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ロンドンから徒然に

アラブ女性の服装

2009-07-29 | 旅・イベント
 昨日書いたEdgware Roadの雰囲気を出すためには、例の黒い服を着た女性の写真を載せるのがいいのかなと思ったのですが、わざわざ身体を隠すための服を着けている人を正面から映すのも悪いと思いやめました。
 近くのハイド・パークには、特に夕方になるとたくさんのアラブ系の人達が集まります。顔が分からないようになら撮らしてもらっていいかな。



 あの服装も実は色々あって、だんだんと身体の隠れていく順にヘジャブ《頭髪を隠す》、ヒマール《背中まで隠す》、ニカーブ《目だけ出す》、ブルカ《目の部分も網で覆う》などがあるそうです。
 目だけ出して、しかも(僕には)皆同じようなメイクに見えるのですが、旦那さんが間違えるなんてことはないんでしょうか。それにパスポートにはどんな写真を載せるのでしょう。

 ところで、デパートなどでこうした黒い服のアラブ女性がすごい数の洋服を買っているのをよく見かけるのですが、いつ着るのだろうと素直に疑問に思います。一説によると、こうしたお洒落な女性の黒い服の下にはデザイナー・ブランドの服があるんだともいいます。お洒落心はどこの国でも一緒なんでしょう。

 さて、ヨーロッパでのアラブ諸国の人の人口はだんだんと増えていますが、文化の違い、宗教の違いは軋轢も起こします。
 ちょっと前にフランスで学校でのスカーフ着用を禁止して議論を呼んだことがありますね。こういった服装を女性への抑圧と見るなら禁止することで開放への手伝いをしたいし、宗教の自由を主張する立場からは逆に宗教への弾圧だと言われるんでしょうね。
 
 難しいことはさておいても、あのショッピングに夢中な様子を見ると、自由な服装で歩かせてあげたい気が個人的にはしますが。

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