今週末は2日とも午前中の勤務だった。しかも同じリハビリ病棟でかなりのほほんとした勤務。でも、少ない自分の患者さん達の看護にこういう余裕のあるときにこそは、とめいいっぱい力を注ぐ。さらに給料明細書を何気に見て給料が上がっていることを発見。とても充実した気分の良い勤務だった。その他はいつものようにチビ達を朝に晩にと公園に連れて行って遊ばさせ、自分もそのそばで柔軟体操と懸垂をする。ご飯は土曜日に私以外はカンガルーのプラムソースのステーキにサラダとフレンチフライ、日曜日には夫の十八番の鴨のロースト(北京ダックみたい)と空芯菜の炒め物、そして友人からもらった韓国人のおばーちゃんの手作りの白菜キムチ。食生活もとても充実していた。
そして…土曜日には同年代の同じく2人の子持ちの日本人女性で空手をする知人と一緒に久々に会うことに。一緒にせっかくだからゆっくりディナーをして、私達の共通の知り合いの美容師さんが出演するフラメンコのショーに行ってきた。
まず、セントラル・マーケットで待ち合わせをし、私のお勧めのIndian Bracceriesというインド料理でタンドリーの盛り合わせ(ミントとヨーグルトのソースつき)、チキンマサラカレー、ライス、ギーがついているナンを2人でシェアし、それぞれデザートを注文した。ああ、天国…。とてもとてもおいしかった。ここは私の通っている空手道場の仲間のインド人の彼のお墨付きでもある。
食べながら、4ヶ月ぶりだったので話にも花が咲き(でもほとんど空手の話)、気がつくとショー開演の10分前!!そこからさらに車で数分移動しなくてはならないのにすっかり失念。でも…なんか夢中で話していたから気にはしなかったが、かなり浮いた迷惑な客だったかもしれない。
「今、セイエンチンっていう形を練習しているんだけどね…。こっちの人が『センウンチン』とか言っているけど、英語で書いてあるのを見ると『セイエンチン』だったのよねー。」
「あ、私も流派は違うけどそれって形試合の指定形じゃん?審判の勉強のために自分で出来るように覚えたんだー!こういうやつでしょ?(といって、5挙動くらい上半身だけで食べながらやってみせる)」
「あーそれそれ!!」
と、こんな感じで話が延々と続いていく。いい年をした余所行きにおしゃれをした女二人、ちゃんとしたレストランで空手の話。しかも2人とも声がでかい。日本語でしゃべっていても端から見るとちょっと奇怪な2人だったかもしれない…。
そして肝心のフラメンコショー。シティから2-3分くらいのSA Folk Theaterというかなり古いバー付の寂れたホールで行われた。軽く10分くらい遅れていってもなんとこちららしく、まだ開演していない。それどころか、実際の開演は30分ほど予定より遅く始まった。でも、みんなこういうことは普通なので、ゆったりとビールやワインを飲みながら談笑したりして過ごしている。
ホールはシンプルにデコレーションされ、照明はググッとおとされているのが良い。で、ショーはプロのギタリストと歌手が付き、あるフラメンコ学校の生徒さん達のようだった。ソロで踊ったり、グループで踊ったり、中にはギタリストのソロや歌だけを聞かせるプログラムもあって盛り沢山だった。この歌手のスペイン人のおっちゃんがまた面白いキャラで、さらっと独り言のようなジョークをぶつぶつ言って、これがとてつもなく面白い。しかも、ステンレス製の酒筒(?)からチョコチョコ演奏の合間に何かを飲んでいる。一体中に何が入っているのだろう?水ではないことは確かだ。その証拠に、時間がたつにつれ、おっちゃんのジョークも歌も段々とのってくる。
踊り子さんの年齢層は下は小学生、上は…40代と幅広く、レベルもまちまちで、そして何より面白いと思ったのは、同じ踊りをしていても踊り方が全然違う。きちっと踊りをこなしている人、おまり細かいことにはとらわれてなさそうに野生的に情熱的に肉感的に惹きつける踊りをする人、派手さは無いが秘めた強さとベテランだとすぐにわかる美しい無駄の無い切れの良い動きが光る人(空手の形はこういうのが良い)、とても楽しそうに踊る人…。こういう個性がもろに出るものってとても好き。しかし体力と筋力かなりいる踊りだと想像する。タンゴやサルサは触りだけはしたことがある。今度一度、体験レッスンを受けてみよう!
