植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

外人、開幕に間に合うんかい?

2022年02月27日 | スポーツ
靴屋さんが車輪から降りて歩いてコーヒーを飲んだ。これを見て巨人の助っ人外人だと気づく人はよほどの巨人通であります。Matthew David Shoemaker (シューメーカー)、Zelous Lamar Wheeler(ウィーラー)Adam Brett Walker II (ウォーカー)Gregory Polanco ( 愛称El Coffeeーエルコーヒー)の4人が、今年巨人で期待される「助っ人」であります。毎年新たな外国人が入団し、ほとんどが活躍しないまま消えるので名前も顔も覚えられません。日本語に直して顔と名前を一致させようかと思います。(笑)

 今年もコロナのせいで、日本に来れないまま国内のキャンプが進行しています。練習試合はすでに行われており、とうとうオープン戦も始まりました。去年の事を思い起こすと、同じくキャンプインが遅れ付け焼刃で開幕戦に出たとたん、新外国人テームズは慣れない人工芝の外野で、ちょいとジャンプしただけでアキレス腱断裂 となりそのまま退団しました。調整不足・準備不足は明らかだったのです。

 オミクロンのおかげで、国際線の規制は続いており、海外からのスポーツ選手もなかなか入国できません。するとアメリカの暖かいところで自主トレーニングするしかありませんが、ちゃんとした球場でスタッフがおぜん立てするというような環境ではなかろうと思います。知り合いと軽くキャッチボールをして軽くジョギング程度でおしまいでしょう。

 そんな事前の心構えと身体的な準備不足のまま3月に来日し、ぶっつけで野球をやってもうまくいくわけも無いのです。毎年大物メジャーリーガーとして巨人に入った選手はコロナが無くても、あらかたが役に立たず、半数以上が1年で首になりました。日本の野球を舐めてるか、MLBで相手にされない程衰えたか故障持ちでありました。直近では、名前は忘れましたが秋に緊急入団した選手、スモークなどあっというまに消えてしまいました。

 そして練習試合やオープン戦が外人抜きで始まりましたが、冴えません。まず打てない、ベテラン野手のバッティングが上がってきていません。この時期は育成も含めて1・2軍ぎりぎりの若手の試用期間でもあります。期待の高卒2年目中山・秋広がどこまで伸びてきたか、が焦点です。若い選手は今がチャンスなんですね。それから腐りかけていた中田翔!日ハムからきて借りてきた猫状態でした。このキャンプには20Kg体重を増やして自信満々のようです。まだ、衰えるには早いのです。太った猫では困ります、虎になってほしいのですが。

 巨人では昨年ドラフトで「即戦力」と目された赤星・山田龍聖 ・外野手岡田などを使ってみたいのです。また、投手ならば手術や故障を克服してきた、ここ数年ドラ1.2である「鍬原・堀田・山崎」などがようやく本格的な投球が出来るようになっているのが楽しみなのです。万全になってるはずの「平内・戸郷・高橋」はいずれも今年も期待できません。コントロールが悪く力任せに上半身の力で投げ込むとかえって球威が無くなり、棒球になって痛打されています。戸郷のように地肩が強い選手は、ウェートトレーニングと走り込みで下半身を鍛えて、低い姿勢から手投げにならないようにできれば威力が増すのにバカなんでしょうか。

 先発を任せられるのは菅野と今村、外国人一人くらいかもしれません。これに昨年のドラ一翁田投手や山崎伊織が入って来さえすれば十分戦えます。昨年の終盤まともな投手がおらずローテーションを5人にしたら総崩れになった、その失敗を繰り返さないで欲しいのです。

 あとひと月で開幕というのに、こんなんで大丈夫か?助っ人は間に合うのか?私設巨人軍監督としてはやきもきするばかりです。

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