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トロのエンジョイ! チャレンジライフ

「音楽はやめられない。あと300年は続けたいね」マイルス·デイビス

「レストレス・ウィンド」ジョージ・ウィンストン

2020-10-28 06:51:17 | 音楽

ジョージ・ウィンストンのピアノソロのCDです。

高校生のころから、ジョージ・ウィンストンのファンでした。

ピアノが弾けるわけでもないのに、楽譜まで購入してしまったほどです。

 

彼の音楽は、美しく雄大なアメリカの自然と、ピアノという楽器の音そのものから着想を得ているといいます。

彼を中心としたそういう流れは、「ニューエイジ・ミュージック」と言われました。

環境音楽とか、ヒーリング・ミュージックと言ってもいいかと思います。

 

アメリカは本来、豊かな自然と、音楽のセンスを持った国であり、

それが見事に融合しているのが、ジョージ・ウィンストンの音楽だと思います。

トランプ大統領は、「アメリカを偉大な国にする」と言いましたが、

本当のアメリカの偉大さとは、軍事力や経済力ばかりではない、と思います。

 

アメリカが忘れてしまったものを、ひとりのアメリカ人ピアニストが体現している、

そんな気にさせるCDです。

 


暗いロック

2020-07-12 05:53:03 | 音楽

特に陰気な感じのCDばかり集めてみました。

陰気といって悪ければ、内省的、静謐、と言い換えましょうかね。

僕はこういうの、わりと好きです。

自分がそれほど暗い性格だという自覚はないんですが。

能天気な明るすぎるロックは、あまり好きではないんです。

 

そういえば、うつ病にかかる人は、陽気で社交的な傾向にあるそうですが、

そういう人のほうが、無理をしやすいんでしょうね。

いかにも暗そうな人というのは、ある意味、マイペースで生きてるんだと思います。

もちろん陽気な人のほうが話してて楽しいかもしれませんが、

もしかしたらSOSのサインを出すのが苦手なのかもしれません。

周りがよく気をつけてあげたいですね。

 

 


モーツァルト「ピアノ協奏曲22番」

2020-05-28 05:49:17 | 音楽

裏庭のヤマボウシの木です。

裏のお宅からもよく見えるようで、「今年もきれいだね~」と言われました。

コロナ流行などに関係なく、満開です。

美しい自然には、美しい音楽がよく似合います。

ちょっと写真がボケていますが、モーツァルトのピアノ協奏曲22番と、23番のカップリングのCDです。

23番が人気のようですが、僕はどちらかというと22番のほうが好きです。

特に第3楽章の、のびのびしたところがいいですね。

ちょっと聴いてみてください


ライク・ア・ローリング・ストーン

2019-11-01 06:07:40 | 音楽
確か、2016年のことでした。

ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞しましたね。

その時、僕はいまいちピンと来なかったのです。

文学賞は小説家がもらうものだろう、ロックシンガーである彼がなぜ? と思いました。

しかし、ボブ・ディランの代表曲、「ライク・ア・ローリング・ストーン」の歌詞を知ったとき、

なるほどな~と、納得したのです。

曲を聴くと、軽いフォークロックのようですが、歌詞はけっこう重く、

栄華を極めた人の没落を語っています。

オリジナルはもちろん英語なんですが、いろいろな翻訳家が、いろいろな解釈をしているようです。

そこで、今日は、その歌詞をもとに、僭越ながら僕なりの解釈で詩にまとめてみました。

これは、あくまでボブ・ディランの作品からの引用であることを、お断りしておきたいと思います。


かつて君はゴージャスに着飾って

ホームレスたちにコインを投げつけていた


そんな君に誰もが忠告した

いまに痛い目にあうぞってね

君はそれを冷たく笑い飛ばしていた


でも今となっては

君はもう消え入りそうな声

次の食事の保障すらない


どんな気分だい?

帰る家もないってのは

誰にも見向きもされないってのは

まるで転がり落ちる石コロのように


かつて君は良い学校に通い

しこたま酒を飲んで酔っ払っていた


そんな君に誰も教えなかった

路上で生きる方法など

君は誰とも取引しなかった


でも今となっては

君はそう生きるほかはない

君は悪魔とだって取引する


どんな気分だい?

帰る家もないってのは

誰にも見向きもされないってのは

まるで転がり落ちる石コロのように


いかがでしょうか? ニュアンスが伝わったでしょうか。

オリジナルはもっと長いのですが、自分なりにまとめてみました。


去年の今頃

2019-10-16 05:59:18 | 音楽


インディアン・フルート、またはネイティブアメリカン・フルートともいう楽器です。

ネイティブアメリカンの若者たちの間では、男女の求愛に使われる楽器とされ、

ラブフルート、とも呼ばれるそうです。


1年ほど前、この楽器を購入しました。

その後、飽きてしまって保管したままになっていたのですが、引っ張り出してまた吹いてみました。

1年前というと、亡くなった叔父が発病した頃です。

なんとなく落ち着かない気分を、これを吹くことで紛らわしていたような気がします。


楽譜を見ながら吹くのもいいですが、アドリブで気分のおもむくままに吹くのにも適した楽器です。

そーいえば、叔父の死後、初めて吹いたような?

関係あるのかどうかわかりませんが、これまでなんとなく、吹く気がしなかったのです。

叔父が「もういいから吹け」と言ってくれているのですかね。