植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

テレビも観ない 新聞も読まない それで十分

2024年05月21日 | 雑感
ワタシは新聞を読みません。購読料が払えないわけではありませんが、字が小さい、読む時間が無い、興味が持てない、などの理由でやめました。

まだ現役の頃は、金融機関に勤務していたので、日本経済新聞は必須でありました。自宅で「日経」と一般紙両方をとっていて、会社に行く毎日に日経を電車の中で読むわけです。しかし、8年前定年退職を機に、一旦生活全体をリセットする、からやり直しました。

①会社勤務は続けない(前の会社に再就職しない) ②趣味の世界(ガーデニング・書道・絵画等)にシフトする ③出来るだけ人とのかかわりを減らす、など自分自身を中心に残りの人生を送りたいと思ったのです。
すると、例えば、座敷や表に面した廊下に座って片手でお茶を飲みながら新聞を読む、といったサザエさんのような光景は自分の中にはありませんでした。

それまで、新聞は長い年月で読むところと言えば4コマ漫画、社会面(3面記事)、囲碁欄、テレビ番組表位だったのです。社説も経済面も1面もほとんど目を通す必要がありませんでした。何よりゆっくり新聞など読んでいる時間もありませんでした。それは現役を退いても意味は同じで、朝5時過ぎには起きて畑に行ったりして新聞を読むタイミングが無いのです。

また、スマホの発達によって、テレビ番組表もニュースもあらかたはスマホで間に合うようになりました。何かわからない事(例えば有名人の年齢とか、出身など)もスマホでわけなく知ることが出来ます。ポケットの中にネットで繋がったパソコンが入っているのですから、新聞など不要になりますわね。

それで、ここ10年購読する新聞は無くなっておりますが、一切の不便を感じません。それは家人も同様で、ニュースはほぼ全てスマホから情報入手しているようです。

新聞だけではありません。もはやテレビも観なくなりました。これには「鬱病」も関わっております。さほどテレビ好きでもないワタシですが、どこのご家庭でもそうであるように、夕方からだいたいテレビをつけ放しにしますね。ニュース番組を含め、見るともなしにテレビに目を向けるという生活が長かったのです。途中から野球のナイターにCHを変え9時過ぎまで観戦するというのも当たり前でした。

ところが、昨年春に「あんた抑うつ状態だね、軽い鬱病かな」と行きつけのクリニックで言われ、秋口には本格的な症状が出始めたのです。するとテレビが鬱陶しくうるさく感じるようになりました。リビングでスマホをいじっていても、特にCMに出て来て作り笑いをするタレントの顔や過剰に音が大きくなる音楽や宣伝文句を聞くと、気持ちが悪く不快感・不安感が出てくるようになったのです。ニュースを見ていても、とにかく目がそこに行くと不愉快になるので、ヴォリュームを落として無音にするようになりました。ニュースとしての意味がありませんね。テレビがつまらない、見たくないと思えば番組表も不要ですね。

結果として、夕方この仕事場から戻って寝るまでの約3時間で、テレビが点いているのは約2時間(家人がニュースを見る)、そのうち1時間弱は机について書道の稽古をしておりますので、ちらっと見るだけで1時間だけということになっています。

従って、このワタシは世の中の動きや情報から取り残され「世捨て人」状態に近づきつつあるのです。このブログを見てもわかるように、ワタシのブログにはほとんど時事ネタや世の中で起きていることのコメントはありません。自分だけの生活で、見聞きしたこと考えたことがほとんどなのです。たまにスマホのニュースを斜め読みするくらいで何が起きているかぐらいは承知しておりますが。

まぁ、それでも中途半端に聞きかじったような社会批判や、知ったかぶりの論評などをするよりましかもしれませんね。

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