トロのエンジョイ! チャレンジライフ

「失敗するのが怖ければ、たぶん失敗するだろう」誰が言ったのか不明

なろう系

2023-09-06 15:11:42 | 執筆について

ようやく、夜間にはエアコンを切れるようになってきましたね。

猛暑も落ち着き、気がつけば、鳴いているのはミンミンゼミです。

 

皆様、「小説家になろう」という投稿サイトをご存じでしょうか。

誰でも自由に自分の小説を投稿したり、また他の人が投稿した小説を読めるサイトです。

僕も、かつて短編小説などを投稿しておりました。

 

しかし、このサイトで好まれるのは、ほとんど同じものばかりなんですよ。

つまり、現実世界では冴えない主人公が、異世界に転生する。

そこでは主人公は無敵、グラマラスな女戦士にもモテモテ、そして魔王を倒して伝説となる。

 

いえ、そーゆーのが悪いって言ってるんじゃないですよ。

猫も杓子もそればっかりで、違うものを書いてみたいとは思わないのだろうか、というわけです。

しかも、そーゆーものは今では一つのジャンルとして、「なろう系」と呼ばれています。

 

いえね、わかりますよ。小説はウケたものの勝ち、数字をたたき出したものの勝ちです。

それは否定しませんよ。確かに、今は世の中が不安定で、

重くてシリアスな小説は読んでいて疲れる、だから敬遠される。

オリジナリティーなんか無くていいから、いつもの「なろう系」で癒やされたい、と。

 

そーゆーことなんだろうな、と思いますが…

読者はそれでいいとしても、作者のキミは本当にそれでいいのか、と思うのです。

はっきり言って、作者名を入れ替えてしまっても同じことで、

キミの作品である必要はない、もっと言うなら読む必要すらない、

そんなものを目指して、キミは小説を書いているのか、と言いたいわけです。

 

まあ、それは個人の自由かな。

結局は、読まれない投稿者の意見、負け犬の遠吠えかもしれないですね。

でも、僕は「なろう系」とは袂を分かちます。

ああいう小説家には、なりたくありません。まあそれも、個人の自由ですよね?

 

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