そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

6月のツアー・食ひとすじ〜 2019

2021-01-24 | 旅行
まだブログにしていなかった、2019年後半の日常を綴ります。

本日のお客様、お泊まりはマンダリンオリエンタル東京でした。築地場外市場スタートなので少し早いスタート時間です。


お客様は南米から来られた大家族、「時間は気にしないようので自然と延長になる可能性あり、延長になったらその分料金がかかるよと言ってくださいね」とまで先に言われておりました。先に情報をいただいていると、こちらも心の準備が出来て助かります。それなので、全然驚きませんでしたが、まずは1時間近く待ってようやくロビーに降りて来られ、「ちょっと朝ごはんを食べて来るねー」と。あらま

特に富裕層ツアーなので、お客様が時間に来なくてもこちらからお部屋に電話したりはせず、かわりにフロントでお客様が確かにお泊まりのことだけ確認し、待ちます。ホテルによっては、「お部屋にいらっしゃるようです」となんらかの手がかりから調べてくださるところもあり助かります。

さてさて、それからしばらくののち、お一人、お一人とソリマチのもとにパラパラとご家族が集まってきます。ご家族は三世代、見れば小さなお子さんも数名、ベビーカーもあります。しかも、なんとも珍しく、ハイヤーなし、公共交通機関のツアーです。そして、お客様はエージェントさんが作った行程表は気にしておらず、皆さんそれぞれに行きたいところ、ご興味を言ってくださるのですが、バラバラ過ぎるし半日ツアーなのでまとめるのがちょっと難しい
「とりあえずは行程通り築地に行って考えましょうか」と、とにかくホテルを出発

大家族の地下鉄移動。ベビーカー。どうなることやら。
先にルールをご説明。電車には複数のドアを使ってサッと乗り、サッと降りる。最初はご協力いただけるか心配でしたが、これまた、お客様も楽しんでいらっしゃるのかなかなかお上手に複数のドアの前に散らばり、乗り降りしてくださいます。あえてハイヤーでなく、公共交通機関にしたのかな?と思えてきました。これも旅行の楽しい思い出の一つになりますよね。

待てよ、さっき朝ごはんを召し上がったばかりだというのに、皆さんストリートフードが大好きらしく、行く先々でそれぞれ散らばり気になるものを買ってきては立ち食い。築地場外市場でも浅草でも、歴史はどうでもいいけれど、まずは食べてばかり。ゴミ持ち帰りのルールだけはお守りいただき、ソリマチは「これ、なに?」の食べ物の説明や注文やお金のやり取りに忙しい。ついでにソリマチもあれやこれやとご馳走になり、ところどころで「想像してた味と違った」フードまでいただき(汗)、お腹がいっぱいだよー
ベビーカーにもどんどんお土産のスナックが下げられていきます。。。そ、そういう使い方も出来ますわね

そして、スタートも遅くなっているし、しっかり延長となりました。
やっぱり、「買い食い出来るところ」とのリクエストに、浅草から近い谷中銀座が頭をよぎりましたが、いや、もともとの行程にあった場所から考えて、ちょっと遠いけど、神楽坂へGO

まずは赤城神社へお連れしました。食べ物屋さんばかりではなく、全員が聞いてくださらなくても一応さらりとでも食だけでない文化のご紹介もしておきたい。
中にはご興味を示してくださる方々もいらして、一緒に二礼二拍手で参拝もしました。

それに、本殿がガラス貼りでモダンでしょ?おしゃれなマンションにカフェもあって。今の建物は氏子でもある建築家・隈研吾氏のデザインです。2020年オリンピックスタジアムも隈研吾氏。
なんと、結婚式にも遭遇。神社に立ち寄って良かった。


神楽坂は裏道が面白い。でも本日のお客様は買い食いがしたいので、深入りはせずに商店街へ一直線


皆さんスーパーマーケットへなだれ込みました。あちらこちらに散らばるのでソリマチは説明に忙しい。おにぎりやデリなどご購入で、ああ。。スーパーの前で広げちゃう。神楽坂ではちょっとそれはお上品ではないので、端の方で食べていただきましたがちょっとヒヤヒヤ。隣の店では、ベビーカーのお子さんにチキンを買ったお母さんが店の前で広げている。。ヒヤヒヤヒヤヒヤ。でも、「はい、どうぞ」とソリマチにもおにぎりをいただいて、さらにヒヤヒヤ。。でも食べました。。。

さて、そのあと、女性陣は和菓子屋さん、なんとも包装紙がカラフルで種類がいっぱいのおこし屋さん、雑貨屋さんなど、小さなお店をのぞいては気になるものをご購入でしたが、その間に男性陣は、神楽坂五十番で大きな肉まんをほおばっています
本当に食べることがお好きなご家族なのですね。。。 確かに、住宅街の小さなお店めぐり、何を売っているのかな、と、のぞくのは楽しいですよね


その後もしばらく商店街のお店を楽しんでいただきましたが、最後には男性陣が「鳥すき丼」、女性陣が「ラーメン」に分かれ、シメのお料理に入りました。

ソリマチは女性陣にくっついて俺流塩ラーメン。


スタートから終わりまで、筋金入りのフードツアーでした。
こんな展開は、エージェントさんはもちろん、通訳ガイドも想像してませんでしたよー


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