寄贈本 ありがとうございます。
◆ひぐちけえこさんからいただきました。
『こどもがつくるおやつの本』 ひぐちけえこ 2016.3
子どもが楽しく簡単におやつ作りに挑戦できるように、心を配って、丁寧に作りあげたすてきな本です。
カスタードクリーム、ミルクゼリー、きなこあめ、スコーン、バナナ・マフィン、チョコレートケーキの作り方が載っています。イラストも楽しいです。ひぐちさんは八木山在住の画家です。
◆内田麟太郎さんからいただきました。
『なまこのぽんぽん』 内田麟太郎詩集/大野八生 銀の鈴社 2020.1.29
内田さんの7番目の詩集です。66編の詩が載っています。
言葉遊びの愉快な詩はもちろん、繊細な心に寄り添うようなやさしい詩も載っています。ちょっぴり心がくじけそうになった時、読んでみたい詩集です。
新しく買った本
①『きほんの木 花がきれい』 2019.4
②『きほんの木 大きくなる』 2019.9 姉崎一馬 写真 姉崎エミリー 文 アリス館
日本には野山に生える野生の木が1000種類以上あるそうです。その中から花の美しい木を10本、大木になる木を10本、基本の木として、姉崎一馬さんのすばらしい写真で紹介している本です。
花がきれいな木として紹介されているのは、サクラ、シイ、クリ、ツツジ、トチノキ、フジ、ホオノキ、ネムノキ、ミズキ、ツバキです。スギにからんだフジの写真が見事です。大きなホオノキの花も美しいです。花の季節のトチノキの姿も印象に残ります。木全体が白とピンクの花に染まるネムも美しいです。
大木になる木として紹介されているのは、ケヤキ、カツラ、マツ、スギ・ヒノキ、カエデ、カシ、ヤナギ、ブナ、ナラ、カバノキです。長い年月をかけて大木になる木々の姿からは改めて大きな感動をもらえます。
③『の』 junaida 福音館書店 2019.11
40枚のすてきな絵に出会える画集のような絵本です。不思議な世界観にあふれた絵は色づかいも美しく、心に残ります。
表紙は白い画面に、黒い帽子をかぶった赤いコートの女の子の、横向きの上半身の絵。黒い眼は閉じられ、口が開き、その先に小さな「の」の字が見えます。この絵本の題名です。帽子の装飾も凝っていて、インパクトのある表紙です。
物語は赤いコートがお気に入りの女の子「わたし」のポケットの中から始まります。「の」の言葉でつながる世界は果てしなく展開していきます。最後は、お気に入りのモスグリーンのコートを着た青い眼の女の子のポケットから、なんと「わたし」が登場して終わります。想像の翼を自由に羽ばたかせて楽しみたい絵本です。
④『こどものとうひょう おとなのせんきょ』 かこさとし 復刊ドットコム 2016.8
この本は1983年に童心社から出版。選挙権が18歳に引き下げられ、初めて選挙が行われた2016年に緊急に復刊されました。大人が選挙で決めるように、子どもたちも投票で、子どもの広場の使い方を決めるという話です。でも多数決で決めたことがなぜかうまくいきません。話し合いを重ねながら、子どもたちは多数決が絶対ではないこと、少数の意見も大事にすることなど、民主主義の基本を学んでいきます。
あとがきでかこさんの言っている、「民主主義の神髄」を取り戻したいという言葉が重く響きます。
⑤『ほんはまっています のぞんでいます』 かこさとし 復刊ドットコム 2017.5
これも童心社から1985年に出版。図書館がどういうところか、すてきに紹介している本です。図書館のいろいろなサービスについても語っています。本が好きでなかったら、無理に読まなくてもいい。でも読みたくなったら、いつでもいつまでも本は待っている、手に取って読んでくれるのを望んでいるという、最後のメッセージは、今の子どもたちにも手渡したい言葉です。「文庫」についても触れてあります。80年代は全国に文庫がたくさんありました。
