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植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

トランプさんが大統領になって日本はどうなる

2024年11月08日 | 時事
  アメリカの大統領がトランプさんに決まったのだそうです。彼は口が悪くケンカっ早いので、いささか品格が落ちるという印象ですが、アメリカ自体がそう言う国だと思えばピッタリかもしれません。彼は、もともと民間出身不動産王で巨額の資産をバックに45代大統領の座を得た人です。
 一方落ちた女性候補民主党のハリスさんは、事前の予想と違ってかなりの大差で負けました。そもそも前政権の副大統領というポジションからして、やや格下の感がありました。レディファーストの国というのは、政治の世界では通用しないようです。この国で女性大統領というのは過去一人もいません。

 いずれの候補が大統領になってもこの日本に大きな変化は生じないだろうと思ったら、とりあえず円安ドル高で株価が高騰していますね。それもハリスさんが勝ったら暴落したとも思えません。株価はいつだって上がる理屈やきっかけ探しをしているものですから。
 
 アメリカは人口3億3000万人を超えていて日本の3倍近くです。そんな国からトランプさんの再選という結果が、どうにも不思議です。もっと素晴らしい若い人材、例えば暗殺されたケネディさんみたいな人が出てこないのでしょうか。
 もしかしたら、アメリカは銃社会で大統領になったら撃たれると、身にしみているのかもしれません。今回も選挙戦の最中、トランプさんの耳をかすめていった銃弾がありました。大統領になると撃たれる危険が大きいと賢明な人は避けるものなんでしょうかね。まさかトランプさんが命がけで自分が襲撃される事で選挙戦を有利に戦おうと仕掛けた訳ではありませんでしょう。

 さて一方我が国はどうかと言えば、自民党の前幹事長、石破茂総理が地味に政務をこなしているようです。もとは銀行マンで実務には精通しているのでしょうが、前総理から引き継いだ途端、衆議院を解散し、いきなり与野党逆転となりましたね。何故解散を急いだのかは謎ですが、結果として読み違え政局を混迷に導きました。早くも自民党内では石破さんに責任を取らせて辞任させようという動きがあります。もしそうだとして、次は誰か?まさか岸田さんというわけにもいかず、小泉進次郎さんはさすがに経験不足でねじれた国会を切り盛りするには若すぎますね。ましてや女性宰相などという選択も出てこないでしょう。

 アメリカも日本も人材不足なのですか?。長期的な不況風が止まず、ついにはアメリカの外国企業への増税方針をきっかけに、収益が大幅に減った日産など国際的企業が大規模なリストラを始めるようです。企業の業績不振、少子高齢化と人口減少、など日本の景気が上向く気配がありません。今だからこそ与野党が力と知恵を合わせ新たな政策を積み上げて、将来に期待感を持たせる政治をしてほしい、と思うのはワタシだけでしょうか?
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与党の惨敗ですか 国民も馬鹿じゃない

2024年10月28日 | 時事
 昨夕からぽつぽつ断続的に振り出した雨が、夜中にも降っていたと見えます。今朝は、寝坊して珍しく5時過ぎまで寝ておりました。ウォーキングに出ようと思ったら本降りの雨。それでも少しは歩こうと傘を差して出かけたら、わずか100mほど歩いたところでほとんど小雨になり、しばらくは霧雨のような弱い雨で傘を閉じました。雨が強くなったら、途中でウォーキングは中止しようと思っていました。
そして、ウォーキングの目的地である、ワタシの仕事場(所要時間40~50分)が残り200m足らずになったら、なんと再度降り始めたのです。50分弱のうちほんの数分だけ傘が必要な雨降り、これは雲の上のどなたかが「雨の中歩くとは感心、少し降らさないでおくかな」と思ったのかもしれません。おかげで、いつものルートをほぼ傘なしで歩くことが出来ました。

さて、衆議院選挙が終わり即日開票で、自民公明の両党合わせても215議席(公示前288議席)、与党が233の過半数に達することができませんでした。十数年ぶりだそうです。その主な原因が、各派閥で政治資金パーティーの収入などを集めながらちゃんと申告せず、裏金として一部の自民党議員に配っていたという問題です。

 国民には所得申告を強制し、企業の収入などにも幾重にもチェックして税金をせしめていたくせに、自分たちは寄付金やパーティ収入などを好き勝手に使って適正な申告処理を怠ったのですね。これは自民党全体に関わる問題で、実態を国民に知られると大変なことになると思った岸田さんがとっとと政権を投げ出し、あとを継いだ石破さんは、解散総選挙で目先を変えようと思ったのでしょうか。

