W/C & Gouache on Arches, 300gsm, rough, 1/8 sheet
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今日の水彩クラスのテーマは、デザインの焦点のあて方を、大雑把にいくつか例を挙げて、試してみるというもの。レンブラントのように明暗を強く上手く使った巨匠や、ターナーのように透明なカラフルな色のみを使った低コントラストの絵など…。で、私は先生が持ってきたInternetからの記事の主人公の猫をモデルにした。毛足の長い、とてもきれいな上品そうな猫…。この猫は、4年間同じ路線のバスに毎日タダ乗りをし続けたそうだ。最近は年をとってきて、いつも降りるバス停で下り忘れたりするので、バスの運転手が下ろしてあげるとか。何でほのぼのとした、イギリスでのお話。写真と構図は同じにして、明暗のバランスをかえて、主人公がはっきりと浮き上がるようにした。で、背景の色を暗くし過ぎたので、ガッシュの白を大量の水で薄めてレイヤーをかけ、なんとなく光を暗示してみた。
例のDrawingの練習のおかげで、こんな動物の下書きでも、ものの5分で出来る様になった。何事もまさしく訓練、というか慣れだ。この、コントラスト中心の絵は、ちょっとレンブラントの明暗の使い方を参考にしてみた。