まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

レンゲの会と大人のコーヒーサロン

2022-09-15 10:41:19 | 文庫のページ
レンゲの会 大人向けおはなし会 
        9月26日(月)
10:00~13:00

   月1回、子どもの本についておしゃべりしています。どなたでも参加できます。
   残念ですが、今年度も会食なしでおこないます。
①けちくらべ(日本の昔話)        髙橋
②スズメとカラス(バングラデシュの昔話) 菅生
③五分次郎(日本の昔話)         佐藤(ま)
④梅の木村のおならじいさん(松岡享子)  武田
⑤おまえ三つおら二つ(インドの昔話)   東海林
⑥ねこの大王(イギリスの昔話)      佐々木
⑦お月お星(遠野の昔話)         笹森
⑧りこうなおきさき(ルーマニアの昔話)  松尾
 語ってくださる方はこれからでもかまいませんのでご連絡ください。

次回 10月24日(月)10:00です。
『大きな森の小さな家』『大草原の小さな家』ローラ・インガルス(福音館書店)を取りあげます。
 ローラ物語の最初の2冊です。


《大人のコーヒーサロン》
 猛暑の夏、いかがお過ごしだったでしょうか。
 7月からちょうど2か月ぶりのコーヒーサロンを昨日14日(第2水曜日)に行いました。
 次回は 10月12日(水)1:00に行います。元気なお顔をお見せください。
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寄贈本 9月

2022-09-15 10:09:24 | 文庫のページ
寄贈本 ありがとうございます。
■實井美知江さんからいただきました。
①『戦争をやめた人たち …1914年のクリスマス休戦…』 鈴木まもる あすなろ書房 2022.5
 第1次世界大戦中の1914年のクリスマスイブのこと。敵対するドイツ軍とイギリス軍の兵士たちの間で奇跡が起こります。ドイツ軍の塹壕の中から聞こえてきた「きよしこの夜」のメロディーに合わせて、イギリス軍の兵士たちも歌い出します。翌日、両軍の兵士たちは銃を捨てて、一緒にクリスマスを祝い合います。戦場での実話をもとに生まれた絵本。
②『てくてく青空登山』 安西水丸 ミューレン編集部 2019.3
 若菜晃子さんの編集した本です。絵本『がたんごとん がたんごとん』『ピッキ―とポッキー』でお馴染みの安西さんのすてきな山のエッセイです。安西さんの絵も楽しいです。根岸康雄さんのインタビューも、若菜晃子さんの「解説にかえて」も、安西さんを知るうえでとても興味深いです。
■内田麟太郎さんからいただきました。
①『むかしむかしⅢ かぐやひめ したきりすずめ おむすびころりん』 内田麟太郎/ザ・キャビンカンパニー 文溪堂 2022.7
 シリーズ3冊目。牛洗いどんや馬洗いどんの言葉にドキリとさせられる「したきりすずめ」。不思議なしゃもじが登場する「おむすびころりん」。内田さんの語り口が楽しいです。
②『たしますよ』 内田麟太郎/たごもりのりこ 金の星社 2022.8
 ナンセンスなことば遊びの絵本です。たとえば「いか」に一文字足すと何になるか。一文字足すだけでまるで違ったものに変身するから愉快です。日本語のおもしろさを楽しんでください。絵にヒントがあるので絵も楽しんでください。
■ひぐちけえこさんからいただきました。
『魅惑する子どもアート』 ひぐちけえこ 評論社 2022.8
 アート・レッスンを通して、たくさんの子どもと真摯に向き合ってきた画家のひぐちけえこさんの初めてのエッセイです。「へのへのもへじの仲間たち」「掌レッスン」「人型を描く」など楽しい実践に大きな感動をもらえます。子どもアートに関心のある方はもちろん、子育て中のお母さんたちにもおすすめです。ひぐちさんは2018年より太白区在住。
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新しく買った本 9月

