My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

Ramadan Eid Festivalと空手デモ!?

2007-10-30 19:42:18 | 日常あれこれ
先週日曜日、我が家おなじみのナース友達のMKさんとHIROMIさんが遊びに来てくれてランチ(坦々麺)を一緒に食べ、Rsamadan Eid Festivalというイスラム教のお祭りに家のチビ達と一緒に行った。そして、このお祭りには私は日本の文化の紹介という目目で、うちの道場の先生と他の生徒達数人と一緒に空手のデモンストレーションをするというお役目があった。

いくと、道場のそばのある大きな広場でテントがいくつか張られ、見渡す限りスカーフをかぶった女性やイスラム教の男性が被る帽子や中東独特の堀の深い顔がみえ、ソヴラキという中東のBBQの香り、おいしそうなでもとてつもなく甘そうなシロップのたんまりかかったデザート、またまたお砂糖のぱっぷりは言ったミントティー、女性の体をすっぽり覆うシンプルなつくりのロングドレス、目に入るものすべてがイスラム文化のもの。といっても、イスラム圏にも多くのクリスチャンがいるので(対立をしている)食べ物はイスラム教徒だけのものとは言い切れない事をここに断っておかなくては。こういう所に来ると、自分がすごくマイノリティーだと感じさせられる。

とりあえずデモンストレーションのためにウォームアップをするため、MKさんとHIROMIさんいチビ2人を面倒見てもらう。どうやら、チビ達はJumping Castleという携帯用のプールみたいなビニールで出来た大きな滑り台が気に入ったらしい。これは、子供1人につき、15分~20分くらいで4ドル。



デモンストレーションは芝生の地面でテントにある客席に向かって行う。最初は、軽くウォームアップ、そして基本(突き・蹴り・手刀受けなど)をいくつか先生の号令に従ってし、次は白帯・オレンジ帯の子供達による平安初段の形の演武、オレンジ帯・黄帯の子供達による平安二段の演武と、先生と黒帯三段のインド人の生徒によるその形の分解と続き、それから次は写真にあるペアになっての基本一本組み手。私の相手はオージーの14歳の女の子(私より体格がかなり良い)で、私の右回し蹴りを彼女が受けて反撃するというもの。芝生は結構すべるのでバランスを崩しやすいため要注意!



それから最後のほうは、抜塞大という黒帯になるときには必ず昇段試験で演武しなければならない形の分解の実演。私とインド人の彼と先生とで行う。打ち合わせ全然なしの実演だったため、先生は私の耳元で「いま足払いかけてから投げ倒すからね。」と、その場打ち合わせをしてくる。写真は投げられた瞬間のショット。HIROMIさんナイスショット!!



この演武はほどほどに反応が良かったが、やはり素人相手でも打ち合わせてしたほうがだいぶ良いものが出来なのではないかと思う。しかも、屋外だから風の音で先生の支持が良く聞こえなかったので、みんな何を次にしたら良いのか戸惑うこともあった。今度先生にサジェスションしてみよう…。

演武が終われば記念写真を撮って、さっさと出店をみて回る。私は何とかという(あー、忘れた。)ギリシアでも食べられているナッツが入ったシロップのたくさんかかっているパイのお菓子を1ドルで買い、子供達には良い子にしていたご褒美に各2ドルづつのキャンディ、そしてHIROMIさんとMKさんは何とかって言う(もう、なじみのないものは覚えられなくって…オージーが日本人の名前をなかなか覚えられないのと同じなのだろう。)セモリナの粉に砂糖とピスタチオの砕いたものとローズウォーターをませて作られたデザートを2ドルで買った。それからお腹のすいた長男にはチーズとほうれん草の破産であるかためのパン(4ドル)。それをつまみながら、観客席で東南アジアのパンセ何とか・スリットという武術の演武をみる。これが結構面白かった。道着はチャイナ服っぽく黒の薄手の上下を白の帯で占めている。先生はオレンジ色。彼らのほとんどは東南アジア人の顔をしていた。この武術の形はなんだかヨガの動きに似た挙動が結構あった気がする。組手のパフォーマンスなんか武器を使っていてとても実用的な技を演武していた。こうしてみると、アジアの武術は空手・柔術・合気道やカンフーといい、お互いに類似点が多いのだなと改めて感じる。

最後はこれもまたなんとかっていう、マンドリンと胡弓の合いの子のような指で弾く民族楽器の演奏で締めくくる。この演奏が以外に良かった。とても哀愁を帯びた広がりのある音だった。とても気に入ったので今度CDを探してみよう。

空手をしているおかげで最近、色んな体験をする機会に恵まれている。今回も、イスラム文化に少しだけ垣間見ることが出来たことに、感謝…。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。