現在、ユニセフに月1000円の寄付をしています。
シリア、ミャンマー、ウクライナなど、戦地で暮らす子供たちの、助けになればと思ったからです。
「月1000円ぽっちで何がどうなるっての? 危険な戦地で暮らす子供はたくさんいるんだよ」
そんな意見というか、声というか、中傷があるだろうということは、承知の上です。
「結局、子供たちが全員救われるなんてことは、あるわけないじゃん。お前がやってるのはただの自己満足で、お前は偽善者だよ」
確かにそのとおりです。でも僕は、人間なんてみんな偽善者だと思うのですよ。
ただ、何かをする偽善者と、何もしない偽善者がいるだけなんじゃないでしょうか。
それに、この日本にだって、月1000円だって無駄には出来ない、ぎりぎりの生活をしている人達もいます。
たとえ自己満足の偽善者でも、1万人集まれば、大きな力になります。
売名でも偽善でも、みんながやればいい、と思うんです。
僕が支援した子供が、たとえあと3日足らずでも、長生きできたら、
その子の人生は、悪いことばっかりじゃなかった、と言えるかもしれません。
ぬくぬく育った僕に、どれだけのことが出来るのか、それは分からないですが…
私も同じ考えです。
昔、島田伸介が、どこの国だったっけ?番組で寄付を募って学校を建設しましたよね。
そのときに、「偽善でもしないよりしたほうがいい」っていうようなことを言ってて、その言葉は結構私の心に響きました。
たしか杉良太郎もあの震災のときに似たようなことを言ってた記憶があります。
トロさんの気持ちはとってもいいことだと思います。
島田紳助のそのエピソードは僕は知らなかったのですが、
杉良太郎が、東日本大震災の被災地で、
「僕のやってることが売名行為だというなら、芸能人みんなが売名行為をすればいい」
と言っていたのは記憶に残っています。
人間ひとりの力は小さいですが、たくさん集まれば、もしかしたら何かが変わるかもしれない。
そう考えて、微力ながら何かしてみようと決めた、というわけです。
同じ考えの方がいる、というのは大きな励みです。
ありがとうございました。