おんなだって、やればできる

やってやれないことはない

君死にたまふことなかれ

2008-06-24 22:29:42 | Weblog
今日の天気

議会最終日。

風が、涼しいいて、ええきもち。

「ばあちゃん、戦争の詩しっとん」
6年生の孫に、聞かれる。
聞いてみると、どうも与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」である。

社会科で習っているそうだ。

昨日の新聞に、旧満州訪問団が日本人公募参拝という記事が載っていた。

「ハルピン市郊外には、二基の公募があり、「方正地区日本人公募」は、1963年に中国政府が、建立。

ソ連軍侵攻や敗戦による混乱で、餓えや病気で亡くなった満州開拓移民約五千人の遺骨が納められている。

その隣の84年に建てられた「麻山地区日本人公募」には、集団自決した移民四百数十人がまつられている。」
とあった。

戦争の悲劇は、あまりにもむごい。

二十一世紀を荷なう孫たちは、晶子の詩を読んで、
どんなことを感じただろうか。

君死にたまふことなかれ
      <旅順口包囲軍の中に在る弟を嘆きて>

あゝをとうとよ、君をなく、
君死にたまふことなかれ、

末に生まれし君なれば
親のなさけはまさりしも、

親は刃<やいば>をにぎらせて
人を殺せとをしへしや

人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや。
              与謝野晶子
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