植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

台風とのお付き合い 泥縄式台風対策

2021年10月01日 | 雑感
 あぁ嗚呼、もう今日から10月に入りました。一年などあっという間、あと3か月で今年もお終い、ということは、またお陀仏になる日まで残りが減って行っていることになります。子供の頃は、お正月や夏休みが来るのを心待ちにし、時間がたつのが遅く感じられましたが、ワタシの歳になると、一日などほんの瞬き程度に思えてしまいます。

 ともあれ、台風の季節でもあります。すでに大型の台風16号が接近してきました。もう16号なんやー、知りませんでした。近年の異常気象、地球温暖化の影響で台風の進路がだんだん変わっています。また巨大化しているのも心配ですね。今までほとんど大きな被害が出なかった千葉房総方面に暴風雨が発生したかと思えば、中国や朝鮮半島に真っすぐ北上して大規模な洪水被害なども毎年出ています。

 習近平さんもいい加減、中国の自然破壊やCO2 の大量排出が、世界全体の気象に大きく影響を与え、自然災害の脅威が増大していることを認めるべきでしょう。国家統制が出来る国なのだからコロナ同様徹底した環境対策を打てば、結果的に自国の災害や経済的な打撃も軽減できるはずですし、環境保全に貢献したとして後世まで名が残るはずなのです。グレタさんも欧米だけでなくロシア・中国などの問題をアピールしてほしいと思いますね。

 ということはともかく、台風対策です。昨日やっておけばいいのに。
(´;ω;`)。少々水漏れのするユニクロのレインパーカーに袖を通しました。まだ風も弱く小降りなので急いでマイガーデンの強風対策(やっつけ仕事とも言いますな) をしました。ブロッコリーとキャベツが十数センチに伸びていますが、茎が柔らかく葉っぱが大きいので強い風にさらされると折れてどこかへ飛んでいきます。短めの支柱に茎を結わきました。大根の葉っぱにヨトウムシの孵化・食害を発見したのでついでに殺虫剤を潅注・散布しました。

 鉢物は100個以上ありますが、樹脂製のものばかりなので、強風で倒れる位ならどうということもありません。一か所に寄せて多少倒れても仕方がありません。いままでの経験で懲りたので、倒れて割れるような洒落たテラコッタや焼き物の鉢は使わないようにしてあります。値段も高いし、大体重くて動かすのが大変ですからね。鉢植えが暴風雨で宙を飛ぶ、という事態は予想しておりません。もしそうなら、鉢植えどころではなく人間の命や建物・自動車などの心配をするのが先決です。

 そこらに置いてあった風で飛ばされそうなものも一応片づけました。次は屋上です。もともと強風にさらされる屋上に、自作空中庭園を造ってあります。なので、すでに鉢植えは倒れないよう配置しています。屋上に作った温室兼サンルームは、派手に雨漏りがします。天井のアクリル板がひびが入っているのです。まぁこれも仕方ない。少し雨漏り用のバケツを置くくらい、漏電しないようコンセントは元を抜きました。

 表に出してあるプルメリアなどいくつかの鉢植えは温室へ退避させます。問題はメダカプールであります。日よけに園芸用のプラ製パレットを被せていますがこうしたもの、バケツなどの容器類は簡単に風で飛ばされます。床に敷いたプラスチック製のはめ込み式プレートや人工芝もめくれてしまいます。容器類に水をためて重し代わりに置きます。

 更に、大量に雨が降ればプールから水があふれ、メダカたちが脱走してしまいます。これにはパレットを仮設の屋根としてプールの上に乗せ、レンガなどで抑えるのです。一部のプールは縁から数センチのところに水抜き用の穴を開けてありますからこれはそのまま、むしろ天然給水でやんわりと水替え効果が出ます。

 あとはベランダの月下美人3鉢を手すりにロープで固定します。満月美人や月下美人は重く硬い茎と葉なので通常より重心が上になっています。倒れると茎が折れてしまいます。これが一番手間がかかる作業かな。

 これが終わったら、もう原則として屋外へは出ません。田んぼや用水路の様子を見に行くとか、河川の増水をチェックして戻ってこない、という事故が多いです。台風はよほどのこと(災害が発生して緊急避難する)が無ければ自宅で情報収集すればいいのです。今日は届いたばかりのそば粉があるので、ゆっくり蕎麦打ちと篆刻で短い一日を長く楽しもうと思います。
 

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