そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

うらしまかもしれない〜 2022.04

2022-04-16 | 旅行

明治神宮に行ったら、第一鳥居がなくなっていておどろいた



なになに、鳥居の建替工事のため、6月までこの状態なんだね。
奥までのぞいても、確かに鳥居がない


 

奥へ進むと、別の入り口が。

そして、参拝は出口まで一方通行、こちらの道には戻れません。はい。
 
中に入れば、まあ元どおり

御供物の酒樽もいつもどおりにずらり。もちろん、外国人観光客がまったくいない。
あの、混雑してたころがなつかしいなあ。


 

それよりなにより、東京メトロの券売機でおどろいた

 

ツアーで使用予定の一日乗車券を購入してみた。

すると、なんと、クレジットカードが使えるではないかー


 

夢ではないだろうか。

おそるおそる、カードを入れてみると。。。買えた〜

 

これはものすごい進歩である。切符では使えないみたいだけど。調べてみたら、すでに2020年6月から、使用可能になっていたのね

 

皇居。二重橋前。しずかだ〜〜

コロナ前までは、某大国の団体観光客でごった返していた。



ちょうど桜が見頃できれい。ソーシャルディスタンスOKなベンチでお花見🌸

 

信号の向こうは明治生命館。

 

ぐぐぐーとそびえる。1934年竣工。終戦後GHQに接収され、米極東空軍司令部として、また、米・英・中・ソ四カ国代表による対日理事会の会場としても使用された立派な重要文化財。

そういえば、週末などは中に入って見学出来たっけ〜と、下見をしようと思ってうろちょろしたけど、当面の間休館だそうです。ぐっすん

 

 

突然ご依頼いただいた2年ぶりのプライベートツアーに向けて、久しぶりに下見に出かけたら、こんな調子で「あらら」連発。

 

でも、「え〜 もうだいぶ前からそうだったよ」と言われるかもしれない。

 

コロナでぱたりと出歩かなくなった間に、自分の当たり前がかなり変わっているんだな〜。規制がゆるんで海外から旅行者を受け入れられるようになったら、日本中を確認しておかないと、時代遅れのうらしま通訳案内士になってしまうね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2年ぶり🌷🌷4月のツアー 後半はなおゆったり〜 2022.04

2022-04-15 | 旅行

清澄庭園でゆっくりし過ぎて、次の訪問地、上野が駆け足に。

 

実は、興味ないだろうと考えツアーに入れてなかったアメ横をちらりと説明したところ、ゲストの足がそちらへ〜〜

 

結局アメ横で、スニーカーや乾物などを買い物ざんまい。

それに、お店の間にど〜んと構える徳大寺にて、お母さんが御朱印をいただくためお詣り。

 

そんなこんなで時間がどんどん過ぎていった。

 

しかし、アメ横では、お寿司がご主人の大好物だということが発覚。絶対に生ものはいやがるだろうと思っていたけど、意外。京都の錦市場では、魚屋さんの店内で、立ち食いでお刺身を食べたよ、とお母さんが写真を示して嬉しそう。

 

(人は、話してみないとわからない)

 

アメ横は写真映えも良いので記念撮影

 

さて、ようやく上野公園に向かうものの、滞在時間がもうあと30分ほどしかない。急ぎ足になるよりはとレストランの予約をずらすことを提案したが、ゲストにとってはレストランのほうが大事だという。

 

さすが、グルメなゲストであった

 

清水観音堂は、枝垂れ桜がまだまだ見頃



せっかくならば上野東照宮までお連れしたかったが、全く時間がない。

 

でも、御朱印を集めているお母さんのためにもうちょっと、となんとか足早に上野大仏へ。

 

御朱印は、筆と墨でていねいに書いていただいているところをみるのが楽しみの一つでもある

 

さて、再び地下鉄の駅へ戻って電車で飯田橋。

神楽坂を上ってレストランへ。

 

ベルトラン・ラーシェ・ル・ブルターニュ。

自然派ワインもあり、大満足していただけたので、ここで肩の荷がすとんと落ちる

 

(本日のメインイベントは隠れ家レストランでのランチなり〜)

 

レストランでまたたくさんお話をし、ワインもシードルもがっつり飲んで、ゆかいになって神楽坂の観光にGO。

 

