ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

YAMAHA P2050 PA AMP 2台目

2023-08-16 | メインアンプ

電源が入るのみ確認といういわゆるジャンク品を1,000円で購入しました。このアンプはパワーが手ごろで自然空冷なので家庭で使うには使いやすいです。以前購入したP2050はパワートランジスタが壊れていましたが今回のは大丈夫かな?

外見は傷やスレはありますがそれほどラフに扱われた形跡はありません。

裏側

電源は入る製品なのでヒューズは切れていませんでした。

上の蓋を開けたところ。

内部のヒューズも大丈夫でした。

VRを外します。このボリュームは左右で抵抗値が違っていました。抵抗の表記は33.3K Lが33K Rが28.5K動作に問題はありませんが・・・こんなに違うかな?

VRは分解清掃後接点復活剤を綿棒につけて塗りました。

パワートランジスタは大丈夫なようです。入力の差動回路はペアを組み直しました。

スイッチは分解清掃します。

こちらも汚れています。

アンプをチェックしていると動作が何か変です。パワートランジスタの配線を(半田が少ないなー)と思いながらひっぱると外れてしまいました!!端子に巻いてあって線に半田が乗っていなかったようです。これは製造段階のミスと思われますが・・・これが原因で出品されたのかと思います。

電解コンデンサーは交換しました。

使いやすいようにRCA端子を取り付けました。

アイドリング電流TP1-TP2の電圧を19mV(40mA)に設定DCバランスTP2-TP3の電圧をチェック実機はL=1mV R=3.5mV

100Hz 方形波

10KHz 方形波

完成 残留雑音 L,R=0.12mV  周波数特性 L.R=7-60KHz -1db (1W)

試聴中 JBL-4343で試聴、出力が小さいのでYAMAHA B-2などのような力強さはないのですが中音域の滑らかな音が特徴な気がします。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ICOM IC-351 トランシーバー | トップ | ICOM IC-HM7 マイク »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

メインアンプ」カテゴリの最新記事