まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

あそびの学校とレンゲの会 11月

2016-10-31 16:24:39 | 文庫のページ
あそびの学校 11月19日(土)10:30~12:30
  <大人向けの講座>年8回の講座です。参加費200円
 おりがみ(ミニバッグ・たためる箱)
 あやとりは <あさがお><花かご><山の上のお月さん>
  ***毎回15分、詩やわらべうた、手遊び、絵本の紹介をしています。

レンゲの会 11月28日(月)10:00~13:00
  月1回、子どもの本についておしゃべりしています。どなたでも参加できます。
 今回は、『雨ふり花さいた』末吉暁子 偕成社を取りあげます。
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11月の文庫の日 ’16

2016-10-31 15:53:53 | 文庫のページ
11月2日(水)
 3:30 おはなし「だめといわれてひっこむな」 松尾
 4:00 おりがみ(三段組みの花ごま)
11月5日(土)
  子ども市 2:00から
11月9日(水)
 3:30 おはなし「三びきのこぶた」 松尾
 4:00 かわりめん
11月12日(土)
 第2土曜日は
     文庫お休みです。

11月16日(水)
 3:30 おはなし「かにむかし」 武田
 4:00 おりぞめ

 福音館の月刊誌「こどものとも」の展示会 —創刊号から100号まで-
   10月12日(水)~12月17日(土)
   10月29日(土)~11月19日(土)は36号~70号までを展示しています。


 秋の特別おはなし会 11月26日(土)
 子どもも大人もだれでも語ることができます。お話を覚えて語ってみませんか。
第1部は子どもの語り。第2部は大人の語りです。語ってくれる人は11月2日(水)まで、おはなしの題名をお知らせください。
 第1部では、なでしこちゃんが語ります。第2部では、「なんでも見える鏡」(ジプシーの昔話)、「妖精の丘が燃えている」(アイルランドの昔話)、「ガラスめだまと金のつののやぎ」(ロシアの昔話)、「なまくらトック」(ボルネオの昔話)、「りこうなおきさき」(ルーマニアの昔話)など、たくさんのお話が語られます。どうぞ聞きに来てください。
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子ども市のお知らせ

2016-10-31 15:35:57 | 文庫のページ
   子ども市 11月5日(土)2時から
 年に一度の文庫のバザーです。文庫で楽しんでいるおもちゃや人形・小物のほか、お菓子や玉こんにゃく・コーヒーゼリーなど、おいしいものも並びます。どうぞ楽しんで買い物をしてください。
 買い物のあとはお話を聞いたり、手作りをしたり、ふだんの文庫のように5時まで楽しんでいってください。お友だちをさそって来てください。お家の方もどうぞおいでください。
 <第1部> 店開き 2:00
*買ったものを入れるバッグを忘れずに持ってきてください。
*大人の方は5分間だけお待ちください。(2:05からお願いします)
 <第2部> おはなし会 2:45~3:25
 詩やわらべうた、おはなし、絵本、手遊びなど
   *子ども市で買っていただいた人形の実演もします。
 <第3部> 手作り 3:30~5:00
・牛乳パックで作るこま・おりがみ(六角封筒・ねこの封筒)・だれのお家

  ……文庫だより第467号に「子ども市」に出る品物とその値段が載っています。それを見てね。

おねがい
◎11月4日(金)10:30~ 子ども市の最後の準備をしています。お手伝いください。
◎子ども市の当日、お手伝いくださる方、お知らせください。
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あそびの学校とレンゲの会 10月

2016-10-12 13:35:46 | 文庫のページ
あそびの学校
            <大人向けの講座>年8回の講座です。参加費200円
10月15日(土)10:30~12:30
 くいつきへび・紙ひもの馬を作ります。
 あやとりは「さかずき→ちょう→山」「はたおり」「かみしばい」です。
  ※毎回15分、詩やわらべうた、手遊び、絵本の紹介をしています。

