My Laid-back Aussie Life

オーストラリア、アデレード発のオージーライフ、家族、看護などについて~

The perceptions of relationships

2009-12-04 10:28:13 | Gallery
この章は、対象物間の関係、まあ、平たく言えば遠近と比率の考え方が焦点。これは、前章ほど理解するのに時間はかからなかったけど、やはり物をきちっと見て(結構ちゃんと見ていないもの)きちっと図って正確に描く、という癖はこうして意識して習わないと、ただ量を描いていてもなかなか身につかない。人間の横顔や真正面からの顔などは、大体のプロポーションが決まっている。そして、正確に実際の顔を書いてみると、目は思っていたよりも小さく、目の高さと頭のてっぺんの距離が以外に実際は長いことに驚く。結構、人間の目はいい加減なのもだ。というわけで、「これは幸見えるべきだ、こうあるべきだ」という思い込みを捨て、「ちゃんと見て図って、見えるがままに忠実に描く」、という訓練だろう。かなりやっていて面白かった。


Exercise20
ドアがある廊下。Basic Unit(基準となるもの)を選んで全体をそれにあわせて描いていく。この場合は、奥のドアの幅を基準にした。


Exercise21
今のPCセクション。今こうしてみると、おかしいところが分る。成長したということだろう。


Exercise22
自分の右足。


Exercise23
テーブルの上の本と筆記用具たち。結構難しかった。角度によって大きな本が実際の小さな本より遥かに小さく薄く見えたり…。思い込みってすごく怖い。


Exercise24
楕円の練習。円状の表面が自分からの角度に違いによって、どのように実際変化して見えるか、ともの。多くの場合、楕円の両端の角度を鋭くしすぎてしまったり、円の上部を下部より円くしてしまったりするミスをするらしい。このような単純なことも、知って知るのと知らないでいるのとは大きな違い。


Exercise25-1
エドガー・アラン・ポーの像のスケッチの模写。角度とネガティブスペースがポイント。


Exercise25-2
After Mattise.マチスのスケッチの模写。


Exercise26


Exercise27
After J.S.Sergent.かの水彩の巨匠、サージェントのマダムXの模写。


Exercise28
これは、とても良く知っている人物。動物も人の顔も、鉛筆の線ひとつ、一ミリの差で大きく印象が変わってしまう。こうしてみると、苦手意識のあった人物画も、結構面白い。


Exercise29
息子の冬用の帽子。木炭鉛筆で。