My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

The perceptions of lights & shadows

2009-12-05 13:18:27 | Gallery
さてさて、これは4つ目の分野-明暗の知覚が焦点。これはまさしく、「目からうろこ」のセクションだった。今までは、そこそこに対象物に影をつけてそれなりにリアリティを持たせることが出来ていたとおもっていた。が、それは大きな勘違いであったことに気付く。絵の世界で使われている明暗の理論では、4種類あるということは初めて知り、とても訳に立ちそうな知識だ。

1.Highlights...絵や写真の中で一番明るい光。光が直接対象物に当たるところだろう。
2.Cast Shadows...絵の中で一番くらい部分。対象物自体の影。
3.Reflected lights...反射光。1番ほど明るくない。
4.Crest shadows...対象物自体の凹凸で対象物上に出来た光とか?

でも、2番と4番の境がちょっとあいまい。師匠に聞いてみよう。それにしても、いきなりあらゆる身近な影が急にカラフルに美しく見え始めてきたような気がする…。


Exercise30
斜め上から卵に光をあてて影を作り、上の4つの影を意識しながら描く。このCast Shadowの周りのちょっと明るめの影はなんと言うのだろう?Cast ShadowⅡとか?


Exercise31
After a photo by Hartstook.チャーリー・チャップリンの写真を使って、2つの明暗だけて描く練習。2つの明暗だけで、驚くべきことに絵を見ているほうは、細かく描かれていない部分が想像できてしまい、またそれを想像することを楽しむ。これをこの本の著者は、「絵を描く側と見る側とのゲーム、駆け引き」と例えている。あまり細かいディテールを入れてしまうと、それを楽しむことが出来なくなってしまう。


Exercise32
人間の顔の大方のプロポーションを学ぶ練習。 


Exercise33
After Picasso.この章で習った、明暗についての基本と、人間の顔の基本的なプロポーションを念頭において、かのピカソがまだ十代のときに書いた自画像を模写する。こうしてみると、彼はかなり堀が深くラテン的な顔をしている。確か、スペインの人だったと記憶する。