神楽坂でのゲストのお目当ては、ショッピング。

日本の工芸品、特に焼き物には目がない、ということで、お店をはしごしお買い物。

 

途中、ケーキ屋さんでケーキ🍰を買って立ち食いしたり、善國寺にて御朱印もいただき、その間、ご主人は赤ちゃんと一緒に細い裏道をどんどん探検。最後はご主人を追って裏道のコーヒー店☕️にて皆で休憩。



かなりゆっくりしたけれど、まだ神楽坂の半分しか終わっていない。



プライベートツアーならではの、リラックスしたツアーそのもの

 

神楽坂花街や芸妓さんの話をしながら石畳の路地裏めぐりをしていると、ご主人がワインバーで休憩したいとおっしゃる、え〜、ここで?

 

ご主人が選んだお店は予約でいっぱい。

しかし、ちょうど路地裏を下りたところでシャンパンバーと目があった🍾!

お店の中はいっぱいだけど、外のテーブルがあいているではないか。

 

ツアー終了まであと30分。

「あと30分しかないからここで終わっても良いけど、出来れば一緒にシャンパンを飲まないか」

 

(いやいや、それでしたら、一杯飲んで、そのまま、せめて神楽坂の最後までお連れしますよ)

 

いつもお世話になっている会社のお知り合いだし、そのくらいは是非サービスしたい。

 

と思ったが、ご主人はシャンパンをボトルで注文。おつまみにチーズなども。

なんだかんだでまたもやおしゃべりタイムになってしまった🥂

 

ところが、そこで知ったこと。

奥様こそは、現地から富裕層のゲストを送っている旅行会社の社長だった

 

(なになに〜〜!はじめからサービスしないとダメだった!)

 

というか、知っていたら緊張するから、そのことを知らなくて、逆によかった。

 

奥様は超多忙だという。その日はお母さんのため特別に休んでツアーを頼んだのだという。

なぜなら、奥様の会社にとって日本は目的地の一つであって、日本以外の目的地は観光客を受け入れているから、と。

 

「日本だけよ、いまだこんなに厳しく制限しているの。日本は観光産業を必要としていないのね」

 

(い、いえいえ、そんなことは絶対にないはず)

 

そうかー、通訳案内士の運命は、政府が観光客の入国制限を緩和するかどうかにかかっている。いつになるか予想がつかないけれど、緩和となったら、あれやこれやと仕事が戻って来る。少なくとも、プライベートツアーが先に。

 

さて、すっかりいい気分になったところで、約束は約束なので、もう半分の神楽坂ツアーをしようとすると、ご主人ひとこと。

 

「シャンパンの次は、カクテルバーにしよう!」 え〜〜〜

 

「まゆみも一緒に来てくれる?もちろん無理強いはしないけど、行きましょうよ」

と女性陣の目がきらきら

「そうだ、そうだ。君が来れば、ボトル三本のところ、一人増えて四本飲めるからね」

と、ご主人。。。 それはよくわからないけど そこまで言われては、ソリマチ、NOとはいいませんぜ

 

実はご夫婦は、2年前にも神楽坂に来たとのこと。

その際、知り合いになったバーテンダーさんの新しいお店に行くのだという。

 

そしてまた、その途中、お母さんがお買い物。今度は革製品のお財布をゲット。

ゆったりのんびり、時間が過ぎていく。

 

バーに先回りしたご主人が、赤ちゃんのオムツをかえて待っていた。

バーテンさんとはすっかりお知り合いのご様子。



それにしても、赤ちゃんはぐずりもせず、授乳もしっかり、オムツもすぐ変えるし、始終機嫌よく問題なし

 

最後はゲストをタクシーに乗せ、ホテルにルームサービスの依頼をして業務終了。

 

大幅な延長になったが、とことんと、どこまでも楽しめる神楽坂にカンパイ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2年ぶり🌷4月のツアー〜 2022.04

2022-04-14 | 旅行

通訳案内士の仕事は突然やってくる。

 

「この週末、空いていない?」

 

富裕層の個人旅行でお世話になっている会社から急なLINE。

ご友人だというファミリーの都内観光のお仕事をいただいた。

 

(それにしても、週末って、もう数日後だよ

 

しかも、その後実際にゲストから依頼の連絡があったのは翌日の夜@じぶん居酒屋中🏮

飲んでる最中ですぐに返信できないし、なんともタイミング悪

 

「通訳案内士の仕事は、場所も時間も選ばない 笑」

 

結局、候補の場所は下見しながら同時にツアーを作成することになった。

そして、ゲストとやりとりしながらツアーが完成したのは前日の夜という、ぎりぎり。

 

いや、行き先だけならまだ良いが、ゲストは筋金入りの超高級グルメだと発覚。

しかもその上、「自然派ワイン」をこよなく愛しているという

 

(自然派ワインって、なに?)

