And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

おれの思い出が本当なら、おれの昔の生活は饗宴だった

2017-01-24 21:17:04 | 日記
久しぶりに書店へ行き語学講座のテキストを買った。毎月7冊、3千円くらいの出費で単語1つ2つほどしか覚えられない。真剣にやれば4カ国語で1から10までくらい覚えられるだろうにドイツ語で9までいって10がわからない。調べればすぐわかるのにそれすらしようともしない。ラジオは録音ためながらも聞いてるが、そんなことではいつまでたっても何語も覚えられないだろう。ただテレビ講座よりは真剣に聞いているつもり。テレビはドイツ、フランス、イタリア、スペインみんな旅番組のようになって、全く役に立たなくなった。フランス語はバカ女がきどってパリを歩くという一番嫌いなパターン。イタリア語もどこの音楽家か知らないがキザのキザ男みたいなやつが気取って歩き回るのを観て何楽しい。それに比べるとドイツ語、スペイン語は感じがいいがそれでも語学を勉強しようという雰囲気ではない。ロシア語はまだ従来の形になっているので観るのが楽しい。テレビはテキスト買わないがロシア語は訳わからないので買う。それだけのテキスト買って、ぶらぶら文学コーナー見ていたら、単行本で漱石全集が出るのを知った。ある意味ショックだった。なんでいくら人気のある漱石とはいえ単行本で出すのというか出せるの。単行本で並べておきたい、昔のファンならあるだろうから今の若い人か。書簡などは知らないが文庫で全集が出ているのにあえて買うファンがどれほどいるのだろう。自分の書棚にも鈴木道彦訳「失われた時を求めて」の単行本が並んでいるけど、文庫が先に出ていたら絶対買っていない。新書版で小田島雄志訳シェイクスピア全集あるけれど、新書でなかったら絶対全部読もうと思わなかった。漱石割と好きで文庫の全集も買ったなと本棚見たらないので、積んでいるほうに混ざっているのだろう。逆にほとんど読まなかった芥川の文庫全集はきれいに並べてあった。思い立って漱石を出そうとしたが、面倒になって文庫のセットで出ているようなので取り置き注文した。何てことだ。この際全部山を崩してどうせ積んである文庫など読まないのだから出してしまえばよかったのに。売ってたとえ何十円でも部屋がきれいになるからとは思うのだけれど、そうする気力もなく。探し物をしながら何か音楽をと久しぶり「ベスト・オブ・リー・モーガン」をかけてみた。ジャズのベスト盤など買うことないのだが、リー・モーガンは熱心に聴く気もなく、代表作の「サイドワインダー」と「クリフォードの思い出」の2曲が一度に聴けるからとCDが出始めた頃買ったのだ。1曲目の「CEORA」がよくてこればかり聴いていたので、今でも聴くと当時がよみがえる。しばらく音楽を聴いて本の山を忘れることにしようか。

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