And Li Po also died drunk

勝手に好きな音楽、映画、本を書き連ねる。

ハート・クレインに嫉妬する

2017-01-16 16:38:40 | 日記
しばらく使っていなかったプリンターを処分してしまい、大きなスペース空いたなと喜んで、ちょっと本を並べたらそれで終わり。なんてことない、床に置いてあった文庫、CDが整理され、とはいっても面積でいうと15センチ四方、高さで1メートルくらいのタワーがなくなっただけで部屋のスペースは全く変わらない。上をぶち抜いて吹き抜けにして階段をつけ全部に棚をつければ、床の半分以上見えてくるのではと思うのだが全く無理。せめて床に投げてあるNHKラジオ語学講座のテキスト、12月分終わらせればその6冊はなくなる。今日もロストロポーヴィチのDGボックスがきて、またそれも床に置いた。とにかくカラヤン60年、70年、80年、EMI、ルービンシュタイン、グールド、ブーレーズコロンビア、エリントンRCA、それに加えて大人の超合金シリーズのアポロ11号、それらの横に文庫山積み、その上にDVDとそれらが2歩でドアに届くスペースにあれば楽にゴミ屋敷を想像してもらえると思う。机もノートを広げるどころかメモ書けるスペースすらない。机の上も本とDVD山積み。そんな状況なので掃除機もかけられない。ふと部屋にあるものの半分以上なくなっても何も困らないと思うことがあるけれど、なくなってしまっては人生つまらない。「失われた時を求めて」の解説に筑摩世界文学大系でも「失われた時を求めて」が出ていたことが書かれていて懐かしく思った。それで「失われた時を求めて」を読んだわけでなく、何か1冊くらいそのシリーズを買ったと思ったが、三段組みで重くとてもでないが読む気のしないシリーズだった。とにかく詰め込んでしまって、あとは飾っておいてくださいといわんばかりの全集。日本文学、世界文学ともに全集は出ていたし、その中で次々読んでしまおうというものはなかったけれど、あれは最悪だったという印象。共同訳「失われた時を求めて」は二段で、中身がよくわからないこともあって読むのつらかった記憶がある。今は二段でも読みたくない。集英社版世界の文学はソレルスとジョイス読んだだけであとは並べてあるだけ。文庫で出たコルタサル、ロスなどは文庫で読んだけれど、それもドストエフスキー全集買って文庫で読んでた友人と自分も同じか。文学の全集は読み切ったことがないが、CDは今のところホロヴィッツ、グールド、ルービンシュタインとピアノばかりだがボックスを全部聴いているので、文学全集よりは役に立っている。映画もバラで買ったけれどヒッチコック、黒澤、007など最初から順番に観ているものもある。そういえばトーマス・マンの「ヨセフとその兄弟たち」は分厚い単行本二段組み3冊を読み切ったので、それはなんか全集読み切ったような満足感があった。その訳しかなかったので、それを読むしかなかったのだが。