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ガラクタな部屋

音楽を古いガラクタ製品で聴いています

ADVANTEST R3267

2019-05-09 | 測定器

ADVANTEST R3267
オークションに「現状品」で出ていたので64,000円で購入してみました。
周波数範囲は100Hz-8GHz、分解能1Hz-10MHz、ダイナミックレンジ-145db C/Hz オプションは無い製品です。当時の価格は3,100,000円でした。当然当初の精度はありません(電源ユニットや電解コンデンサーの寿命は5年と書いてあるのでとっくに寿命は終わっています。)し所々「うーん」と思うところもありますが私のような素人が使用するには十分な性能です。

フロントパネルはそれほど汚れていません。液晶の保護パネルはきれいに掃除しておきます

SWを入れるとBackup RAM : NGと出ます。

Execute Selftest を実行するとPowUp & Block : FAILと出ます。日付も出ませんね

ケースを開けます。

マクセルのリチウム電池が見えます。

電圧を測ると1.9mVしかないのでバッテリーの消耗ですね。

手持ちのTOSHIBA製の電池と交換します。

取り外した電池 スルーホール基板なので取り外しは慎重に行います。

SanDiskのメモリカードを使用しています。

CPU?

ケーブルのチェック

リアパネル

スイッチング電源 掃除しておきます。

下側

Advantest TOP2302X YIG BPF

エラーが無くなりました。

こちらのテストもOKです。

SGから1GHzを入れてみます。オプションの高安定周波数基準が付いていなくSGも高性能でもないのでこんなものです。

キャリブレーション信号(30MHz)を測ってみます。

HP5334Bで計測 意外と正確です。よく見たらOPT21(±5 × 10-9/ 日)は付いていました。どうりで正確なわけです。

TESTするとレベルが少し違っています。

キャリブレーションを実施します。

大体合いました。

 

 


HP-6632B

2019-03-28 | 測定器

HP-6632B
ジャンク品が2,000円で出ていたので買ってみました。けっこうノイジーみたいな製品で20V-5Aの出力があります。
電源SWは入るが出力が無く表示もしないという重症な製品です。ジャンクですから当然ですね。
結局壊れている箇所が多そうなので修理して使うのは諦めて「ゴミ」となりました。トランスのノイジーなのも仕事場では使えても家庭では使えないですね。

結構重いです。

表示しません。

足ありません

リア

ケースを取ったところ 研究室で使用されていたのかきれいです。

コントロール基板 ロジックIC,DSPICもおかしいようです。

メイン基盤 こちらはレギュレーター故障、NPN-TRのショートなどがあります。


 


UNITRIP USB顕微鏡

2019-02-16 | 測定器

UNITRIP USB顕微鏡
最近の機器はチップ部品を使用しているので部品が小さくて見にくい(私は近視の老眼)のでUSB顕微鏡を探していたらAmazonに200万画素UNITRIP USB顕微鏡2,650円があったので購入してみました。
Windows 10 64bit対応と書いてあったのですが付属のCDに入っているドライバでは認識しません。多分64bitは非対応のようです(初期のWindows10 64bitでは動作するようですが、このドライバはかなり古そうです)。返品するのも面倒なので他のメーカーの200万画素Windows 10 64bit対応ドライバをダウンロードさせていただき認識させました。
仕様 高倍率10-500倍 LEDライト付き(光量を可変できます)

箱はしっかりとしています。

中身はこんな感じ

組み立てるとこんな感じです。(組付けはけっこうきついです。)

けっこうな拡大率なのでこれなら使えそうです。

 


HP-54510A デジタルオシロ

2019-02-08 | 測定器

HP-54510A デジタルオシロ
デジタルオシロは3台あるのに又ジャンク品を4,280円で購入してしまいました。オシロと言えば今はデジタルオシロしかありませんが昔はアナログ全盛でその後ストレージオシロが出てきていました。昔々高校生の時に真空管式アナログオシロを自作しようと部品を集めましたが途中で挫折して完成しませんでした。