2022-09-12 16:06:37 | 文庫のページ
①『おちばのほん』 いわさゆうこ 文一総合出版2021.11
 たくさんの木と葉っぱに出会える絵本です。116本の木と秋に衣替えをする草7種が取りあげられています。細部まで丁寧に描かれた色鮮やかな葉は美しく、思わず見とれてしまいます。燃えるように色づいた葉が並ぶ14,15ページは特に美しいです。一つ一つ名前が付いているので、どんな木の葉か知ることができます。
 やがて地面に落ちた葉は雨や雪にさらされ、ダンゴムシやミミズの力も借りて長い時間をかけて土にかえっていく様子も紹介されています。落葉樹と違って、いつも緑の葉を茂らせている常緑樹も実は春に古い葉を落として、新しい葉に入れ替わることも教えてくれます。
 ここに取りあげられた木や草、全てについて詳しい「解説」が最後に付いています。木と友だちになれる情報がいっぱいの絵本です。
②『きんいろのしか』バングラデシュの昔話 
      シャラール・アーメド案 石井桃子再話 秋野不矩画 福音館書店2022.4
 福音館書店創立70周年記念・東京子ども図書館と共同企画「いま、この本をふたたび子どもの手に!」で復刊された8冊のうちの1冊です。初版は1968年。石井桃子さんの再話です。
 金色に輝く鹿をわがものにしようとする欲深い王に、牛追いの男の子ホセンとともに立ち向うふしぎな金色の鹿の物語です。
 王の家来に追われる金色の鹿を助けたため、ホセンは王の命令で3日以内に鹿を連れて戻るという困難な旅に出ることに。旅の途中で、苦しんでいる動物を助けるホセンに動物たちが恩返しをする場面は感動的です。最後、王の前で金色の鹿が踊り、蹄から飛び出した金の砂に埋もれてしまう王の姿は衝撃的です。
 秋野不矩さんの絵は凛としたたたずまいと色づかいの美しさで心に残ります。
③『きょうりゅうレディ さいしょの女性古生物学者 メアリー・アニング』
  リンダ・スキアース/マルタ・アルバレス・ミゲンス 前沢明枝訳 出版ワークス2021.7
 200年前、家が貧しく学校にも行けず、でも化石に興味を持ち、手作りの「のみ」と「かなづち」で来る日も来る日も化石を探し、掘り続ける女の子がいました。1799年、地球上で最も化石探しに適した土地の一つ、イギリスのライムリージスに生まれたメアリー・アニングです。この絵本は化石の発掘と研究に情熱を燃やしたメアリー・アニングの伝記絵本です。
 12才の頃、兄と一緒に巨大な頭の骨を見つけ、その後もひとりで掘り続け、一年後、体全体の化石を見つけます。それは誰も見たことのない恐竜の化石でした。29才の時には翼竜と呼ばれる先史時代の空飛ぶ爬虫類の化石を見つけます。彼女の発掘した化石によって古生物という学問が大きく前進するのですが、女性の古生物学者がまだ認められていない時代です。それでもあきらめず化石の発掘と研究に生涯を捧げる彼女の姿は感動的です。
④『園芸図鑑 花や野菜いっぱいの庭づくり』 
      さとうち藍/藤枝つう・佐野裕彦絵 福音館書店1996.4
 初めて庭づくりに挑戦する人にとってうれしい入門書です。ページ数にして400ページ弱。分厚い本ですが、どのページにも絵があり、文章だけではわからないことも絵で理解できるようになっています。
 第1章では絵本や児童書、一般書に出てくるすてきな庭の紹介があり、興味深いです。庭仕事に使う道具や土づくりから始まって、どんな庭にするか、どんな花を植えるか、一つ一つ基本から丁寧に教えてくれます。
 岩手県で花や野菜の庭づくりを楽しむ著者の知識が盛りだくさんです。『庭には、理科も算数も社会も美術も、みんなごちゃ混ぜになったおもしろさがある」という著者の言葉にも納得できます。最後の「図鑑」には花が120以上、野菜や果物が40近く取りあげられ、詳しい解説が付いています。
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文庫からのお知らせ②

2022-09-12 15:48:29 | 文庫のページ
文集「なかま」44号は10月15日頃発行?!
 年々発行が遅くなっているのですが、今年は大幅に遅れてしまい、申し訳ありません。
 夏休みに完成させたいと思っていたのですが、もろもろの事情で夏はほとんど作業ができま
 せんでした。10月15日には何とか完成させたいと思っていますので、もう少しお待ちくださ
 い。

子ども市 11月19日(土)14:00に変更します。
 11月5日に予定していた子ども市ですが、夏休み明けから文庫を3週間もお休みしてしまったので、準備を始めるのが遅くなっています。予定を入れてくださった方には申し訳ないのですが、11月19日に変更させていただきます。
 お母さんたちの手づくりの人形やおもちゃや小物など、楽しいものをたくさん並べたいと思っています。どうぞ楽しみにしていてください。
お家の方へ
 子ども市の準備をしています。少しの時間でもかまいませんので、
 ご都合のいい時間にご協力ください。
 9/20(火) 9/30(金) 10/7(金) 10/18(火) 10/28(金) どの日も13:30~16:30

秋の特別おはなし会 11月26日(土)16:00
 子どもも大人も誰でも語れる会です。詩やわらべうた、短いお話、何でもかまいません。
 初めての方もどうぞ語りに挑戦してみませんか。
 お待ちしています。
  語ってくださる方は11月9日(水)までにお話の題名をお知らせください。
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9月・10月の文庫の日

