Paper: Arches, 300gsm, cold press, 23×33cm
Watercolor:
Van Gough (Quinacridon rose, Azo Yellow light, Permanent orange)
Holbein (Prussian blue, Burnt sienna)
Art Spectrum (Cobalt blue)
Masking Ink & Charcoal pencil
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風邪で重い身体を引きずりながら、再度朝顔にチャレンジ。一回目は全体をWet-in-wetで描いて見事に失敗。早い段階で諦めて(水彩画は失敗してそれを直そうとすればするほどひどくなることが多い)、また挑戦。今回は部分的Wet-in-wetで花と葉の面と蔓が絡まっている笹の棒を、あとはWet-on-dryで。葉の葉脈と花の折り目の白い線はマスキング・インクで白を残しておく。葉脈は濃い色で描き入れるより、白く残しておいたほうが新鮮な感じがする。仕上げに笹の棒の節をCharcoal Pencilで、そして薄いコバルトブルーを少し下のほうに散布して朝露のイメージを添える。前回の朝顔より大分良い。ただ、5号のコリンスキーの丸筆で朝顔の蔓は苦しかったかも。MKさんが日本から持ち込んできてくれたRigger(長く細い線描き用)を待っていればよかった!
それにしても、Hiromiさんがつい先日、日本から仕入れてくれた、PICABIAのコリンスキーセーブル12号を今回試してみたが…もう、申し分のない使い心地。柔らかいのに腰がある程度あって、穂先がきちっとまとまる。もう、コリンスキー筆の宣伝文句そのまま!日本は世界的に質の高い筆を作ることで有名。MKさんが持ってきてくれた、Holbeinの新しい色も早く試してみたい。