映画賞ではよくコメディとミュージカルを別枠で設けることが多いですが、“コメディ”は一体どこにラインを引くのか難しくないんですかね。
以前「In Bruges」という映画を観ました。
確かにひとつひとつのシーンの(やたらとFで始まることの多い)台詞のやり取りだとか。そのリズム感だとかはコメディなんですが、そのすぐ後に来る妙に覚めた殺人シーンだとか、全体に漂う哀愁感だとかを総合すると、さてこれを何と呼んでいいものかと不思議な感覚を覚えました。
ともかく、主演のコリン・ファレルはその年のゴールデン・グローブ賞では、ミュージカル・コメディ部門で主演男優賞を受賞しました。
ちなみに共演したブレンダン・グリーソンも同賞の主演男優賞(そう、こちらでは同じく“主演”と見なされているんです。この区別も難しいですね)と英国アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされています。
このふたりの組み合わせは本当に絶妙だったんですが、ここにさらにレイフ・ファインズが加わります。いつものようにクールな役かと思いきや、すぐにカッとなってドジを踏んでしまうボスの役で、これまた妙な存在感でした。
他の出演者も含めて、映画の殆どのシーンはかなりエキセントリックなんですが、それが繰り広げられるのが、主人公が「陰鬱で退屈な街」と見なす古都ブルージュ。その対比自体もまぁコメディなんでしょうね。
ところで、今回泊まったホテルで、営業時間外の昼間のバーに寄ってみると、奥の部屋に数々の有名人のサインが書かれた写真が。よく見るとコリン・ファレルとレイフ・ファインズの写真もあります。
あれっ、もしかしてここに泊まったのかな?あの映画の中で舞台になったのはここ?しまった。ちゃんとホテルの従業員に訊いとけばよかった。
先ほどロンドンに戻ってきました。
以前「In Bruges」という映画を観ました。
確かにひとつひとつのシーンの(やたらとFで始まることの多い)台詞のやり取りだとか。そのリズム感だとかはコメディなんですが、そのすぐ後に来る妙に覚めた殺人シーンだとか、全体に漂う哀愁感だとかを総合すると、さてこれを何と呼んでいいものかと不思議な感覚を覚えました。
ともかく、主演のコリン・ファレルはその年のゴールデン・グローブ賞では、ミュージカル・コメディ部門で主演男優賞を受賞しました。
ちなみに共演したブレンダン・グリーソンも同賞の主演男優賞(そう、こちらでは同じく“主演”と見なされているんです。この区別も難しいですね)と英国アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされています。
このふたりの組み合わせは本当に絶妙だったんですが、ここにさらにレイフ・ファインズが加わります。いつものようにクールな役かと思いきや、すぐにカッとなってドジを踏んでしまうボスの役で、これまた妙な存在感でした。
他の出演者も含めて、映画の殆どのシーンはかなりエキセントリックなんですが、それが繰り広げられるのが、主人公が「陰鬱で退屈な街」と見なす古都ブルージュ。その対比自体もまぁコメディなんでしょうね。
ところで、今回泊まったホテルで、営業時間外の昼間のバーに寄ってみると、奥の部屋に数々の有名人のサインが書かれた写真が。よく見るとコリン・ファレルとレイフ・ファインズの写真もあります。
あれっ、もしかしてここに泊まったのかな?あの映画の中で舞台になったのはここ?しまった。ちゃんとホテルの従業員に訊いとけばよかった。
先ほどロンドンに戻ってきました。