おひとりさまの健康な食卓

毎日の食事から考える「おひとりさまライフ」

汁もので主菜:根菜だらけの豚汁、ごぼうのきんぴら、春菊としめじの胡麻和え

2009-10-11 13:23:17 | 野菜料理
10月10日(昼食)

朝日新聞の土曜版のふろくページに「作家の口福」という持ち回り連載エッセイがある。
現在は『プラナリア』で直木賞を取った山本文緒さんの担当で、
食いしん坊の骨頂が書かれていて、楽しい。
なんてったって「気がつけば献立のことばかり考えている」だの、
「朝起きたら、たいてい腹ペコである」だの、
やっぱり、よく似た人はいるもんだ、と思う。

「4時間ごとにお腹がすく」に次いで、「お腹がすくのが怖い」で、また笑った。
私もお腹がすくのが怖いが、「食べ物がないと不安」という山本さんとは違う理由。
お腹がすくと、てきめんに「不機嫌になる」からだ。

自分では気がつかないが、はたから見ると相当イラついているらしく、
「あんた、お腹がすいているんでしょう」と、親しい友人からよく言われたものだ。
旅の記憶なんかも、食べ物つながりが圧倒的に多いので、
「君は食物志向の人間だね」と食べ友に言われたこともある。

「朝ご飯を食べながら昼ご飯のこと、昼ご飯を食べながら夕ご飯のこと」
を、山本さんと同じように考える私は、
朝ご飯を食べながら、ひらめいた。
「お昼は豚汁を食べよう!」
ま、風邪のときは汁ものを食べたくなるってのは常套だけど。

生協の有機野菜ボックスを注文したら、またまたゴボウが入ってきた。
何とか使わないといけないので、根菜だらけの豚汁に。
ついでにきんぴらもつくろう。

あごダシで出汁を取り、根菜をかき集める。にんじん、大根、さつまいも、レンコン、
そうそう、ボックスの中には、里芋もあった。しめじも入れよう。
コトコト煮込んで味噌を入れ、豚肉を加えて、最後に胡麻油で香り付け。
里芋は洗ってチンすれば簡単に皮がむけるし、ヌルヌルも少なくなる。

ごぼうのきんぴらは、いつもはごくごく細切りにするけれど、
気分を変えて、大きく切ってみる。
ただしこの場合は、柔らかくなるのに時間がかかるので、水を加えて蒸し煮する。
味付けは簡単につゆの素を使い、味醂と黒酢、最後に黒胡麻を加えるのが私流。

緑の野菜がほしいので、春菊としめじを茹でて、こちらは白胡麻で胡麻和えを。
お昼を食べながら、さて、夕食は・・・・と考えたら、今夜は外出だった・・・・。



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