Lo-D HA-380 アンプ
昔何気なく聴いたこのアンプの音が歪が少なく良かった記憶があったので「電源のみ入るのを確認」を1,610円で購入してみました。その当時はデザインといい価格といいあきらかに入門用(初心者用)という感じで購入まではいきませんでしたが何となく気になっていたアンプでしたのでレコードプレーヤーやスピーカーのテスト用として購入してみました。このアンプの情報は少なくおそらく1975年ごろの製品と思われます。
整備後 残留雑音 0.8mV 周波数特性 20Hz-30KHz -1db
前面 目立つ傷もなくきれいです。
裏側 錆もなく比較的きれいです。
ケースを取ったところ。埃もそれほどありません。
接続にコネクタを使用していないのでメンテナンスは面倒です。
内蔵のヒューズは切れていませんでした。
リレーはアークはないようだったので清掃しておきました。
ボリュームは分解清掃します。
スイッチの分解清掃
こちらの切り替えスイッチも真っ黒なので清掃します。
NEC B617A
NEC D587A B617AによるシングルPPなので出力は30Wぐらいでしょうか。
交換部品
修理完了 アイドリング電流は40mAに設定、DCバランス調整は無いので40mVぐらい出ていますが問題ないレベルなのでそのまま。
VUメーターのランプも点きます。
リア スピーカー端子は交換しました。
100Hz トーンコントロールがOFFにできないので波形がちょっと変です。
10KHz
スピーカーを繋いでチェック中 PHONO端子はボリュームを上げるとちょっと雑音が多いようです。 PHONOアンプIC HA-1452Wの劣化のようですがチェック用アンプとしては使えそうです。
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