フロントパネルは汚れています。入力は2Chです。CRTの電子銃は1つなので2Ch同時表示するにはALTモードかCHOPモードで切り替えて表示しているだけです。2Ch同時表示すると垂直増幅器の帯域幅は狭くなります。通常4Ch表示できる機種が多いようです。

リアパネル 何故だかこのシリーズは電源SWが後ろにあります。

足が折れています。

ケースを取ったところ

スイッチング電源を外します。

CRTはPanasonicを使用しています。

スイッチング電源

カバーを外したところ

電解コンデンサーは膨らんでいません。

使用しているコンデンサーは日本ケミコン(株)製で信頼性があります。これアメリカ製品などは信頼性が低い気がします。中華製は問題外・・

冷却用ファンは汚れています。

操作パネルは分解清掃しておきます。

メインボード HP製品はメンテナンスがしやすいですね。

CR-2354リチウム電池 以前の54510AはDallsa Semiconductor社のNVRAMのリチウム電池切れの症状があったのですがこの機種は違うようで後期型なのでしょうか?

CR-2354リチウム電池は電圧を測ると大丈夫なようです。

モトローラのCPUを使用しています。

A/D converter

アクイジション・ハイブリッド(HP 1NB7-8224 A/D converter)

修理後 調整中

セルフテストは大丈夫になりました。

SGから100MHz AM信号を入力してみます。

カバーをして終了

 


HP-54615B デジタルオシロ 2台目

2019-01-24 | 測定器

HP-54615B デジタルオシロ 2台目
オークションにジャンク品が出ていたので3,200円で又買ってしまいました。小型なので場所を取らず軽量です。特に奥行が短いのでラックに置くときに便利です。

前面は汚れはありますがツマミなどもそろっていますし動きも大丈夫なようです。スイッチを入れるとメッセージが2個ほど表示しますがどれも私が使う分には問題はなさそうです。

パネルが割れて変形しています。パネルの基板が心配です。

リアパネル HP-IBインターフェースが付いています。

リアの足が1個ありません。

ケースを取ったところ。 埃を取ります。

CRTをきれいにします。 焼けはなさそうです。

メインボード アクイジション・ハイブリッド(HP 1NB7-8353 A/D converter)は熱くなりますね。

パネルの基板が痛んでいたので補修し、メイン基板コンデンサーを交換  その他調整中

調整終了 問題なさそうです。

SGから500MHz AM信号を入力

パネルをきれいにして終了

 


EZT-901互換バッテリー

2019-01-11 | 測定器

EZT-901互換バッテリー

以前中古の電動ドライバを購入しましたがバッテリーが消耗していて使い物にならない状態だったので互換バッテリーをAmazonで1,949円で購入しました。(CE、PSEマーク取得済み)最近はより強力な電動機器が出てきてバッテリー電圧も12v-14.4v-18v-20vと上がって36vもあるようです。

注文したら翌日到着しました。

左が購入した互換製品(12V-3000mA)、右が純正品(12V-1200mA)

純正品の重さを測ると490g

互換品の重さを測ると465g??。容量が多いのに軽い?まあ中華製品ですからありえますね。

充電器に入れると3分で充電完了?、充電済みなんですね。実際使用してみると使用できますがどれだけ使えるかは未知数です。純正品の1/3程度は持ってほしいです。

 

 


EZ DIGITAL FC-7150U ユニバーサルカウンター

2018-12-14 | 測定器

EZ DIGITAL FC-7150U ユニバーサルカウンター
ジャンク品が出ていて誰も入札しなかったので他にもカウンターがあるのに1,000円で落札しました。
ジャンクの内容は電源が入りっぱなしでパワーSWが無く表示がおかしいという物ですが表示が歯抜けみたいだったのでドライブICは大丈夫だろうと思い、又パワーSWは手持ちの小型SWを利用するかなと思い落札してみました。
EZ DIGITALというあまり聞いたことがない会社ですが韓国の会社のようです。
仕様
周波数レンジ:0.1Hz-1.5GHz
Aging Rate:<3×10-7/month
Temperature Stability : < 5×10-6 ( 0~+50C )

現行機種のようで表示部分はまだ透明のシールが貼ってあります。

パワーSWが見当たりません。

シンプルなリアパネル 重さも2Kgと軽いです。

ACコードを繋ぐと表示しますがなんか歯抜けみたいで表示しないところがあります。SGから信号を入れるとカウントはします。

分解してみるとパワーSWが中にありました。なんでだろう?

