ブルーレイで唯一役に立つのが、長い映画を1枚で観られること。「惑星ソラリス」「ライトスタッフ」などDVDで2枚に分かれていたものもDVD1枚で観られるようになったものもあるが、「七人の侍」のようにDVDでは無理というのでブルーレイなら1枚というのがある。今度出るヴィスコンティの「ルートヴィッヒ」も1枚で出るので予約した。でもはたして4時間もかかる映画も1枚でなければなのかとも思う。昔の長い映画って休憩あったよなと。デビッド・リーンの「ドクトル・ジバゴ」は真っ暗のまま音楽鳴ってなんだこれと思ってるうちに始まって、確か休憩もあったのではなかったかと思う。優雅に映画を観る時代だった。逆に何でブルーレイなのに1枚にできないのというのは多々ある。大容量というのなら2本や3本映画1枚に入るのではと思うのだけど、そんなサービスして売るためにブルーレイ開発されたわけではない。コピーさせないのが目的だから極力ブルーレイは買わないようにしている。最初からマックでは相手にしてなかったようにPCメディアとしてはほぼ消えつつある。テレビ録画もハードディスクで保存用に容量いっぱい詰め込む時だけブルーレイ。メーカーはブルーレイ1本にしたいのだろうがDVDはなくならず、ブルーレイにDVDをつけるまでしてる。CDは出たころ78分くらいが限度で、ぎりぎりまで入ったCDだとプレイヤーによってはかからないものがあった。その諭旨が裏面に書かれているCDがうちにもある。今は80分までは入るようだ。その2分は大きく、2枚組のレコードが1枚に入るかどうか分かれることもある。CDもスーパーCDとか出てきたが、何百万もするセットで聴かなければ違いがわからない程度ならば普及するわけがない。そんなのでロック出してどうする。それもCD2枚分がそっくり入るとでもいうのならブルックナー、マーラーの長い交響曲でも1枚で聴けるけれども、これもブルーレイと同じでそんなことはしないだろう。DVDオーディオで1枚にマーラー交響曲が全部入ったのがあったが、当たり前だがマーラーの交響曲を通して聴くことなどない。映画に話を戻すとテープが出て家庭でも好きな映画を観られるようになって、レーザーディスクが出て巻き戻さなくてもいいようになって、DVDで1本の映画を裏替えざず、しかもコンパクトなサイズで観られるようになった。もうディスクさえ時代遅れだから、USBメモリくらいの映画ソフトとか出るのか。未だDVDになっていないヴィスコンティの「異邦人」フェリーニの「アマルコルド」ブニュエルの「グラン・カジノ」「ドン・キンティン」ベルイマンは「道化師の夜」と初期作品。あと「マッシュ」テレビ版が出ればいうことない。
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