 次回は11月19日(土) おりがみ(ミニバッグ・たためる箱)です。
           あやとりは「あさがお」「花かご」「山の上のお月さん」です。

レンゲの会
     月1回、子どもの本についておしゃべりしています。
     どなたでも参加できます。
  10月31日(月)10:00~13:00
『エルマーのぼうけん』のシリーズ ルース・S・ガーネット 福音館書店 を取りあげます。
 ※『「エルマーのぼうけん」をかいた女性 ルース・S・ガーネット』(前沢明枝 福音館書店)も、よかったらお読みください。

 次回は11月28日(月) 『雨ふり花さいた』 末吉暁子(偕成社)を取りあげます。

9月のレンゲの会 9月26日(月) 大人のおはなし会の報告
  今回もたくさんのお話が語られました。参加者11名
○火を守った鳥ジュルバ(ブラジル)佐藤和子
○菊の精(宮城)         若松由紀
○ふるやのもり(日本)      佐藤真弓
○手水鉢まわしておけよ(宮城)  實井美知江
○かさじぞう(日本)       今野夏絵
○三人の兄弟(イギリス)     金須桂子
○鳴いてはねるヒバリ(グリム)  武田節子
○頭のおっきな男の話(遠野)   笹森 環
○かちかちやま(日本)      高橋恵子
○ヨリンデとヨリンゲル(グリム) 佐々木文江
○ほおずきのちょうちん(山形)・つつじの娘(信州)松尾福子
  ※※次回の大人向けおはなし会は2月です。
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寄贈本と新しく買った本 10月

2016-10-12 11:11:57 | 文庫のページ
寄贈本 ありがとうございます。
■角田市の堀米薫さんからいただきました。
 『仙台真田氏物語 幸村の遺志を守った娘、阿梅』
              
 堀米薫/大矢正和 くもん出版 2016.10
 昨年文庫の講演会にお招きした堀米薫さんの最新作です。あの時、講演の中で、今、初めて歴史ものに取り組んでいるとおっしゃっていました。現在、NHK大河ドラマ「眞田丸」が放映されていますが、まさにその真田幸村と子どもたちの物語です。
 大坂夏の陣のあと、幸村の子どもたちはどう生きのびたのか、長女阿梅(おうめ)の生涯を軸に描いています。子どもたちを守るために幸村の考えたことは想像を絶するものでしたが、父の思いを受け止める聡明な11歳の阿梅が印象に残ります。戦乱の世で生きる人々の姿を生き生きと描いた感動の歴史物語です。真田幸村の子どもたちが奥州で生きのびていたこと、伊達政宗や白石市の片倉家と大きくかかわっていたことを興味深く知ることができます。
新しく買った本
①『ガラシとクルピラ』 陣内すま/ヴァンペレーラ 福音館書店2016
 1992年3月号の「こどものとも年中向き」のハード版。
 アマゾン川のほとりに住む人々とジャングルに住む不思議な生き物クルピラの物語。クルピラは人間が無駄に木を切ったり、子どもの動物やお腹に赤ちゃんのいる動物を捕まえようとすると現れて、狩りの邪魔をするといわれている、森の番人のような存在です。ブラジルにはクルピラにまつわる伝説がたくさんあるそうです。ジャングルの中で、子どものアルマジロを捕まえようとしてクルピラに遭遇した少年ガラシは恐ろしさに動けなくなるのですが、同時に大事なことを学んでいきます。
 作者はブラジルに移住した方で、イラストもブラジル人によるものです。黒ペンで描かれたジャングルの木の幹、葉っぱの一枚一枚がとても緻密で見事です。人々の描き方もどこか凛として個性的です。絵のすばらしさに思わず手に取った絵本です。
②『いちくんと古太鼓』 飯野和好 たくさんのふしぎ10月号 福音館書店
 絵本作家の飯野和好さんは、1947年埼玉県の秩父の村に生まれました。これは飯野さんの10歳の時のお話です。麦ふみをしながら空を見つめて空想の世界で遊んでいるいちくんの表情がとてもいいです。
 そんないちくんのおじいちゃんが町の古道具屋さんで買ってくれたのが古い獅子舞太鼓でした。いちくんはその太鼓が気に入って、いつも首から下げてたたいています。太鼓の音に合わせて、土手も石も桑の木も一緒に踊り出すのです。いちくんの空想の世界はこの古太鼓と一緒にますます楽しくなっていきます。
 富安陽子さんの『小さな山神スズナ姫』のさし絵を描いているのが飯野さんです。
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展示のお知らせ!

2016-10-11 11:51:12 | 文庫のページ
福音館書店の月刊誌「こどものとも」創刊号から100号までを展示します!
   展示期間:10月12日(水)~12月17日(土)


 「こどものとも」は1956年4月創刊で、今年3月で60年になりました。60年で720冊。この中からどれだけたくさんの子どもたちの大好きな絵本が生まれたことでしょう。
 『ぐりとぐら』『だるまちゃんとてんぐちゃん』『ぐるんぱのようちえん』『しょうぼうじどうしゃじぷた』など、数えきれないほどです。文庫には復刊された「こどものとも」が100号まであります。普段の文庫には出ていないのですが、大人の方に是非見ていただきたく、展示会をします。
 創刊号は『ビップとちょうちょう』。詩人の与田凖一さんが文を書き、日本画の堀文子さんが絵を描いています。堀文子さんは1918年生まれで、この時30代です。今なおお元気で活躍しています。堀文子さんの他にも、茂田井武・山中春雄・朝倉摂・太田大八・初山滋・秋野不矩・岩崎ちひろなど、錚錚たる方たちが絵を描いています。100号は『ようちゃんともぐら』。石井桃子さんが文を書き、熊谷元一さんが絵を描いています。どうぞ手にとってご覧ください。
  展示場所が狭いので、3回に分けて展示します。
 □10月12日(水)~10月26日(水) 創刊号~35号まで
 □10月29日(土)~11月19日(土) 36号~70号まで
 □11月26日(土)~12月17日(土) 71号~100号まで
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10月・11月の文庫の日 ’16年

2016-10-11 09:34:06 | 文庫のページ
10月12日(水)
 3:30 おはなし「あくびがでるほどおもしろい話」 松尾
 4:00 新聞紙のヨーヨー
10月15日(土)
 3:30 おはなし「ゆうかんな靴直し」 中村
 4:00 紙ひものかご
10月19日(水)
 3:30 おはなし「きつねのおきゃくさま」 笹森
 4:00 ケン玉であそぼう!
10月22日(土)
 3:30 おはなし「三びきのやぎのがらがらどん」 佐藤
 4:00 お手玉であそぼう!
10月26日(水)
 3:30 おはなし「おんちょろちょろ」 松尾
 4:00 きなこあめ
10月29日(土)
 3:30 おはなし「かにむかし」 武田
 4:00 こけし人形
11月2日(水)
 3:30 おはなし「だめといわれてひっこむな」 松尾
 4:00 おりがみ(三段組みの花ごま)
11月5日(土)
 子ども市

 10月1日(土)文庫の39周年のお祝い会を開きました!(参加者19人)
 土曜日でしたので参加者は少なかったのですが、恒例のおもちを食べてお祝いをしました。枝豆と梨もおいしかったですね。
 大和小の子どもだけでなく、沖野・宮教大附属・名取の小学校と、さまざまの学校から来ていました。文庫とのかかわりも、6年前から来ている子、1週間前に初めて来た子といろいろでしたが、文庫の39周年を一緒にお祝いしてもらえてうれしかったです。ご参加いただいたお母さんたちにも感謝します。
 11月5日(土)は2時から子ども市です。どうぞ楽しみにしていてください。
 今、お母さんたちと毎週金曜日に集まって準備をしています。手作りのおもちゃや人形など、みんなに喜んでもらえそうなものを作っています。どんなものが並ぶかは次号の文庫だよりでお知らせします。
 お母さんたちへ 
 これからも毎週金曜日に手作りをしています。1時間でも2時間でも時間がありましたら、ご協力ください。
  10月14日(金)・21日(金)・28日(金)・11月4日(金)…10:30~14:30
 11月26日(土)は秋の特別おはなし会です。
 子どもも大人も、だれでもお話を語ることができます。お話を覚えて語ってみませんか。
 第1部は子どもの語り、第2部は大人の語りです。語ってくれる人は11月2日(水)まで、おはなしの題をお知らせください。
 第2部では「なんでも見える鏡」(ジプシーの昔話)、「妖精の丘が燃えている」(アイルランドの昔話)、「りこうなおきさき」(ルーマニアの昔話)などが語られる予定です。どうぞお楽しみに!
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今月の詩 10月

2016-10-11 07:59:31 | 文庫のページ
  きつねのこんだて
           織田道代

 こんこん ちきちき こんちきち
 こんこん つくつく こんづくし

 こんこんむらの こんきちさんちの
 こんやの こんだて なんだろう

 れんこん こんにゃく こんちく ちくわ
 こんろで にこんだ こんぶに だいこん
 そのうえ おやつは こんころもち
 
 こんこんまちの こんこさんちの
 こんやの こんだて なんだろう 

 こんがり やけた ベーコンに
 コンソメスープと コンビーフ
 コーンコロッケ バターコーン
 そのうえ おやつは こんぺいとう

 こんこん ちきちき こんちきち
   (『おどる詩 あそぶ詩 きこえる詩』 はせみつこ編 冨山房)

 9月3日に父が亡くなり、3日と8日の文庫を急きょお休みしました。2回続けてのお休みで、来てくださった方には申し訳なく思いました。10日が第2土曜日でお休み、14日は前々から予定があってい休みにしていたので、9月は17日から文庫を開きました。
 10月に入って、早くも10日が過ぎました。一気に気温も下がり、秋が深まってきました。お山のきつねはどうしているのでしょう。そんなことを考えながら、今月はきつねの詩を選びました。織田道代さんの「きつねのこんだて」という詩です。声に出すと楽しいです。軽やかなリズムにのってことばが飛び跳ねているように感じます。「こん」のつくおいしいものが何とたくさんあるのでしょう。
 さて 文庫の本棚にもきつねの出てくる本がたくさんあります。みなさんならどの本を一番に思い出しますか。絵本では、スリランカの絵本『きつねのホイティ』を思い出します。食いしん坊のホイティとゆかいな3人のおかみさんたちのお話。林明子さんの『こんとあき』は、ぬいぐるみの人形「こん」が活躍するお話です。文庫にはみちえさんに作ってもらった大きな「こん」と小さな「こん」がいます。「ともだちや」を始めたきつねがオオカミに出会って友だちになる話もありますね。内田麟太郎作、降矢なな絵の『ともだちや』シリーズです。これは男の子にも人気のシリーズです。
 湯本香樹実さんの『きつねのスケート』は知っていますか。いたずらばかりして森のみんなを困らせているきつねのお話。ある日、野ネズミと出会って、ふたりの奇妙な生活が始まります。結末が感動的です。堀川理万子さんの絵もいいです。子ぎつねと友だちになった女の子の話もあります。『彼岸花はきつねのかんざし』(朽木祥作、ささめやゆき絵)です。
 児童文学では富安陽子さんの作品にたくさんきつねが出てきます。文庫で人気の作品は『シノダ!』シリーズ。ユイとタクミ、モエの3人きょうだいのお母さんがなんときつねなのです(お父さんは人間)。お母さんの一族のきつねが人間界にやってきては大騒動を巻き起こします。富安さんの『キツネの夏休み』『小さな山神スズナ姫』にも個性豊かなきつねが登場します。きつねについてもっと知りたい方には『大天狗先生の ㊙ 妖怪学入門』(富安陽子)もおすすめです。
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