村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

226.曲がり角で、きちんと進むべき方向をチェックすることの大事さ

2012-01-05 09:51:55 | 人生
村上和隆 
   京都事務所:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   滋賀支所:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10

村上和隆総合支援&村上原基人生勉強会
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業⇒人生勉強会創設

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村上原基健康体操塾

私は冬場は、京都のマンションに暮らしています
マンションのエレベーターは1.4.7.10階だけ止まるので、通常10階で降りて1階歩いて下りるのです
私は健康上、時々、わざわざ4階や7階でエレベーターを降りて9階の我が家まで歩いて上るのです
ところが通常10階で降りて1階階段で降りるので、つい間違って上に行くべきところを下に行ってしまう
また出張で近鉄電車に乗る場合、通常ほとんどが京都駅に向かうことが多いので
時々奈良方面に行く用事の時にでも、間違って京都方面のプラットフォームに行ってしまう
このように長年の習慣は、違う局面の場合で、ついついいつも通りに行動させてしまうのです
間違った方向に乗っているのに本人は疑問を全く感じず平然と京都まで行って、やっと間違いに気づくのです
昨年世界や日本は、非常に大きな曲がり角に立たされましたが、過去の考え方で行動してしまうのです
私は常々経営において大事なことは、「適時・的確なチェックである」と申し上げています
きちんとしてチェックがあっての計画・実施・アクションなんです、チェックが土台なんです
チェックを怠ったために大きな災害や事故や損害に結びつくことが非常に多いからです
計画自体も実施自体もアクション自体も、それぞれきめ細かいチェックが必要なんです
チェックを怠ると、下手するととりかえしのつかない命取りになることが多いのです
病気も早期発見・早期治療と言いますが、検査=チェックの大事さを強調しているのです
「歳とって物忘れがひどくなった」という人がいますが、実は歳のせいなどでではないのです
真の原因は、チェックが確実に行われているかどうかなんです
例をあげましょう、
自宅に帰って鍵とか財布とか携帯をどこかに置いたとします
きちんとした場所におけば、まあ1日経った翌日でもありかを容易に見つけるでしょう
しかしときたま、いつもは置かない場所になんとなく置いてしまう場合があります
そうすると、さあ大変、あるはずの財布や鍵や携帯が見当たらないのです
そうなんです、物を紛失する原因は、物を置くときにチェックをかけないからなんです
物を置く場合私がやっていることは、「ここにおいて次に見つけられるか」とチェックをかけるのです
多くの人の場合、そこに置く意識がなく置いてしまう場合が多いのです
電車で網棚に荷物を置くのは危険です、忘れる可能性は大です
私は、物を置く・物をポケットなどにしまう場合、そこにおくことを強く意識し記憶させています
ちなみに切符や財布や鍵をポケットなどに入れて、降りる駅でどこに入れたか思い出せない人が多いのです
嘘だと思うのならば、一度やってみて下さい
そうです、なんとなく意識せずに、いい加減な場所に押し込んでしまうのです
一番いいのは財布はどこ、鍵はどこ携帯はどこ、切符はどことしまう場所を決めておくことです
更にものを置いたりしまう場合に、その場でしっかり記憶させることです
要するに私の言いたいことは無意識になんかやるのでなく
特に曲がり角的な場合や場面では、きちんと意識的なチェックを入れることです
工事現場や運転手のやる”指差し呼称”というのはその典型です
今日本は膨大な財政赤字を抱えている、震災のためにまたお金を使う、年金も怪しい・・・・
そういう時、すなわち曲がり角で人間は、立ち止まり、自分独自にチェックをかけるべきなんです
財産はどうする、健康はどうする、住む場所はどうする、暮らし方はどうする・・・・・
大事なことは、自分なりにきちんと納得して曲がり角を右に行くか左に行くか真っ直ぐ行くか決めることです
時間をかけて調べ・考え抜いて、財産よーし、健康よーし、住む場所よーし、暮らし方よーしとやるんですよ
日本人は平和ぼけなのか、そういうことが苦手で「どうにかなるさ」というノーテンキな人が多いですね
日本人は、過去の道をそのまま漫然と進むタイプか座して死を待つ諦めタイプのいづれかが多いですね
人間は平和に長く浸っているといつしか曲がり角を意識もせず、いつも真っ直ぐに進み続けるのです
昨年は巨大地震や津波や原発事故・節電・ユーロ危機・超円高がありました
大きな曲がり角、さあ自分は今この曲がり角で立ち止まってどうするか考え直すべきなんです
ところが私の周辺の人は、まあそういうことができていないし、私が忠告しても無視ですね
人生には日々曲がり角が次々にやってきます、特にここ10年の日本には、大津波のように押し寄せます
過去、多くの曲がり角をどうにかうまく乗り越えてきたから今後もうまく行く保証なんて何もないのです
否、むしろ過去に、偶然にうまく行った人ほど、今後はうまく行かないはずなんです
過去は、どうやら、たまたま運が良かっただけなんです、企業経営でもありがちなことです
チェック・チェック・チェック・チェック・チェック・チェック・チェック・チェック・
時々刻々、日々、月々、年々曲がり角がやってきて、その曲がり角も困難なものになってくるのです
「また、今後も政治や役人や会社や親が助けてくれるなんて」甘いんです
さあ私がやっているように日常の些細なことから「曲がり角でチェック」を励行して下さいね
自分自身でしっかり考えて結論を出して、地道に行動に結びつけることです
二宮金次郎は言っています
 ①大農は草を見ずに草を刈る、中農は草を見て草を刈る、小農は草を見ても草を刈らず
 ②貧富の分かれ道「遠きを図る者は富み、近くを図る者は貧す」
チェックは早いほうが良い、遅いチェックは命取りになるということです
遠くを見ている人は、曲がり角でも適切な道を選べるのです


コメント
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