や予兆は、優れた超名占い師なのだ
⑤インチキ占い師でなく自分の目と耳で予兆を読みとるべきだ

東関東の大地震も数年前から明らかな予兆があった
しかし見過ごした又は見て見ぬふりをした
日本も多くの変化や予兆が地震雲のように多発している
そう考えると、巨大地震での教訓が全く活きていない

お手上げ、諦め、神風頼り、政治家のせいにする、座して死を待つ、いさぎよい？？？
「親が悪いんだ」と逆切れするだけで、自分は何もしようとしない子供達のようなものだ

政治家が悪いとか民主党が駄目だと責任を他に転嫁して
我関せず、自分は何も予防策を実行しようとしない
と言うより、むしろ「反対・反対」を叫ぶばかりなのだ
「原発反対」とデモなんかして、真剣に考えています、対策をしている気分にでも浸っているだけ
インチキ占い師は信じるが、突き付けられている数々の変化や予兆は見向きもしない

マネジメントで最も大事なことは
変化や予兆を適切に、監視・測定することなのだ
その変化や予兆に自分自身で、迅速にしっかり手を打つ事なのである

占い時代というが、神様がお示しになる予兆をもっと謙虚に受け止めなくてはならない
政治や政党の批判で誤魔化さずに、予兆に対して自分自身として真剣に対処しなければならない