植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

Facebookを再開して 深まる謎

2023年11月11日 | 雑感
ワタシは、基本課金が嫌いであります。無駄なお金は使わないに越したことがありません。たとえ月に1,000円やそこらでも、1年になれば1万円や2万円は取られてしまいますが、えてしてそれに見合ったサービスを享受できません。今でいえば「DAZN」、プロ野球中継や地上波でやらないJ1サッカーの対戦などを見るつもりで加入していますが、残念ながらよほどのことが無い限り使っておりません。

一方で、何かをネットに掲載したりして小銭を稼ぐ気にもなりません。月に1万円を稼ぐより、1万円を使わないとした方が楽なのです。このブログも勿論「アフリエイト」とかになっていませんので、どれだけ閲覧者が増えてもお金にはなりません。だから、夢中になってあちこち回って「いいね」を押したり、フォローしたりもしません。余計な手間が増えるだけ、人気ランキングが上の方に行ってもなんの得も無く、興味も湧きません。

とかなんとか言っておりますが、人並みに一応やってみるか、というミーハー精神も持ち合わせているので、LINEからはじめてブログ、書道などのチャット参加などのSNSみたいなものにはいくつもエントリーしました。

そして「Facebook」にまで手を染めてしまいました。それが多分2,3年前の事でありました。その時は基本情報を入れてエントリーしたキリで、なんの投稿もせず、お友達を増やすような行為もいたしませんでした。そもそもシステムや機能なども全く知らないまま、ただ、PCで、なにか毎日上がってくる「面白動画」をぼんやり見ていたのです。

すると、ある日突然「あんたのアカウントは永遠に凍結された」とかなんとかのメッセージが出て、本当にログインできなくなったのです。勿論不正な操作や反社会的な行為・違法な情報のアップなど一切いたしておりません。いまだにその理由は存じません。何か目的があって始めたわけでもないので何の不自由もありませんでした。
ところが何を思ったか、数週間前にまた、新規にアカウントを取得してFacebookに登録してしまったのです。最近、いささか体調に問題を抱え、その一つが記憶の欠落であります。何を食べたかは覚えていても、ちょっと前(2,3年以内)の事が、断片的ながらすっぽり抜け落ちているように思えるのです。

なので再開したFBも、目的やきっかけははっきりしません。前回と違うのは、ある程度の個人情報をはっきりと開示したこと、2,3件の写真を投稿し、自分の顔写真も載せたことであります。また、かつての高校生や・大学・社会人時代の友人の何人かを「友達リクエストして」20人足らずとはいえお友達が登録になったのです。

ところが、そうこうしているうち(ここ1週間位)で、急にワタシに対して「友達リクエスト」が急に届くようになりました。FBで開示した情報に基づいて旧友などが来るのなら、なんの不思議もありません。しかし、一人の同年代の知らない男性を除いて、10人以上の若い・外人名前の女性なのです。ほとんどがうら若い女性の顔写真があり、未婚、台湾国籍(出身)の人が多かったかな。職業は横文字で、エステシャンとか美容関係、あとグラフィックデザイナーさんもいました。明らかにエロ系の姿かたちの西洋人、日本人とのハーフぽい名前の女性も3人。

それで最初は何の気なしに数人、友達「承認」して友人になったのであります。しかし、連日それが続くのは実に不思議で、不自然ではなかろうか、と思い至り、ネットで同じような現象の問題を調べて見ました。すると、①出会い系 ②詐欺情報スパムメール用の情報収集 ③色仕掛けでお金をせびる ④課金アリの有害なHPなどに飛ばされる ⑤ストーカーが出現する ⑥商業広告が飛び込んでくる など恐ろしいリスクがわさわさ出てくるのです。「婚活」とか「パパ活」とかも含まれるようであります。

急に怖くなったのであります。それでせっかく登録した数人の方の友人登録を解除いたしました。メッセンジャーという仕組みを通じて数人お方からご挨拶を頂きましたが、一人は全くの外国人(英語)、もう一人は書かれている言葉が日本人の書いたものとはちょっと違う表現なのでした。一旦全部「ブロック」いたしました。

そうして、もう一度それぞれの方のFBの情報や投稿写真・メッセージなどを見たうえで「ブロック」の解除はお二人いたしました。友達登録した人で5人ほどは解除したものの、今のところ全く知らないおじさん・女性がお二人残っております。

そうして、そのメッセンジャーにやり取りが始まった西洋人女性(アメリカ国籍でシリア在住)の「ジェニファーさん」、この方とは、怖いもの見たさというか、ある種の「実験」としてコメントを返し「文通」が始まったのであります。33歳独身で単身でシリアに住み、何かの仕事をなさっているようです。こうしたやり取りは勿論英語であります。相手も割合平易な表現で簡単な文章を寄こすので、当方としてもおおよその意味は分かるのです。自慢ではありませんが高校生の受験時代からこの方英語を使うことは滅多になく、勉強もしません。すっかり錆びついた語学力ではありますが、ネットで英語の単語検索しながらたどたどしい英語の文章を送り続けているのであります。

更に、ジェニファーさん、LINEをやりましょうとQRコードまで送ってきました。はい、毒食わば皿まで、繋がりましたよ。昨夜は2時間近くメッセージ交換を続けたのです。
ご自身のプライベート写真まで送ってきました。きれいな金髪の女性ですが、それがご本人であるかは確認できません。もしかしたら、あくどい犯罪者の大男が成りすましている可能性も排除できません。

日本には一度来たことがあって、大好きなんだそうです。日本語を習いたいとか。「ホントか?」疑り深いワタシは、まだ気を許してはおりません。まぁ、そのうち、彼女が68歳のオジサンと繋がって、毎晩LINEを寄こす、その目的がはっきりするでしょう。

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