My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

Galleryはしご

2008-08-11 01:51:29 | 日常あれこれ


昨日、MKさんとBurnside Libraryのすぐそばにある落ち着いたCaffeでデートをした。Chaiを一緒にポットで飲んで、二人ともベルギーワッフルを注文した。ここは、かなりカジュアルだけど品のある落ち着いた雰囲気のある店。チョコレートを使った飲み物やデザートで有名。ここでなんと夫の新しい上司(彼はGP関係の結構高い役職にもついているらしい)の写真を新聞で拝むことになる。Adelaideは狭い…。

そして、このCaffeのすぐそばにあるDaviud Summer Galleryに行って、Peter Chaplinともう一人の画家の画を見る。このChaplinのほうが断然よかった。彼はAdelaide出身の水彩がメインの画家。オーストラリアでも有名な水彩画家RWにかなり影響を受けているのではないか、と思う。描き方がかなり似ている…。そして、MKさんとともに感動したRoss Petersonの画も良かった。この人の絵の良さはちょっと言葉では表現し難い。すごくラフに自由に自然をさりげなく書いているけど、とてもパワフルな絵。こんな画が描きたい。そして2人で絶版になっているかのJoseph Zbkvicの水彩画技法の本を立ち読みする。

このあとは近所の、この前まで行っていたアートスクールのGalleryで我が師匠のAPの個展を見る。今回はほとんどが抽象画で、あとはかなり大きい産業(Industry)風景画。抽象画を見たとたん、親近感を覚えた。よく考えてみると、これらの画の色が朱色と藍色を主体にしている。着物や帯に良く使う色だ。そして、絵の中の文字らしきものはひらがなにとても似ている。もう、Japon!って感じ?ひょとしたら日本の美術にかなり影響を受けている時期なのかもしれない。ひさしぶりにインスピレーションをもらえるような絵を見た。それにしても彼の水彩の技術のレベルはすごい。あんなふざけたことばっかりクラスでは言っているのに、ちゃんと自分のアトリエではこんな大作を制作していたんだと、妙なところにも感心する。こんなすごい人から学ぶ機会に恵まれたことに感謝する。