まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

レンゲの会とあそびの学校 1月

2014-01-18 17:00:06 | 文庫のページ
レンゲの会  1月27日(月)10:00~13:00
  月1回、子どもの本についておしゃべりしています。どなたでも参加できます。
 今月は
  『若草物語』(1868) ルイザ・メイ・オルコットを取り上げます。
  矢川澄子訳 福音館書店(1985)  海都洋子訳 岩波少年文庫(2013)
 次回は 2月24日(月)10:00  大人向けおはなし会
 レンゲの会に参加していない方も語り手、聞き手として参加していただけたらうれしいです。語ってくださる方は2月5日(水)までご連絡ください。お仲間を誘って参加してください。

あそびの学校
 今月のあそびの学校は終了しました。
 次回は2月15日(土)10:30 クリスタルドロップとあやとりを楽しみます。
 あそびの学校は<大人向けの講座>年8回の講座です。
 毎回15分、詩やわらべうた、手遊び、絵本の紹介をしています。
 参加費は200円です。
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寄贈本と新しく買った本の紹介 1月

2014-01-18 15:59:09 | 文庫のページ
寄贈本 ありがとうございます!
◇◆高校の時の友人 笠原佳代子さんからいただきました。
   『コミックエッセイ 犬が教えてくれたこと』
                 三浦健太(原作) 中野きゆ美(漫画) アスコム
◇◆福島かずえさんからいただきました。
   『震災復興と自治体』
                 岡田知弘・自治体問題研究所編 自治体研究社
◇◆今人舎から音筆の絵本をいただきました。
   『雨ニモマケズ Rain Won't』 
               宮沢賢治 アーサー・ビナード訳 山村浩二絵 今人舎
◇◆實井美知江さんからいただきました。
   『いたずらおばけ』(こどものとも263号 1978年) イギリス民話 
                      瀬田貞二再話 和田義三画 福音館書店

   新しく買った本
『車のいろは空のいろ 白いぼうし』
『車のいろは空のいろ 春のお客さん』
『車のいろは空のいろ 星のタクシー』
               あまんきみこ/北田卓史 ポプラ社
 タクシーの運転手の松井さんとお客さんの心温まる不思議な物語です。人や動物、生きものたちをお客に、松井さんのタクシーは不思議な空間と時間の中を走ります。松井さんの穏やかな人柄も魅力です。動物たちも松井さんの前では安心してそのままの姿を見せます。時に「お仲間」と間違われることもあり、愉快です。北田さんの挿絵もすばらしく心に残ります。1冊目は1968年の出版です。2冊目は1982年。そして2000年に新装版で①②③のタイトルで同時に出版のなりました。3冊合わせて22のお話を楽しむことができます。最初の作品は40年以上も経っていますが、今の子どもたちにも手渡したいすてきなファンタジーです。
『水の精とふしぎなカヌー』 岡田淳 理論社
 「こそあどの森の物語」のシリーズ11巻目です。10巻目が出てから4年がたち、もうこのシリーズは終わったと勝手に思っていたのですが、岡田さんからいただいた年賀状で昨年10月に出版になっていたことを知り、すぐに購入しました。今回はトワイエさんが足に怪我をして、スミレさんとギーコさんの家で過ごしています。そんなトワイエさんのためにスキッパーは必要なものを木の上の屋根裏部屋に取りに行くのですが、そこでふしぎなものと出会います。同じ頃、巻貝の家に住むふたごもふしぎなものに出会います。スキッパーの物語に出会っていない人はこれを機会にどうぞ1巻目から読んでみてください。きっとこの森に住む人々が好きになりますよ。
『最初の質問』 長田弘/いせひでこ 講談社
 この詩は中学3年生の国語の教科書(東京書籍)に取り上げられています。昨年、いせひでこさんの絵がついて絵本になりました。「今日、あなたは空を見上げましたか。空は遠かったですか、近かったですか。」に始まる49行の詩です。五感をフルに使ってこの宇宙を、この世界をどうつかみ取るか、そしてどう生きているのか、どう生きたいのか、問いは続きます。さまざまな世代の人への問いかけのようにも思えます。大きな画面に水彩で描かれたいせさんの静かな絵のたたずまいは美しく、詩の言葉と重なり、感動的です。
『長田弘 詩ふたつ』 グスタフ・クリムト画 クレヨンハウス
 「花を持って、会いにゆく」「人生は森の中の一日」という二つの詩を収めた長田弘さんの詩集です。詩の言葉は深く、難しく、十分理解できないところもあるのですが、クリムトの描く草花や樹木の美しさに思わず見入ってしまいます。不思議なやさしさに包まれる絵の世界に感動します。その中でとても心地よく言葉が響いてきます。この詩集はずいぶん前に購入したのですが、今回『最初の質問』と一緒に紹介できてよかったです。文庫には長田さんが河合隼雄さんと対談している「子どもの本の森へ」(岩波書店)という本もあります。絵本や児童文学に対する長田さんの深い思いを知ることができ興味深いです。
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1月・2月の文庫の日  2014年

