ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

SONY ST-SA50ES チューナー

2023-05-08 | チューナー

音出し確認済みでAM/FM受信しません??という製品を1,600円で購入しました。1997年発売の製品で型番からするとST-S555ESXの後継機と思われがちですが全く違います。このST-SA50ES(クォードラチュア検波)はST-SA5ES(PLL検波)のコストダウン機という位置づけです。ST-S555ESX(高級機)ST-SA5ES(中級機)ST-SA50ES(入門機)というかんじでしょうか。この時代はチューナーの人気が無くなっていたのでしょうか。

価格のわりに高級感があります。オーディオは見た目が大事です。

取説が付いていました。このチューナーは地域を措定すると自動サーチが動いて受信した放送をJ-WAVEみたいに登録してくれます。よく見ると2002とボールペンで書いてあるので2002年購入したようです。

受信しないと書いてありましたが問題なく受信するようです。

裏側 RCA端子は金メッキされているようです。

カバーを開けます。価格相応の中身ですが部品などは良いものも使用してあるようです。トランスが小さいですね。

基盤を取り出します。フロントエンドはミツミの汎用品ではなくSONY製なのかな?

基盤の裏側 RCA端子や発熱する部分は半田をやり直します。

ロータリーエンコーダーは少し動きが渋かったのでグリースを塗布しました。普通にフライホイールが付いていて軽く回ると思っていましたが価格を考えるとこんなものでしょうね。

選局用つまみはアルミの削り出しを使用してありこれがフライホイールの役目もしているのかな。

ネジは鉄に銅メッキしてあります。

クォードラチュア検波 LA1235

フロントエンドのカバーには「ESブランド」のマークが誇らしげに貼ってありますが・・・これESブランドかなー?

信号強度を表示できけっこう正確のようです。

各部を調整して完成 PLL検波方式のチューナーははっきりとした音が特徴ですがクォードラチュア検波は滑らかな音が特徴でここら辺は好みが入るのですがよく調整されたクォードラチュア検波方式はなかなか良い音だと思います。

試聴中 やはり高級感があります。性能は使用しているST-333ESXより劣るのですがクォードラチュア検波の聞きやすい音もなかなか良いものです。

 

 

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