My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

小学校の選び方

2008-08-18 23:06:01 | 日常あれこれ
つい先日、オーストラリアへ永住予定のFijiの友達からこちらでの小学校選びについて質問があった。日本から来る会社や研究機関研修生などの家族にもきっと興味があることだと思うのでせっかくだからここに書いておこうと思う。

まず、簡単に小学校から高校まで公立と私立が日本と同じようにある。でも、高校はこちらでは義務教育なので高校にあがるときに公立の場合入試試験とかは無く、大体その学区域の高校に入ることになる。大学を意識して、私立の進学高校に入れる親も結構いる。ここではまず、小学校のことだけ書こう。

小学校もその地域によって、公立の場合は行く学校が決まっている。これも日本と一緒。でも、大きく異なるのはこちらの学校では各学校がそれぞれかなり特色のある教育をしているということ。校風・設備・環境・先生のレベル・カリキュラムも違ったりする。カリキュラムはある程度これは学ばなくてはならないと言う基準はあるのだろうが、それぞれ力の入れている分野が違ったりするようだ。ある学校は、音楽や演劇で有名、そしてある学校はIBPと言う国際基準にのっとったカリキュラムをしていて人気が高かったりする。SA州でIBPのカリキュラムを認められて行っている公立の小学校はなんと家の長男が行っているStradbloke Primary SchoolとLindenpark Primary Schoolの2校のみ。二つとも、AdelaideのEastern SuburbといってCityの東部の人気のある地域に位置する。総合的な学校のレベルや評判は割りとその地域の評判のよさ(住みやすさ・治安のよさ・比較的高い地価も比例する)と大きくかかわっていたりする。だから、子供の教育に熱心な親で私立学校への高い学費を払うより評判の良い学区に地域に家を買ったり引っ越したりする人も多く聞く。また、学校によっては学区以外の地域に住む子供達も空きがあれば受け入れている学校も結構ある。このStradblokeもそう。

これから子供を小学校に入れようと考えている人に言える事は…

・ある程度済むのに居心地の良い地域を探すこと。そして、その近くの学校2-3校のOpen Dayに行って様子を見てくる。その学校の空気を吸うだけで入ってくる情報は結構多く馬鹿に出来ない。そして、近所の人達にそれらの学校の評判を聞く。公園にでも行けば、子供達を遊ばせている親達からいくらでも情報が入ってくる。お母さん達はおしゃべり好き。これ、世界各国共通のよう。

・お金を出来るだけかけて教育に力を入れたい、と言う人は地元の有名私立校に入れればよいと思う。さすがに有名校は教育レベルが低いと言うわけにはいかないようだから…。うちは、夫も私もまったく興味が無い。この公立で十二分に満足している。

・どちらにしろ、親が一生賢明選んでも、この子供に諸所の理由でどうしても合わなかったりすることがある。そうした理由で隣の学校に替えた人もしっているが、それはそれでよかった様子だ。学校を変えるのは結構簡単に出来るらしい。

こんな感じで少しでも参考になっただろうか?ではではまた何か質問があったら、コメントなりメールいただきたい。

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