2014-01-18 15:24:36 | 文庫のページ
1月22日(水)
 3:30 おはなし「はらぺこピエトリン」 武田
 4:00 あやとりであそぼう!
1月25日(土)
 3:30 おはなし「白い家の老人」 松尾
 4:00 あやとりであそぼう!
1月29日(水)
 3:30 おはなし「だんだんのみ」 笹森
 4:00 おりがみ(ピカチュー風船)
2月1日(土)
 新春特別おはなし会
2月5日(水)
 3:30 おはなし「あなのはなし」 みちえ
 4:00 あやとりであそぼう!
2月8日(土)
 第2土曜日は文庫お休みです
2月12日(水)
 3:30 おはなし「りこうなおきさき」 松尾
 4:00 おりがみ(三段組の花ごま)
2月15日(土)
 3:30 おはなし「だめといわれてひっこむな」 松尾
 4:00 あやとりであそぼう!

  新春特別おはなし会  2月1日(土)
    第1部 子どもの語り  3:40~
    第2部 大人の語り  4:15~

 新しい年の初めに、詩や昔話を覚えて語ってみませんか。子どもも大人もだれでも語れますので、どうぞ語りに来てください。語ってくれる人は申し込んでください。
 大人の部では「ふしぎな胡弓」ベトナムの民話(武田)、「アナンシの帽子ふりおどり」アフリカの昔話(中村)、「テリョーシェチカ」ロシアの昔話(松尾)が語られます。聞きにきてくださる方も大歓迎です。どうぞおいでください。

  あやとりを楽しもう!  あやとり検定を始めます!
 いよいよ1月です。あやとりを楽しむ季節になりました。今年も3月まであやとりを楽しみます。どうぞ挑戦してください。6級から始めて1級まで行くと、全部で30の技をマスターしたことになります。去年は4人が1級に合格しました。今年はもっとたくさんの人が1級までいけるといいですね。楽しみにしていますのでがんばってください。
 6級・5級は簡単にできてしかも楽しいものが多いのですが、あやとりの基本になるものがたくさん含まれていますので、手がおぼえるまでしっかりマスターしてください。
 4級になると指使いがかなり難しいものも出てきますが、できると達成感があって自信もつきますので、がんばってください。手品のような「ひもうつし」や「くびきり」は、見ている人を驚かせることができます。できるとちょっとうれしくなる技です。
 1級の「あみ→こと」はできあがりがきれいで、感動します。「はたおり」は動くところが驚きです。たった1本のひもでこんなに楽しめるのですからうれしいですね。
 さあ、1級目指して大人の方もお子さんと一緒に楽しみませんか。
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あけましておめでとうございます 