こうして、安っぽいグラスの赤ワインを傾け、友達とあれこれショーについて話しながら夜は更けていき公演は11時まで続いた。忙しい女性にはたまにはこういうGirl`s Night Outがとても良い…。
そして…土曜日には同年代の同じく2人の子持ちの日本人女性で空手をする知人と一緒に久々に会うことに。一緒にせっかくだからゆっくりディナーをして、私達の共通の知り合いの美容師さんが出演するフラメンコのショーに行ってきた。
まず、セントラル・マーケットで待ち合わせをし、私のお勧めのIndian Bracceriesというインド料理でタンドリーの盛り合わせ(ミントとヨーグルトのソースつき)、チキンマサラカレー、ライス、ギーがついているナンを2人でシェアし、それぞれデザートを注文した。ああ、天国…。とてもとてもおいしかった。ここは私の通っている空手道場の仲間のインド人の彼のお墨付きでもある。
食べながら、4ヶ月ぶりだったので話にも花が咲き(でもほとんど空手の話)、気がつくとショー開演の10分前!!そこからさらに車で数分移動しなくてはならないのにすっかり失念。でも…なんか夢中で話していたから気にはしなかったが、かなり浮いた迷惑な客だったかもしれない。
「今、セイエンチンっていう形を練習しているんだけどね…。こっちの人が『センウンチン』とか言っているけど、英語で書いてあるのを見ると『セイエンチン』だったのよねー。」
「あ、私も流派は違うけどそれって形試合の指定形じゃん?審判の勉強のために自分で出来るように覚えたんだー!こういうやつでしょ?(といって、5挙動くらい上半身だけで食べながらやってみせる)」
「あーそれそれ!!」
と、こんな感じで話が延々と続いていく。いい年をした余所行きにおしゃれをした女二人、ちゃんとしたレストランで空手の話。しかも2人とも声がでかい。日本語でしゃべっていても端から見るとちょっと奇怪な2人だったかもしれない…。
そして肝心のフラメンコショー。シティから2-3分くらいのSA Folk Theaterというかなり古いバー付の寂れたホールで行われた。軽く10分くらい遅れていってもなんとこちららしく、まだ開演していない。それどころか、実際の開演は30分ほど予定より遅く始まった。でも、みんなこういうことは普通なので、ゆったりとビールやワインを飲みながら談笑したりして過ごしている。
ホールはシンプルにデコレーションされ、照明はググッとおとされているのが良い。で、ショーはプロのギタリストと歌手が付き、あるフラメンコ学校の生徒さん達のようだった。ソロで踊ったり、グループで踊ったり、中にはギタリストのソロや歌だけを聞かせるプログラムもあって盛り沢山だった。この歌手のスペイン人のおっちゃんがまた面白いキャラで、さらっと独り言のようなジョークをぶつぶつ言って、これがとてつもなく面白い。しかも、ステンレス製の酒筒(?)からチョコチョコ演奏の合間に何かを飲んでいる。一体中に何が入っているのだろう?水ではないことは確かだ。その証拠に、時間がたつにつれ、おっちゃんのジョークも歌も段々とのってくる。
踊り子さんの年齢層は下は小学生、上は…40代と幅広く、レベルもまちまちで、そして何より面白いと思ったのは、同じ踊りをしていても踊り方が全然違う。きちっと踊りをこなしている人、おまり細かいことにはとらわれてなさそうに野生的に情熱的に肉感的に惹きつける踊りをする人、派手さは無いが秘めた強さとベテランだとすぐにわかる美しい無駄の無い切れの良い動きが光る人(空手の形はこういうのが良い)、とても楽しそうに踊る人…。こういう個性がもろに出るものってとても好き。しかし体力と筋力かなりいる踊りだと想像する。タンゴやサルサは触りだけはしたことがある。今度一度、体験レッスンを受けてみよう!
こうして、安っぽいグラスの赤ワインを傾け、友達とあれこれショーについて話しながら夜は更けていき公演は11時まで続いた。忙しい女性にはたまにはこういうGirl`s Night Outがとても良い…。