ジョージ・ウィンストンのピアノソロのCDです。
高校生のころから、ジョージ・ウィンストンのファンでした。
ピアノが弾けるわけでもないのに、楽譜まで購入してしまったほどです。
彼の音楽は、美しく雄大なアメリカの自然と、ピアノという楽器の音そのものから着想を得ているといいます。
彼を中心としたそういう流れは、「ニューエイジ・ミュージック」と言われました。
環境音楽とか、ヒーリング・ミュージックと言ってもいいかと思います。
アメリカは本来、豊かな自然と、音楽のセンスを持った国であり、
それが見事に融合しているのが、ジョージ・ウィンストンの音楽だと思います。
トランプ大統領は、「アメリカを偉大な国にする」と言いましたが、
本当のアメリカの偉大さとは、軍事力や経済力ばかりではない、と思います。
アメリカが忘れてしまったものを、ひとりのアメリカ人ピアニストが体現している、
そんな気にさせるCDです。