2014-01-18 14:43:58 | 文庫のページ
あけましておめでとうございます
 新しい年が明けて、1月も半分が過ぎました。2014年はどんな年になるのでしょう。楽しみです。馬のように大きくジャンプして、新しいことにチャレンジできるといいですね。楽しい本にもいっぱい出会ってください。
 文庫でも楽しいことをたくさん企画しますので、お友だちをさそってきてください。お家の方もどうぞお子さんと一緒に文庫の時間を楽しみにいらしてください。子どもの本も一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。本のある遊び場として今年も週2回、文庫を続けますので、どうぞご協力よろしくお願いします。

 午年にちなんで、馬の出てくるすてきな本をご紹介します。
 ◆バージニア・リー・バートンの『名馬キャリコ』(岩波書店)はカウボーイのハンクと一緒に悪漢一味をやっつけるために奮闘する、勇敢で賢い馬の物語です。虹色の7色の紙に黒で描かれた90枚以上のスピード感あふれる絵が魅力的です。1941年(1950年に改訂)の絵本です。低学年の元気な男の子におすすめの痛快な物語です。
 ◆『はちみついろのうま』(福音館書店)は外国の絵本のように思えますが、作者は小風さちさん。ロシアの画家オリガ・ヤクトーヴィッチの絵で美しい馬が登場します。魔女に馬にされた娘が知恵を働かせ、結婚相手の鍛冶屋の青年の力を借りて魔女をやっつけて、人間に戻れる話です。大判の美しい絵本です。
 ◆中学生以上の人にはアンナ・シュウエルの『黒馬物語』(岩波少年文庫)やサトクリフの『ケルトの白馬』(ほるぷ出版)もおすすめです。

 報告 クリスマス会を終えて 12月21日(土)
 恒例のキャンドルサービスで始まった第1部。「十二のつきのおくりもの」と「マッチうりの少女」のふたつのお話を聞いてもらいました。
 第2部は子どもたちがいろいろな出し物に参加しました。「ぐりとぐらのおきゃくさま」の紙芝居、「ねずみくんのチョッキ」のペープサート、「クリスマスの12日」は毎年同じ出し物ですが、それでも子どもたちは楽しく演じていました。
 「かっぱかぞえうた」は5人で分担して、「あのつく話」は3人で分担して語ってもらいました。初めての試みでした。1年生のまりおちゃんが「ブラックさんとブラウンさん」を、1年生のえなちゃんが「これはジャックのたてた家」を語ってくれたのも見事でした。
 どの場面でも1年生がとても活躍しました。スライドは久しぶりに「さむがりやのサンタ」を見てもらいました。最後にお母さんたちにご協力いただいた手作りのプレゼントが配られ、子どもたちは大喜びでした。
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今月の詩 ’14年1月

2014-01-18 14:25:03 | 文庫のページ
   冬の行進    薩摩 忠
 一 二 三 四
 冬は進む
 一 二 三 四
 冬は進む

 こがらし笛を吹きならし
 あられは太鼓うちならし
 氷はシンバルひびかせて

 一 二 三 四
 冬は進む
 一 二 三 四
 冬は進む

 冬の行進

 冬の前にも冬がいる
 冬の後にも冬がいる

 わきめもふらずに
 とまらずに
 まっ白な旗をひるがえし

 一 二 三 四
 冬は進む
 一 二 三 四
 冬は進む

 先頭が春の光とであうまで
 冬の行進続くのさ
   『まっかな秋』教育出版センター

 毎日寒い日が続きます。かぜをひいている人はいませんか。
今月は今の季節にピッタリの「冬の行進」という詩を選びました。冬が号令をかけて進んでいくさまは想像するだけで身が引き締まるような寒さを感じます。冬という季節を見事に、きっぱりと歌い上げた、とても力強い詩です。そんな冬の行進に負けず、元気にこの冬を乗り切りたいものです。
 この詩には曲もついているそうです。知っている人は教えてください。
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