表示がおかしいのはコネクタが良く刺さっていなかったようです。なんでかな?

とりあえずSWを入れると表示は治りました。 なんか拍子抜け

上ぶたを取ったところ。 新しい機種なので内部はすっきりで部品点数も少ないようです。電解コンデンサーはルビコンを使用しています。プラスチック部品が多く軽いのは良いのですが昔のような堅牢なイメージはありません。安い機種なので仕方がありませんが作りが安っぽいです。ヒートシンクは固定して無かったので接着剤で固定し、BNC端子のハンダ付けをやり直しその他のハンダもやり直しました。

10MHz TCO このカウンターは価格が安いのでこんなものでしょう。

基板裏側 どうも基板以外は私みたいな素人がハンダ付けしているような感じがします。スルーホール基板のハンダも気になるところはやり直しました。

ハンダクラックがありますので怪しいところは全てやり直します。これが原因で不具合があって一度分解して組み立てるときにパワーSWやコネクタを奥まで刺さなかったのかな?

GPS同期10MHz信号発振器で調整します。

10MHzで30Hzぐらい狂っていましたので調整しました。

100MHz

1.5GHz

 


ANRITSU SSG MG3601Aその4

2018-12-11 | 測定器

ANRITSU SSG MG3601Aその4
MG3601Aのマニュアルはアンリツのホームページを見ても無いのですが「ANRITSU MG3601 OPERATION PDF」で検索すると英語のマニュアルがダウンロードできます。標準ではバックライトが付かないので見にくいですが[SPCL]押して[3][6]を押すと点き[SPCL]を押して[3][5]で消えます。[SPCL]を押して[0][0]で初期化されます。

バックライトが点いていないと見づらいです。

やはりこちらの方が見やすいですね。

 


HP-5334B

2018-11-26 | 測定器

HP-5334B Universal Cunterのジャンク品が出ていて写真では(010,030)のオプションが付いているようだったので他にもカウンターがあるのに2,789円で購入してしまいました。昔はかなり高価で高嶺の花だった気がします。
仕様
表示 9Digits
周波数  0.001-100MHz-1.3GHz 入力は1MΩと50Ωを切り替えできます。
安定度 5×10-10/day after 24 hour warm up
温度特性 7×10-9 0to 50°C

外見はそんなに汚れがありません。最近まで使用していたんでしょう。

表示部

コントロール部

オプションの1.3GHz

電源SWのボタンが折れていてありません。乱暴に扱ったのかな?

ケースには少し汚れがあります。

後ろ

穴を塞ぐキャップが錆びています。

OPTION 010,030が付いています。

脚はありません。専用の棚に置いていたのでしょう。

ケースを取ったところ。クリーンな環境で使用されていたのか年式の割に埃などもありません。

HP 10MHz OCXO

オプションの1.3GHz オプションが付いていなくてもある程度の部品が初めからついていてプリスケーラやダイオードのプロテクタを追加すれば使えるという親切な設計です。

CANタイプのTRも使用環境が良かったのか錆も出ていません。

GPS同期10MHz信号発振器から信号をカウントします。

OCXOを使用しているのか0.1Hzしか狂っていませんでした。校正していたようです。

SGから100MHzを出力して計測。SGがTCXOなのでそれほど安定しません。電源SWはSONYのアンプの物を加工して取り付けました。

100MHzまで測定できるのですが試しに123MHzを入れる計測できました。

1.3GHz

1.3GHzまで計測できるのですが試しに1.5GHz入れると計測できました。