まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

レンゲの会と大人のコーヒーサロン

2022-12-10 15:21:16 | 文庫のページ
月1回、子どもの本についておしゃべりしています。どなたでも参加できます。
             残念ですが、今年度も会食なしでおこないます。
レンゲの会  2023年1月23日(月)10:00~13:00
 『長い冬』『大草原の小さな町』ローラ・インガルス・ワイルダー 
            鈴木哲子訳/谷口由美子訳(岩波少年文庫)を取りあげます。
 前回取りあげた『シルバー・レイクの岸辺で』の最後でローラはアルマンゾが馬を走らせている姿を見かけます。『農場の少年』では、馬の大好きな9歳のアルマンゾが少年時代を送った農場での生活が描かれています。そんなアルマンゾとローラがどんなふうに出会い、結婚し、どんな生活を送るのか、後半の5冊が楽しみです。今回はそのうちの2冊を取りあげます。
 次回は2月27日(月)10:00です。大人向けおはなし会です。
 語ってくださる方はおはなしの題名を1月23日までにお知らせください。

『大人のコーヒーサロン』 12月14日(水)1:00~3:00(第2水曜日)
 今年最後のコーヒーサロンです。どうぞおしゃべりにいらしてください。お待ちしています。
  次回は 2023年1月11日(水)1:00です。
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寄贈本のコーナー 12月

2022-12-09 18:34:51 | 文庫のページ
寄贈本 ありがとうございます。
◆實井美知江さんからいただきました。
「婦人之友」2022年11月号 婦人之友社 2022.11
 対談「追悼・松岡享子さん 最後までほほえみを 松岡恵実(養女) 鎌田實(医師)」が載っています。今年1月25日、86歳でお亡くなりになった松岡享子さんの最期を看取ったおふたりの貴重な対談です。最期までお仕事を続けた松岡さんのお姿を知ることができます。その一冊が絵本『えんどうまめばあさんとそらまめじいさんのいそがしい毎日』です。この他にも3つのお仕事をしていたとのこと。そのパワーに驚きます。
◆汐崎順子さんからいただきました。
①『くまのぼりす』(1989) ディック・ブルーナ まつおかきょうこやく 福音館書店2013.4
②『ぼりすそらをとぶ』(1999) ディック・ブルーナ まつおかきょうこ/なかのゆりこやく 福音館書店2022.5
③『ぼりすとこお』(2005)
 ディック・ブルーナ まつおかきょうこ/なかのゆりこやく 福音館書店2022.5

 とまととスープの大好きなくまのぼりすのシリーズです。青や白を背景に赤、黄、緑、茶の色づかいが美しいです。ぼりすの表情も魅力的です。最初の1冊に2冊を加えて3冊セットで出すことになり、訳を松岡さんに依頼したのが2021年9月。松岡さんは入院中でしたが、なかのゆりこさんとの共訳が実現し、今年5月、出版になりました。
④『バトラーさんの贈りもの 「クシュラの奇跡」と歩んだ日々 百々佑利子 のら書店 2022.3
 1984年、日本でも出版され、話題になった『クシュラの奇跡』(のら書店)の著者ドロシー・バトラーさんがこの本を執筆するまでの半生を紹介した本です。日本での出版後、来日したバトラーさんの講演の内容も紹介されています。
◆内田麟太郎さんからいただきました。
『おばけのしかえし』 内田麟太郎/山本孝 岩崎書店 2022.11
 『おばけのきもだめし』(2014)の続編です。山本さんの描くお化けの迫力には圧倒されます。
おばけ退治にやってきた豪傑の強いこと、さすがの化け猫も、赤鬼・青鬼・毒グモも、みんなかないません。その時父親の毒グモの仇を取ろうと小さなだるまが立ち上がります。見開きいっぱいのだるまの襲撃は圧巻です。
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新春特別おはなし会の案内

2022-12-09 17:57:37 | 文庫のページ
新春特別おはなし会  2月4日(土)
年3回の特別おはなし会です。子どもも大人も誰でもおはなしを覚えて語ることができます。
新しい年の初め、元気が出るような楽しいお話にいっぱい出会えるとうれしいです。詩やわらべうた、短いお話など何でもいいです。お話を覚えて、どうぞ語りに来てください。聞きに来てください。
寒い季節ですが、お話をいっぱい聞いて、心がほっこりできたらいいですね。
  *語ってくださる方は、2023年1月9日までお話の題名をお知らせください。
≪おぼえてみませんか≫
今日は朝から晩だった
きょうは あさから ばんだった
うまれたばかりの ばあさんが
八十五、六の まごつれて
てくてく てくてく あるいてた
とうふの かけらに つまずいて
うみから がけへ おっこちた
みてない やつが はっけんし
あわてて ゆっくり でんわした
ひとりの けいかん ぞろぞろと
まがった みちを まっすぐに
まえへ まえへと ばっくした

くらい くらい
くらい くらい もりの なかに
くらい くらい いえが あって
その くらい くらい いえの なかに
くらい くらい へやが あって
その くらい くらい へやの なかに
くらい くらい おしいれが あって
その くらい くらい おしいれの なかに
くらい くらい たなが あって
その くらい くらい たなの うえに
くらい くらい はこが あって
その くらい くらい はこの なかに
おばけが いたんだって!

