まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

2019年度のレンゲの会の予定

2019-04-09 15:54:14 | 文庫のページ
2019年度レンゲの会の予定
 2019年度も絵本や幼年文学、児童文学、そして語りを楽しみたいと思っています。お時間のある方はどうぞご参加ください。
 日本の作品では、昨年5月に亡くなられたかこさとしさんと12月に亡くなられた宮川ひろさんの作品を取りあげます。おふたりはたくさんの作品を書いています。
 外国の作品では、8月と1月にイギリスの作品を、10月にアメリカの作品を取りあげます。
 1回目は5月27日です。あまんさんの絵本・幼年文学を取りあげます。

   ◎いずれの会も時間は10:00~13:00まで
5月27日(月) あまんきみこさんの作品を取りあげて
        幼年文学『車の色は空の色』シリーズ他  絵本『ちいちゃんのかげおくり』『鳥よめ』他
6月24日(月) 絵本のよみきかせ
        子どもに読んであげたい絵本、あるいは好きな絵本を一冊、お持ちください。
8月26日(月) 『ディダコイ』1972 ルーマー・ゴッテン 猪熊葉子訳 評論社 1975
        『ねずみ女房』『台所のマリアさま』他
9月30日(月) 大人向けおはなし会

10月21日(月) 『ザ・ギバー 記憶を伝える者』1993 ロイス・ローリー 掛川恭子訳 講談社 1995
         『ギヴァー 記憶を注ぐ者』島津やよい訳 新評論 2010
         *これは4部作の1作目です。
11月25日(月) かこさとしさんの絵本を取りあげて
         かこさんの好きな絵本をお持ちください。
1月27日(月) ミシェル・マゴリアンの作品を取りあげて
         『おやすみなさいトムさん』(1981) 中村妙子訳 評論社 1991
         『イングリッシュローズの庭で』(1991) 小山尚子訳 徳間書店 1998
2月17日(月)  大人向けおはなし会
3月16日(月) 宮川ひろさんの作品を取りあげて
        「つうしんぼ」シリーズ、『夜のかげぼうし』『天使のいる教室』『春待坂をのぼる』他
        エッセイ『母からゆずられた前かけ』
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新しい企画を始めます‼

2019-04-09 15:31:39 | 文庫のページ
新しい企画《大人のコーヒーサロン》
     5月8日(水)1:00~3:00 (月1回 第2水曜日)

 3月から文庫の始まる時間が3時になりましたので、文庫の始まる前のひととき、月1回ですが、<コーヒーサロン>を開きます。コーヒーを飲みながら、気軽におしゃべりを楽しみたいと思います。本のこと、語りのこと、子どものこと、何でも、今気になることをおしゃべりできたらと思っています。どなたでも参加できます。おいしいコーヒーを用意してお待ちしています。お知り合いを誘って、どうぞおいでください。

ちょっとひとやすみ
富安陽子さんの『ねこなき山小学校』に出てくるなぞなぞです。当ててみてください。
 愉快な猫又先生が子どもたちに出したなぞなぞです。「世にもめずらしい花ですよ。」
「その花はね、一本の茎に、一度に 何十もの花を さかせます。一つ一つの花には、花びらが たった一まいしか ありましぇん。そして、その花は、まるで二つのいのちを もっているように 見えます。おひさま色に さいて かれたあとに もう一度、まっ白い わたぼうしのような花を ひらかせるからです。」
さてなんでしょう? 答えは今月の文庫だよりの中に出てきます。
 この他にも「はねのないガ」「貝がらのない貝」は何か というなぞなぞも出てきます。気になる方は、どうぞ本を開いてみてください。
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寄贈本 4月

2019-04-09 11:50:08 | 文庫のページ
寄贈本  ありがとうございます。
◆広野多珂子さんからいただきました。
『あーそーぼ あーそーぼ』 こどものとも0.1.2. 2019年4月号 ひろのたかこ 福音館書店
 表紙の赤い大きなボールが印象的です。「あーそーぼ あーそーぼ」という子猫の呼びかけに集まってきたのはだれか。次々に顔を見せてくれる動物たちの表情がいいです。文章からも絵からもみんなで遊ぶ楽しさが伝わってきます。
◆汐﨑順子さんからいただきました。
①『子どもと本を結ぶ 児童図書館のあゆみ』 「子どもと本をむすぶ」編集委員会 児童図書館研究会 2019
 2016年度児童図書館研究会全国学習会の分科会「児童図書館研究会のあゆみ 先輩に学ぶ」の記録をまとめたものです。前半は、戦後、公共図書館がどうやって児童サービスに取り組んできたか、1950年から40年以上も図書館司書として図書館にかかわり、児童図書館研究官の活動にも長く関わってきた福嶋禮子さんの話。後半は、明治から現在に至るまでの子どもと本をつなぐ活動について、文庫や公共図書館の児童サービスについての、汐﨑順子さんの話。分科会の貴重なまとめです。
②『のんびり村はおおさわぎ』 アンナレーナ・ヘードマン 菱木晃子訳 徳間書店 2016
 祖父母の住む北スウェーデンの小さな村で、友だちのナージャとアントンと一緒にさまざまな世界新記録に挑戦する元気いっぱいの女の子、アッペの物語。実は、それは去年の夏のこと。今年、10歳の夏は、宝くじが当たって、ママと一緒に豪華客船の船の上にいる。去年の夏と今年の夏の物語が交錯しながら展開される。子どもたちのあふれるようなエネルギーに感動できます。
③『マッティのうそとほんとの物語』 ザラー・ナオウラ 森川弘子訳 岩波書店 2013
 ドイツに住む11歳のマッティの家族の物語。ママはドイツ人、パパはフィンランド人。最初からはらはらさせられる物語です。パパのついた嘘によって、ママもマッティも窮地に立たされます。そして、そんなママを喜ばせようと考えたマッティのうそはもっと最悪の事態を引き起こします。泣いたりわめいたり、マッティの家族に嵐が吹き荒れます。結末のハッピーエンドにほっとできます。

④『わたしはわたし』 ジャックリーン・ウッドソン さくまゆみこ訳 すずき出版 2010
 警察官の父を持つ12歳のトスウィアの家族の物語。
 白人の警察官2人が15歳の黒人の少年を射殺する。少年に罪はなかった。目撃した父さんは警察官として、同僚の白人の警察官の罪を法廷で証言する。そのことによってトスウィアの家族の生活は一変する。父さんは射殺された少年と同じ黒人だったから。知らない土地で、これまでの過去をすべて、名前まで捨てて、生きていくことになるトスウィアたち。家族4人がそれぞれに悩み、もがき、新しい一歩を踏み出すまでの物語。
⑤『グリーン・ノウのお客さま』 ルーシー・M・ボストン 亀井俊介訳 評論社 2008
 「グリーン・ノウ」のシリーズの4作目。3作目で登場した中国人の少年ピンが再度グリーン・ノウの屋敷を訪ね、オールドノウ夫人とひと夏を過ごす物語。グリーン・ノウの屋敷の向こうに広がる森に夢中になるピンは、思いがけず、この森でロンドンの動物園を抜け出したゴリラのハンノーと再会し、友情を深めていく。40年ぶりに改訂版が出る。さし絵のインクが濃くなって美しい。
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4月・5月の文庫の日

2019-04-09 11:28:08 | 文庫のページ
4月17日(水)
 4:00 おはなし「おばあさんのひっこし」 武田
 4:30 おりがみ(三段組み花ごま)
4月20日(土)
 4:00 おはなし「ねずみ浄土」 佐藤(ま)
 4:30 おりぞめ
4月24日(水)
 4:00 おはなし「みそ買い橋」 笹森
 4:30 紙テープのしおり
4月27日(土)
 4:00 おはなし「おんちょろちょろ」 松尾
 4:30 こまであそぼう!
5月1日(水)
 祝日で文庫はお休みです
5月4日(土)
 祝日で文庫はお休みです
5月8日(水)
 4:00 おはなし「三びきのくま」 松尾
 4:30 新聞紙のヨーヨー
5月11日(土)
 第2土曜日は文庫お休みです
5月15日(水)
 4:00 おはなし「赤ずきん」 松尾
 4:30 こけし人形
5月18日(土)
 4:00 おはなし「おてんとうさま金のくさり」 松尾
 4:30 紙ひものかご

こまに挑戦しよう!
 2月と3月に「こまであそぼう!」を企画し、好評でしたので、今年は毎月第4土曜日に、こまであそびます。どうぞ楽しみにしてください。
 上手に回せるようになった人も増えています。みんなが上手に回せて、線香花火やカツオの一本釣り(板のせ・手のせ)、ツバメ返し(板のせ)ができるようになるといいですね。こまの得意なお友だちがいたら、どうぞ誘って来てください。大人の方もぜひ挑戦を! 回せた時の快感を味わってください。
文集「なかま」41号に 原稿をお寄せください!
 6月発行を目指して、今、文集づくりに取り組んでいます。子どもたちの声がまだ少ししか集まっていません。たくさんの人の声を載せたいと思っていますので、ご協力ください。大人の方の原稿もよろしくお願いします。4月末まで、お寄せください。
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今月の詩 ’19.4月

2019-04-08 23:08:17 | 文庫のページ
    たんぽぽ野原でなわとびすれば
                  神沢利子
 たんぽぽ野原で なわとびすれば
 くるり くるくる
 まわるよ なわが
 ――お嬢さん お入り
   ありがとう
 お河童 ゆれて スカート ゆれて
 ちょんと とんで
 ――まわれ 右
   おいち、に、おいち、に

 たんぽぽ野原で なわとびすれば
 くるり くるくる 
 まわるよ 時が
 ちょんと とんで
 ――まわれ 右
   おいち、に、おいち、に

 でてゆく すがたは お婆さん
 銀色 しらがの お婆さん

 たんぽぽ 綿毛
 ふわふわ とんだ
     (『大きなけやき』 神沢利子 国土社)


入園・入学・進級 おめでとう!

 4月は新しい場所で、新しい人に囲まれて、新しいスタートが始まる時。ちょっぴり不安もあるでしょう。でも期待もありますね。いろんなものにチャレンジしてください。人とに出会い、本との出会い、すてきな出会いがありますように。
 お友だちを誘って文庫に遊びに来てください。水曜日と土曜日の午後、文庫はいつもみんなを待っています。時間が1時間伸びて、6時まで開いていますので、高学年のお友だちも、中学生も、どうぞ立ち寄ってみてください。

新しく文庫を利用するお友だちへ
①毎週水・土曜日の午後3時~6時まで開いています。(ただし第2土曜日はお休み)
②赤ちゃんから大人まで、だれでも利用できます。
③無料です。
④本は10冊まで、2週間借りられます。
⑤毎回、おはなし会(30分)と工作があります。
⑥あやとり、お手玉、こまなど、昔の遊びを楽しんでいます。
⑦月1回、文庫だよりを発行しています。文庫の行事やお知らせ、本の紹介を載せています。
⑧文庫に来る時には本を入れるバッグを持ってきてください。
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