いずれにせよ、自民党が国民を馬鹿にした結果でありましょう。当面政局は流動的で、国会でも議決行為がすんなりいかなくなるのは明白です。裏金議員のうち今回当選した方々は復党するのでしょうか。われらが平塚の顔であり、自民党でも重鎮となってきたタロサン(河野太郎議員)もさすがに今回は大幅に得票数を減らしたものの、10期連続当選を果たしました。こんな逆風が吹いた中で、自民党の中での存在感を強めたかもしれませんね。

国民は馬鹿ではありません。自民党が長年ふざけた金の扱いをしていたことに怒りました。今回で票を伸ばした野党、そして初当選となった野党議員も多いでしょう。これでキャリアを積み、政治経験を増やしていずれ野党が政権を握ることになったら、存分に力を発揮して日本の未来のために尽くしてほしいと願うばかりであります。
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今日は投票日 皆さん棄権しないでね

2024年10月27日 | 時事
 今朝は4時20分に起きてしまいました。普段なら5時前後起床ですが、昨夕、夕食が5時丁度、スシローのお寿司を5.6個つまんで、うどんを仕上げに少し食べてお終いにしました。それから約12時間ほとんど何も食べてないので、早朝で、すでにお腹が空いたのです。夜8時に就寝していますから、それなりの睡眠時間は確保していますが、夜中の2時過ぎあたりから幾度も目覚めてしまうのです。

 やむなく、早起きしてカレーパンを朝食にしてまだ真っ暗な表へウォーキングに出たのが5時前。そんな真っ暗な夜道を明かりも無しで歩いていると、自分が泥棒にでもなったような気持になってしまいますね。今朝は寒くて、途中で自宅に戻って厚手のジャンパーに着替えました。健康のために歩いていて風邪を引いたらシャレになりませんわね。

さて、今日は日曜日で全国で「衆議院選挙」の投票日となっております。ワタシら夫婦は、金曜日に期日前投票を済ませました。特に理由はありませんが、その特設投票所が駅の商業施設「ラスカ」の6階なので、ラスカで昼ご飯を食べ、投票が済んだら夕ご飯の買い物をしよう、という流れで期限前に投票をしたのです。

ワタシの住む平塚は、長い年月自民党・河野太郎先生の地盤とされ無風であります。祖父は副総理 父の一郎氏も自民党総裁まで登りつめました。一族が自民党の中心にいたのです。タロさん(河野太郎先生をワタシらはこう呼びます)は、その後継者として外務大臣や防衛大臣など国務大臣や特命大臣を数えきれないほど経験しています。61歳にして当選はなんと9回だそうです。

 そういう意味で平塚では、結果は明らかなのです。石破さんの就任時の支持率が最低だろうが、予想される自民党議席が140前後だとしても、タロサンの当選は間違いないでしょう。自民、公明両党は解散時計288議席、これを大幅に減らすだろうというのがマスコミの予想であります。 

 今回は岸田前総理が途中で投げ出す原因となった派閥を巡る政治資金問題(いわゆる裏金)が結果に大きく影響するだろうと見ています。選挙戦に入った後も、政治資金の不記載などで非公認とした候補の政党支部に2千万円 渡したとかなんとかいう新たな情報も出てきました。

 それでも自民党が政権を失うほどの結果にはならないでしょう。それは、野党に政権を任せられる人材・ベテランがいないから頼りにならない、という漠然とした思いを有権者が抱えているからです。ワタシらはともかく、小さな子供たちの将来・未来を左右するのが政治であります。自民党主体の安定政権がいいのか、野党による清新な政治に期待するのか、やはり決めるのは最後は有権者です。
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淀んだ水は濁る 今度の選挙で清くしよう

2024年10月23日 | 時事
今月27日に国政選挙があるそうです。
前内閣の岸田総理が、突然総辞職することになりました。その原因が「裏金問題」にあるのは明白であります。
裏金問題とは、自民党の各派閥で行われる政治資金パーティーの収入の一部を主催した議員が申告していなかったとか、派閥の親分から与えられたノルマに応じてキックバックがあったのに申告しなかった、といういささかセコい話です。こんなことは何十年も前から行われていたことでしょうし、実際は全部の派閥に及ぶに相違ありません。