めのまどあけろ 谷川俊太郎
めの まど あけろ
おひさま まってるぞ
みみの まど あけろ
だれかが うたってる
はなの まど あけろ
おみおつけ いいにおい
くちの まど あけて
お は よ う
  (『めのまどあけろ』福音館書店)

かっぱ 谷川俊太郎
かっぱかっぱらった
かっぱらっぱかっぱらった
とってちってと

かっぱなっぱかった
かっぱなっぱいっぱかった
かってきってくった
  (『ことばあそびのうた』福音館書店)

ぶたがぶたれた 村山知義
ぶたが ぶたれた
ぶたに たれた
なぜぶたれた
1で いばって
2で にらんで
3で さわいだら
4で しかられて
5で ごつん
ぶたが ぶたれた

2羽の小鳥 マザーグース
2わの ことりが
へいのうえに とまっていた
なまえは ピーター
なまえは ポール
とんでいけ ピーター
とんでいけ ポール
もどっておいで ピーター
もどっておいで ポール
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報告 子ども市を終えて

2022-12-06 18:47:40 | 文庫のページ
子ども市を終えて 11月19日(土)2:00   
                          参加者 60人ぐらいでした

 3年ぶりに子ども市を開催することが出来ました。ただ10月後半からコロナの感染者が増え続け、果たして来ていただけるかどうか、心配もありました。ふだん文庫に来ている小さい子たちにとっては初めての子ども市。その子たちだけでも来てもらえてらと思っていましたが、思いがけなくたくさんの方が来てくださって、ありがたく思いました。ブログを見て2年ぶりに、10年ぶりに親子で来てくださったり、子どもの時に文庫を利用していた方が38年ぶりに来てくださったり、うれしい出会いをたくさんいただきました。ありがとうございます。
 2時ちょっと過ぎからどんどん人が増え、買物をすませた人はおはなし会が始まるまで外で待ってくださっていました。おはなし会にも40人ぐらいの人が残ってくださって、楽しいおはなし会になりました。
 9月後半から準備を始め、お手伝いくださった方は20人近く。お店に並んだ品物は50種類を超えました。当日も11人の方にお手伝いいただきました。本当にありがとうございました。
 売り上げは46,920円でした。文庫の活動費として大事に使わせていただきます。
 当日はテレビ取材もありました。11月22日、朝のNHK「おはよう宮城」で紹介されました。10月27日、夜のNHK「てれまさむね」で放映された前半部分に、子ども市の様子が加わりました。今回は県内だけでなく東北全体に流れた放送でした。
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12月・1月の文庫の日

2022-12-06 18:28:10 | 文庫のページ
12月3日(土)
 4:00 おはなし「三びきのくま」 松尾
 4:30 おりがみ(クリスマスのリース)
12月7日(水)
 4:00 おはなし「ちいちゃいちいちゃい」 松尾
 4:30 おりがみ(ミニサンタ)
12月10日(土)
 第2土曜日は文庫お休みです
12月14日(水)
 4:00 おはなし「白い家の老人」 松尾
 4:30 布で作るクリスマスツリー
12月17日(土)
 3:00 クリスマス会

12月21日(水)
        ~1月7日(土) 文庫の冬休み

1月11日(水)
 4:00 おはなし「おんちょろちょろ」 松尾
 4:30 おりがみ(絵馬)
1月14日(土)
 第2土曜日は文庫お休みです

  2023年は1月11日(水)から始めます。どうぞよいお年をお迎えください。
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クリスマス会のお知らせ

2022-12-06 17:56:04 | 文庫のページ
  クリスマス会
   12月17日(土)3:00

1.キャンドルサービス 部屋を暗くして、持っているロウソクに火を灯します。
         部屋の中が少しずつロウソクのやわらかい光に包まれ、感動できます。
2.おはなし   「だめといわれてひっこむな」 アルフ・プロイセン
         「十二のつきのおくりもの」 スロバキアの昔話
3.今月の詩    今年一年間、楽しんだ詩をみんなで朗読
4.紙芝居     「ぐりとぐらのおきゃくさま」
          (1991年、当時4年~6年の子どもたちが作った紙芝居)
5.わらべうた   うの字 ひとつひばしでやいたもち なかなかほい 1、2、3の2の4の5 
          しゃくとり虫 いっちくたっちく でんでらりゅうば 他
6.カード    「クリスマスの12にち」マザー・グース
7.覚えて語ろう! わらべうたや詩、おはなし、何でもいいです。覚えて語ろう!
8.絵 本     『ちいさなもみのき』マーガレット・ワイズ・ブラウン/バーバラ・クーニー 福音館書店
9.スライド    「てぶくろ」ウクライナ民話

◎クリスマス会終了後、本の貸し出しをします。15冊まで借りられます。
 たくさん借りてください。
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今月の詩 12月

2022-12-06 17:40:58 | 文庫のページ
   ふりそそぐ
         さざんかみえこ

 やさしい てがみのように
 いいにおいが こぼれました
 そよそよ しんしん
 いいにおいが
 あたりに ひろがります
 うれしくて そっとわらったら
 こんどは
 はなびらが こぼれました
 はらはら ひらひら
 きれいな いろが
 いつまでも いつまでも
 じめんに こぼれていきます

 きっとこうして
 おおむかしから
 わたしたちは
 いいにおいと はなびらを
 ちきゅうに
 ふりそそいでいるのね
    (『のはらうたⅤ』工藤直子 童話屋)

 12月に入り、寒くなってきました。庭のサザンカが今年も見事に花を咲かせています。地面が花びらで埋まるくらい、毎日花
びらが散ります。それでも次々と花開き、目を楽しませてくれます。
 2020年12月にも選びましたが、今月もさざんかえみこさんのしを楽しみたいと思います。これからの寒い時期、雪の中でも咲き続けるサザンカはうれしい花です。詩も花も、どうぞ楽しんでください。
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