 

自然派ワインが飲める昼食の場所ってどこ???

しかも、せっかくの日本観光なので、ここは和食と一緒に楽しんでもらいたい。

観光地を決めるよりも、昼食場所の選択に泣きたくなるほど苦労した

 

とにかく、下見で歩きながら、電車で移動しながらだから、調査がなかなか難しい。すでに行程は送付済みなので、場所としては、ちょうど昼頃いるであろう観光地の近辺で必死にさがす。

良さげなお店を思いついては店に電話して、席があるかも確認した上で、情報をゲストに提案しては却下され、提案しては却下されを繰り返し、もう夜になってしまった。 え〜ん😭

 

夜になり、しびれを切らしたであろうゲストが、自分たちの好みのレストランをだだだと送って来たところ、フレンチばかりで、ただ一つとして和食はなかった! 

 

(あ、それでいいんだ 

 

あきらめかけたけど、「そうだ、ツアーの行き先を変えたらあるかも!」と、最後に行こうとしていた場所へ向かい、思い当たるところで聞いてみたら、運よく席がまだある。ゲストにウェブサイトを送ったら、今度は間髪置かずに「Please book!」

 

やった〜〜〜 予約のレストランは自然派ワインの小さなフレンチ




 

さて、当日。

久しぶりにウォーキングシューズで、ガイド道具にガイド証 いざ

 

お泊まりはマンダリンオリエンタル東京。なんとも久しぶりだわ。




ゲストは、日本に駐在しているご夫婦と、日本で生まれた赤ちゃんと、赤ちゃんのお世話に来日していたお母さんという3世代でした。

コロナで入国が厳しい中、ようやく来日を果たしたお母さんは2ヶ月間の滞在で、もうまもなく帰国予定。その間、京都や大阪、長野県など、たくさん旅行もしたという。たくさんの、ステキな写真を見せていただいた。

 

通常ハイヤーが多い仕事だけれど、今回は是非とも公共交通機関を利用したいという。

 

行きたい場所は、「庭園」「神社」「焼き物のお店」 はいっ

 

赤ちゃん連れだし、移動が楽なところで決めたは清澄庭園



清澄庭園は、江戸時代には豪商の屋敷があり、その後大名の下屋敷となった一帯を、1878年三菱財閥創始者の岩崎彌太郎が取得、その一部を社員の慰安や貴賓を接待する親睦園として開園、それを2代目の岩崎弥之助が泉水に隅田川の水を引くなどして手を加え(今は雨水)、1891年回遊式林泉庭園として完成させたが、関東大震災翌年の1924年に被害の比較的少なかった東半分が3代目の岩崎久弥によって東京に寄付され復興したもの。

 

関東大震災や東京大空襲では、被害を受けつつも東京の人々の避難場所として使われた庭園でもあります。

 

特徴は彌太郎が全国から取り寄せ、自社の汽船で運び入れた名石の数々。



石が素晴らしい 磯渡りがまたいいですね。



奥の広場には桜の木がたくさんあって、水路には魚が泳ぎ、ベンチでくつろぐ人も多く、つい、ゆっくりしてしまった



奥さんが授乳や赤ちゃんのオムツ替えをしたり、記念写真をあれこれ撮って、いろいろお話しもお聞きした。ツアーの出だしということもあるし、また、お世話になっている旅行会社の方のお知り合いということもあるので、どのような経緯で日本にいらっしゃるのか、どんな旅をして来たのか、お話を伺うことはツアーを進める上で参考になる。



残りの半分もゆっくりみて回って、赤ちゃんの機嫌もとっても良いので、再び地下鉄の駅に戻ってようやく次の目的地へ〜

 

清澄庭園の次は、上野公園へGOの旅

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする