そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

6月のプライベートツアー6〜 おわかれはいつも

2016-11-06 | 旅行
翌日。。お会いして、まずは何はともあれ、クリニックに直行。最寄りのクリニックはホテルすぐそばの地下にありました。便利ですね。

こちらで診察を受け、ステロイド入りの軟膏を処方されました。これで、少しは早く回復することでしょう。痒いのは本当に辛いし、よくわかります。最初に小さな湿疹だったところで、搔きむしる前に病院に行くべきでしたね。そうしたらこんなに長くかからなかったでしょうに。

もともとの事の発端は、ホテルのクリーニングにあったということ。。お客様が洗濯の済んだジーンズを履いて、洗濯液か何かに肌が反応し、擦れたところが痒くなったとか。。
他の国の別のホテルでも同じようなことがあったのだそうです。肌がとっても敏感なのですね。
ホテルでは、すべての洗濯物を再度しつこく水洗いしていただきました。

クリーニングに出したものは全部こわくて着られなくなったので、またまた、それを口実にさらにお買い物は続くのでしたー、がーん!

今日の訪問地は渋谷です。渋谷のデパートの高級ブランド店をくまなく回り、ランチは表参道。
京都に行く前にも行ったお店が大好評!予約がいっぱいだったところ、事情をお話ししてなんとか席を作ってもらっちゃいました。

ナチュラルな、セットメニュー。前菜はこんなん。

メインは魚か肉か、ソリマチは魚にしました。手作りの酵素ドリンクと一緒に。隣にあるのは広島産のオーガニックなレモンたち。。。

デザートはまたこれ。桃のタルトです。


裏原宿で、お客さんがようやく見つけた、ファンタアップル!2週間探し続けていたものです。ラッキー!

表参道ヒルズに新しいお店がオープン。そんなところをのぞいたり。

そこから青山に移動。ブティックめぐりは続きます。

本当にショッピングツアーの王道をいく

次の日はいよいよ最終日。その日の深夜の便でお客様はお帰りになります。
ラストショッピングは近場の銀座。

銀座はブランド店がわんさか。
最後の最後に銀座のクレーパリー。

銀座三越。ここで夕ご飯のデリ・ゲット。デパ地下を歩いていると、色々買いたくなっちゃいますよね。そんなお客様のご要望も最後に叶いましたねー。

この後はホテルにこもってパッキング体制のお客様。ホテルで食べるのはいいアイディア💡そしてナゼかソリマチも一緒にホテルに戻る、の巻。

ホテルでは、お客様のお部屋で一緒にデリを食べ、お客様がパッキングの横でソリマチはテレビを観る。
シャングリラのスイートルームなのでそんなことも十分余裕。

2週間も一緒に過ごしていると、まるで家族のよう。そうお客様におっしゃっていただけるのは何より嬉しいことです。
困っていること、やりたいこと、嫌なこと、嬉しいも悲しいも、遠慮なく全て投げていただけてるかな?と常に気遣います。
お客様にとって、通訳案内士はたった一人の「現地の理解者」なのですから。

お客様の気持ちに添いつつも、でも、日々決断をするのは通訳案内士、ということがほぼ日常茶飯事。

そんな中での信頼関係。。ようやく自然に分かり合えるようになったなあーと思った頃にはもうおしまい。

残念ながら、楽しい旅行の最後にはお別れの時が待っています。

お客様とは常に一期一会の関係。
それでも、「ああ、なんて楽しかったんだろう。また会おう!」と言っていただけるのが最高のお言葉です。

今回は体調が崩れてなんども病院へ行ったなあ。
お客様が不安定になっていろんな葛藤がたくさんあったし。それでも最後は元気な笑顔でお送り出来て、それが何より。良かった良かった




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6月のプライベートツアー6〜 ディズニーたったの30分。

2016-11-05 | 旅行
今日は元気に東京ディズニーシー。ディズニーリゾートラインのミッキー模様の窓から向こうにシンデレラ城。

今年はオープン15周年のシー。

フロリダ在住のお客様なので、東京でしか行けないほうへ、と思いましたが、火山や運河に拍子外れなご様子。

慣れているもののほうが良かったのね。

その上、湿疹の痒みがなかなか止まらない、とお母さんが不満そう。見れば確かにまだ腫れが引かずとても痒そう。薬が違うんじゃないか、何かあったら戻って来いと言われたから、もう一度同じ先生に診てもらいたいとおっしゃる。
イヤーそれは難しいかも、救急じゃないから待たされる。昨日の今日ですっかり良くはならない、もうちょっと待ったら?と言いますが、わかってもらえず。

病院に電話をするが、先生ご指名の上もう救急には戻れない。そこをなんとか、と言ってみるも、今度は10分ほど待たされてなかなかつないでもらえない。

そうこうしてたらお客様がキレてしまった。
ずっと待ちぼうけでもう飽きた、もう帰る、とおっしゃる。
ガイド中の長電話は禁物、の巻

とはいえこのあと病院に行けるのかどうするのか、決めとかないと行けないから、苦肉の策でホテルのコンシェルジュに助けを求める。ソリマチに代わって病院に電話をしてもらいます。

結局、もう同じ先生には戻れないのと、最寄りのクリニックに行けば十分、と病院から言われ、お客様ようやく納得。

とにかく東京に戻りましょう。
代わりにとびきりステキなランチを食べましょう

@銀座のラデュレ。
オニオングラタンスープなり。
場所は違うが、まるでミッキーマウス

サンドイッチにフライドポテト。

可愛いピンクのケーキ


お腹がふくれたら、またお買い物👛
銀座は高級ブランド店がいっぱい。

クリニックはホテルのそばにありました。明日行くこととして、今日はもう一日様子を見ることに

早く痒みが引くといいですね。。。

帰り道。
お昼がたっぷりだったから、夕ご飯は生野菜中心。
これにおちゃけがあればいい🍷


明日は渋谷。お買い物は続くのダ。



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6月のプライベートツアー6〜 ミシュランスターのおフレンチ

2016-11-04 | グルメ
さて、すっかり落ち着きを取り戻したお客様です。医師と英語でしっかり話せてすっかり心配事はなくなりました。とにかく、死に至る病気でないとわかって息子さんも泣くのをやめました。ほっ。

落ち着いたところで、東京までじっと我慢してくれたこと、遠くの大学病院でなく、近くのこの病院に来てくれたこと、ここなら英語対応だし、万が一通うことになった場合もホテルから近いのでよかったです、とお客様のご理解に感謝して、すべて納得していただきソリマチも一安心!

と〜お客様から嬉しいお誘いが!

シャネルビル内のBEIGEアランデュカスでのディナーにご一緒させていただくことに!

ええ〜!ソリマチも?イインデショウカ〜。

心配事も皆の頭からすっかり消えて、外を見ればこんなに美しい東京の夕暮れ。

と、どんどん外には銀座のビル街の明かりがキラキラとともり、まるで宝石をちりばめたよう。
おちゃけを飲まないお客様でしたが、なぜかシャンパンを飲んでいるソリマチ。いえいえ、レストランからのコンプリメンタリーでござる。さすがミシュランスター🍴。

うへー、贅沢極まりない!女性WCのドアにさりげなく、シャネルのバック。恐れ入りました。。

アミューズ。かわいい❤️

パンももちろん、美味。

前菜はシーフードにしてみました。

メインのお魚。

メインの肉は和牛に。すべてチョイスが多すぎて迷う〜〜

すすめられて、すすめられるがままに、matureなチーズ。

お口直しにスイーツ。え?デザートの前に?
もうだんだんお腹ぽんぽこりん。

と言いつつ、
みて〜!このチョコレート。シャネルマーク

そしてようやくデザート。


んでもって、最後には美しくスリムなBEIGEのケースに可愛らしく入ったマカロン・セットのプレゼント


全部写真撮っちゃう、ソリマチかなりのおのぼりさん。

さすがのレストランでございました
お客様はあまりの格式ばったおもてなしに、かえっておちゃらけになっておりましたがソリマチは結構キンチョーしたぞー

たまにはいいな、こんな非日常。
お客様、ありがとうございます。

またシャネルに食べに行きたいなー。
頑張って、働こう


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6月のプライベートツアー6〜 新幹線パニック

2016-11-03 | 旅行
雨の広島平和記念公園。お客様はもともと東欧ご出身。お国は大戦中に他国に干渉され、侵略され、多くの人がなくなった歴史を持つ。そんなご両親世代の辛い歴史を聞きながら、自由に憧れ、若くして一人渡米した、という過去があったのでした。そんなわけで、「アウシュビッツにも行った。日本に来たなら広島へ行かねば」とのお言葉。
急遽、京都から広島への旅となりました。

しとしとと、雨が降り続きます。

原爆資料館の折り鶴。

平和の鐘。

美しい鐘の音。平和の象徴です。

蓮の花が咲いていました。

今日のお好み焼きは広島駅構内にて。

これがなかなか、うまいのなんの。

駅の売店。見事にずらずらーっと「レモン」味。

お客様に頂いたケーキもレモン風味。ごっつあんです。

姫路城も行ってみた。

別名白鷺城の名のごとく。

でも、お母さんは展望台まで上がりたいのに、息子さんがもう観光はイヤだという。
というか、基本歩きたくないお客さんに姫路城は無理ですなあ。。
せっかくの国宝、本物のお城なのにね。でもティーンの息子さんにとって、そんなことはどうでもよい。

途中まで歩いたのに引き返す、の巻。。

さて、帰りの新幹線は東京まで約3時間の旅。

ここで新たな事件が発生!
実は数日前の京都から、お母さんのお腹に湿疹が。
お母さんは食物アレルギーもひどく、皮膚も敏感な方。どうやらシャングリラホテルで出した洗濯物によって湿疹が出てしまったようなのです。しかも痒くてこすってしまうからどんどんみるみる広がって。。。。
言われてすぐ、まだ小範囲だったところで、あまりに痒そうだったので、病院をお勧めしたのですが、「行きたくない」という。
それが、姫路城から気になり始め、新幹線の中で大騒ぎに!!

次の大きな駅で下車。大病院に行く、という。いやいや、紹介状もないのに、しかも、午後なのに、まず無理。
でも、大阪がいいか、京都がいいか、と病院チェックを始めるお客様。
と同時に、インターネットで「湿疹」から、とんでもない難病のページに行き着いたお客様は、「この病気の疑いがある。一刻も早く治療を受けないと死んでしまう」と騒ぎ出す。「死ぬ」と聞いた途端に、隣で坊やが泣きじゃくり始める。

まじか。泣くな。

「では東京までとにかく帰って、ホテルに近くて英語対応の聖路加病院に行きましょう。」
落ち着いたソリマチが気に入らない。こんなにパニックしているのに!?。。。とアメリカのご主人に電話をはじめるお客さん。
そしてご主人に電話口でお説教を食らうソリマチ。
「今すぐ飛行機で東京に飛ぶから、私が到着するまでになんとかしろ!」

えー、飛行機で来るってほんと?

どう見ても、ただの湿疹だよーん。
すぐ処置しなかったから、かきむしって広がってしまって、膨れ上がっているだけじゃないか?

と言っても聞かない。

とにかくなだめて席に座らせる。さっきからもうかなり現行犯だけど、車両で携帯電話の通話は出来ません、と付け加え。。

ご主人がアメリカから某大学病院の教授の電話番号を入手、私に電話をしてみてもらえとまた電話。
そうですかーと電話したけど、もちのろんで、受付にて門前払い。。。(泣)。
しかしそこであきらめない、今度はこっちの大学病院の教授につてあり。
色々な人、いろいろな病院を巻き込んで、私もいっぱい電話をいたしましたが、そうこうしているうちに「聖路加病院がいい」とおっしゃってくださった教授あり。

「でしょ?」とお客様を再びなだめて席に座らせる。
ほらほら、もうすぐ3時間が経過。東京に着きますよー。

その夜、東京に着いてから直行した病院で、英語対応でしっかり診察を受け、お薬も頂いて安心したお客様。

やっぱりただの湿疹でした。
死ななくてよかったです、ほんと。

本当に本当に、どれだけ深刻な病状なのかどうか、その場で判断する必要にもせまられる通訳案内士。
お客様みたいにいろいろ調べてたら判断が鈍ってしまうかも。
逆にドしろうとでよかったのか、それともお客様の身になってもっと救急対応すべきだったのか、どうか。。??










コメント (2)
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