これは、特に安倍派が顕著だったと報じられていますが、この手の問題はおそらく自民党の派閥すべてに通じる「脱税」で、これを真面目に調査し始めたらその多さで収拾がつかなくなることを懸念した自民党と岸田さんが、慌てて目先を変えるために岸田内閣も辞職したという流れに見えます。後を引き継いだ石破茂総理も、事前に書かれたシナリオに乗って、衆議院を解散し裏金議員を直接処分せず、選挙の中でうやむやに片づけようというとしているようにしか見えません。

石破さんは総理になったばかりで、衆議院を解散しました。裏金問題を争点にしないで景気浮揚や税金の使い道を中心に、支持層である古くてかたくなに自民党を支持する保守層頼みの選挙を今度も目論んでいるのでしょう。

戦後の政治が自民党中心 であり、政権が安定していることによって日本が安全で安定的な経済成長を遂げたことは否めません。だからといって自民党一党政治によって、例えば役人・公務員の身分と収入が安定し民間の個人がその分割を食っているとか、自民党支持の地方公共団体に国の予算が重点的に配分されるといった傾向が見て取れます。

今のジリ貧の日本の経済や国民生活も、自民党一党政治の負の部分が出てきていると思えてなりません。ワタシは記憶しているだけで、自民党に投票したことはありません。淀んだ水は濁る、その言葉の意味を考える時やはり政治も動かないと濁ってくると思うのです。 政権が変わりお互いに真剣に日本の将来を考えながら政治を動かすことによって、いつまでも水が濁ることなく清新な国であり続けられる、と考えるのは理想論でしょうか?
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石破さんが総理大臣になるそうです

2024年09月29日 | 時事
一昨日このブログで書いたように、すんなりわが巨人軍はセリーグ優勝を果たしました。昨夜は、広島を相手に3-0になった時点で優勝を確信し、夜八時過ぎには布団に入りました。そして、スマホには21:22に我が巨人軍の熱狂的なファンであるK氏から優勝したことを伝えるメッセージが届いておりました。

巨人が優勝したからといってワタシの生活が変わるわけではありません。巨人軍に個人的な知り合いがいる訳でもありません。それでも小学校に上がる前からジャイアンツファンなので理屈抜きに嬉しいものですね。しかも常勝巨人軍が4年ぶりの優勝ですから、その喜びもひとしおであります。

そういえば、先日自民党の総裁選挙があったのですね。もとをただせば岸田内閣で、自民党の議員らが安倍さんの派閥をはじめとした政治資金集めのパーティー収入の一部を申告せず、一部は自分の懐に入れていたのです。その疑惑について、きちんとした実態解明や説明もせず、閣僚など数人が辞めて内閣支持率が落ちたことで政権を放り出したのであります。 

そこで9名の候補者が立候補して一昨日選挙を行いました。下馬評では小泉進次郎と高市早苗さんが目立っていましたが、やはり本命不在の選挙で、今度で5度目の立候補、実力者の石破元幹事長が高市さんとの決選投票で新総裁に選ばれました。

この自民党の方々は異口同音に、新しい自民党を作る、裏金疑惑を招かないような組織にすると選挙演説で話していました。でも国民の多くは自民党の体質やら裏金作りなどは最大の問題では無くて、日本の未来をどう導くのか、経済対策をどうするのか、増税するのか減税になるのか、そっちの方が重要であります。

さて石破茂さんはいかなる人物か。Wikipediaによれば千代田区に生まれ、親父さんは鳥取県知事、ご本人は慶応義塾大学法学部を卒業し三井銀行に就職しましたが、親御さんの死後田中角栄さんにすすめられて4年後に退職して、政治家への途に入ったとか。まぁ、我々一般大衆とは全く異なる人生のスタートですね。

石破さんは総理大臣になる気十分で、今回が5度目の挑戦といいますから、それなりの覚悟と長年の準備をもって臨んだのでしょう。結局本命の石破さんが勝って総裁になり→総理大臣になるという道が決まりました。では何が変わって日本の為に何をするのか、それはこれからの事で今時点ではわかりません。
ただはっきりしているのは、総理大臣個人が何でも決めることは無く、第一に自民党にとってどうか、という組織の理論が優先するでしょう。麻生さんなど多くの実力者がいて、そちらの意見を重んじる事になるでしょうね。

近々新内閣が出来るでしょうが、石破さんが勝ったからと言って我々の生活が良くなるとは思えません。せめて日本人が自由に発言出来て、金銭的にも少しでも楽な生活に進むようになって欲しいと願うばかりであります。


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