2022-09-12 15:33:08 | 文庫のページ
9月14日(水)
 本の貸し出しだけ (おはなし会と手作りはありません)
9月17日(土)
 本の貸し出しだけ (おはなし会と手作りはありません)
9月21日(水)
 4:00 おはなし「おんちょろちょろ」 松尾
 4:30 ストローのあめちゃん
9月24日(土)
 4:00 おはなし「太陽のおかあさん」 武田
 4:30 ストローのあめちゃん
9月28日(水)
 4:00 おはなし「三びきのくま」 松尾
 4:30 おりぞめ
10月1日(土)
 4:00 45周年を祝ってのおはなし会
 5:00 おりぞめ
10月5日(水)
 4:00 おはなし「だめといわれてひっこむな」 松尾
 4:30 おりがみ(三段組の花ごま)
10月8日(土)
 第2土曜日は文庫お休みです
10月12日(水)
 4:00 おはなし「赤ずきん」 松尾
 4:30 牛乳パックのこま
10月15日(土)
 45周年記念講演会(13:30~15:30)
 (この日の文庫はお休み、貸し出しはありません)
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文庫からのお知らせ①

2022-09-12 14:35:19 | 文庫のページ
9月14日(水)から文庫を始めます!
 8月後半はコロナの感染が急拡大し、文庫も3週間お休みを延長しました。今感染者は減少傾向にありますが、県内はまだ1000人を超えています。14日から文庫を始めますが、14日と17日は本の貸し出しだけにします。14日の大人のコーヒーサロンは開きます。
 秋は文庫にとって行事の多い季節です。文庫を始めて45年になります。感謝の思いも込めて、大人向けですが10月に子どもの本の講演会を開きます。11月には3年ぶりに子ども市を開催します。どうぞ楽しみにしていてください。

45周年を祝ってのおはなし会  
    10月1日(土)16:00~17:00

 今年もみんなでおもちを食べてお祝いできないのが残念ですが、おはなし会を楽しんでください。
 1.今月の詩「かんがえごと」
 2.詩・わらべうた・ことば遊び
 3.おはなし「あくびがでるほどおもしろい話」(松岡享子) 「まめたろう」(イランの昔話)
 4.絵本『きつねのホイティ』『えんどうまめばあさんとそらまめじいさんのいそがしい毎日』
 5.パネルシアター

45周年記念講演会 若菜晃子さんをお招きして
  テーマ 心のなかの小さな灯 ―岩波少年文庫と私—
     10月15日(土)13:30~15:30

          まつお文庫にて 定員30名 無料

 『岩波少年文庫のあゆみ 1950―2020』(岩波書店)を書かれた若菜晃子さん(編集者、文筆家)をお招きします。
 *講演終了後、サイン会を予定しています。当日若菜さんの本を販売しますが、講演の前に
 ほしい方は少し取り寄せてありますので、おっしゃってください。
 *参加なさる方は申し込んでください。コロナ感染拡大で急きょ中止せざるを得ない時には
 ご連絡をしますので、連絡先(℡)もお願いします。
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今月の詩 9月

2022-09-12 14:15:27 | 文庫のページ
かんがえごと
            こねずみしゅん

 こねずみは みんな
 どんぐりをかじりながら
 かんがえごとをする
   ひとつかじって……はてな?
   ふたつかじって……なるほど
   みっつかじって……そうか
   よっつかじって……でもね
   いつつかじって……ええと
   むっつかじって……しかし
   ななつかじって……たとえばさ
   やっつかじって……つまり
   ここのつかじって……やっぱり
   とうで とうとう わかった!
 きょうは 10こ かじったので
 10こぶん かんがえごとが できた
         (『のはらうたⅡ』工藤直子 童話屋)
 まだ気温の高い日もありますが、朝晩はめっきり涼しくなりました。10日は中秋の名月でした。いよいよ秋本番です。
 今月は『のはらうた』からこねずみしゅん君の「かんがえごと」を選びました。おはなし会ではよく紹介している詩ですが、「今月の詩」として楽しむのは31年ぶりです。どんぐりの大好きなこねずみしゅん君。どんぐりをかじりながら考えごとをするなんて愉快ですね。声に出して楽しんでください。
    
 
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9月のお知らせ

2022-09-01 18:24:19 | 文庫のページ
【お知らせ①】
文庫の45周年記念講演会の申し込みを9月5日(月)から行います。

 電話かFaxで申し込んでください。 022-231-2712 松尾
 *コロナの感染拡大で急遽中止せざるを得ない時にはご連絡しますので、連絡先の℡もお願いします。

 編集者、文筆家の 若菜晃子さんをお招きして
  テーマ 心の中の小さい灯 ー岩波少年文庫と私―
  日 時 10月15日(土) 13:30~15:30
  場 所 まつお文庫
  定 員 30名  無料


【お知らせ②】
9月のレンゲの会は「大人向けおはなし会」です。
   9月26日(月)10:00~13:00

 *お話を語ってくださる方は9月11日(日)までお話の題名をお知らせください。
 *レンゲの会に参加していない方でも、どうぞ語りに来てください。
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