村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第41号 村上和隆の人生塾「一言」     何故・何故・何故・・・・・・と10回以上繰り返し質問

2008-06-28 06:15:14 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

※お知らせ:今後4~11月は事務所が滋賀の山中になるため毎日掲載できなくなります、やや日があきますが了解下さい

41.「何故・何故・何故・・・・・・と10回以上繰り返し質問せよ」

「何故・何故・何故・・・・・・と10回以上繰り返し質問せよ」と教えてくれた人がいましたが、人間より下等な生き物は、何故なんてことを深く考えないのです。
ある業績の良い会社では「3度ナゼを言え」といって成果を出している会社もあります。

そんなことを全ての生き物が考えたら地球上は、むしろ凄く混乱してしまうでしょう。
しかしなぜか人間だけは「何故?」と考えられるんです。ということは、人間であれば「何故と考えないと価値がない」ということを意味します。

子供はしばしば「何故?」って頻繁に聴きますが、「煩い!」なんて親のほうが苛立ってしまいますね。でも本来人間はわからないことばかりなのです。
しかし、いつか、人間は中途半端に社会に同化して、わかったような振りをするようになり、「何故?」という最も大事な疑問の投げかけを、あっさりと捨て去るのです。世の中は進歩し便利になり豊になっていきます。
そういう過程で人間はだんだん大きな勘違いへの道を歩んでいくのです。
そこでやはり一度踏みとどまって「何故?」と深く考えてみないといけないのです。

人生は一生死ぬまで、「なぜ?」を追求するものなんですから。「何故?」を追求しなくなったら人間御終いです。
便利・豊か・安全・平和・快適・・・・それが当たり前の若者が増加していることは、「何故?」を考えない人の増加を意味します。
「何故?」を知っていて疑問に思わないのであれば素晴らしいことなんですが、何もわからない人間が日々の暮らしにおいて「何故?」を考えないようになったとき、国家も人類もそう遠くなく滅亡していく運命にあるようです。

昔は、人々は四六時中「何故?」を考えていたはずです。そうしないと生きていけなかったからです。
歴史遺産の建造物の解体修理なんかで細部を見ると、科学や機械に依存する現代人には思いもよらぬ知恵や工夫が潜んでいて驚かされることが多いそうです。

”知恵とは=何故という疑問”ですよ。

このたび村上和隆人生塾を開校しました。
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