Watercolor on Arches watercolor paper, 300gsm, rough, 15×34cm
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このところ、毎日バタバタしていたのであまりゆっくり描くゆとりがなかったが、今日からようやく練習再開。とりあえず練習になればと、あまり何を描こうかと構えずに、SA州内の観光パンフレットの中のFlinders Rangeの写真をなんとなく選んだ。実際に行ったことはないが、広大な乾いた丘陵が広がるその広い地域は、観光地としても有名。オーストラリアの乾いた大地と赤い土地、青い広い空…。Adelaideから北にひたすらまっすぐ数時間。行ってみたい-。
さてさて、今回は自分へのチャレンジとして、「細かいことは気にせず書かずに素早く描く・ぼんやりとしたメリハリのならない絵にならないようにTonal Valueに注意する」の2点に注意した。写真と言う実際の風景にとらわれることなく、とても楽しく描けた。そして、あの赤い大地のイメージをMKさんに運び込んでもらったHobeinのLight RedとCadnium Red Lightという不透明色の赤系をガンガン使って表現する。このLight Redと言う色、最近とても気に入っている。
今度は前に散々失敗した水辺の風景にしよう-。
風景画はとても難しいですね。最近ようやく気がついたのですが…。いかに自分のイメージを残してSimplifiesするか、そして構図のとり方がネックになってくるように感じます。ほら、視界に入ってくる風景の情報って膨大じゃないですか?
そうそう、APの個展とDavid Summer Gallery、良かったです。APの抽象画、とてもジャポン(Japan)って感じがしますね。きっと、日本画の影響が強いのではないかと。