⑥『図書館からの冒険』 岡田淳 偕成社 2019.12
連休明けには取り壊されることになっている柴野崎小学校の図書館に一晩泊る計画を立てた6年生の渉の、不思議な冒険の物語です。
図書館を通路にして渉の行った世界はシバノザキ島。そこは大叔父さんの敬二郎さんがいつも話してくれた物語に出てくる場所でした。そこが本当にあったことに驚く渉。敬二郎さんの話を思い出しながら、謎の黒い怪物に苦しむシバノザキ島を救うため、渉は同じ学年のサキという少女や島の人たちと力を合わせながら奮闘します。
物語は複雑に絡み合いながら展開し、渉が子どもの頃の敬二郎さんにそっくりだったことが解決の糸口になり、謎の黒い怪物の正体もわかり、島は救われます。
スケールの大きな物語にワクワクさせられます。300ページの長編の物語。
◆ひぐちけえこさんからいただきました。
『こどもがつくるおやつの本』 ひぐちけえこ 2016.3
子どもが楽しく簡単におやつ作りに挑戦できるように、心を配って、丁寧に作りあげたすてきな本です。
カスタードクリーム、ミルクゼリー、きなこあめ、スコーン、バナナ・マフィン、チョコレートケーキの作り方が載っています。イラストも楽しいです。ひぐちさんは八木山在住の画家です。
◆内田麟太郎さんからいただきました。
『なまこのぽんぽん』 内田麟太郎詩集/大野八生 銀の鈴社 2020.1.29
内田さんの7番目の詩集です。66編の詩が載っています。
言葉遊びの愉快な詩はもちろん、繊細な心に寄り添うようなやさしい詩も載っています。ちょっぴり心がくじけそうになった時、読んでみたい詩集です。
新しく買った本
①『きほんの木 花がきれい』 2019.4
②『きほんの木 大きくなる』 2019.9 姉崎一馬 写真 姉崎エミリー 文 アリス館
日本には野山に生える野生の木が1000種類以上あるそうです。その中から花の美しい木を10本、大木になる木を10本、基本の木として、姉崎一馬さんのすばらしい写真で紹介している本です。
花がきれいな木として紹介されているのは、サクラ、シイ、クリ、ツツジ、トチノキ、フジ、ホオノキ、ネムノキ、ミズキ、ツバキです。スギにからんだフジの写真が見事です。大きなホオノキの花も美しいです。花の季節のトチノキの姿も印象に残ります。木全体が白とピンクの花に染まるネムも美しいです。
大木になる木として紹介されているのは、ケヤキ、カツラ、マツ、スギ・ヒノキ、カエデ、カシ、ヤナギ、ブナ、ナラ、カバノキです。長い年月をかけて大木になる木々の姿からは改めて大きな感動をもらえます。
③『の』 junaida 福音館書店 2019.11
40枚のすてきな絵に出会える画集のような絵本です。不思議な世界観にあふれた絵は色づかいも美しく、心に残ります。
表紙は白い画面に、黒い帽子をかぶった赤いコートの女の子の、横向きの上半身の絵。黒い眼は閉じられ、口が開き、その先に小さな「の」の字が見えます。この絵本の題名です。帽子の装飾も凝っていて、インパクトのある表紙です。
物語は赤いコートがお気に入りの女の子「わたし」のポケットの中から始まります。「の」の言葉でつながる世界は果てしなく展開していきます。最後は、お気に入りのモスグリーンのコートを着た青い眼の女の子のポケットから、なんと「わたし」が登場して終わります。想像の翼を自由に羽ばたかせて楽しみたい絵本です。
④『こどものとうひょう おとなのせんきょ』 かこさとし 復刊ドットコム 2016.8
この本は1983年に童心社から出版。選挙権が18歳に引き下げられ、初めて選挙が行われた2016年に緊急に復刊されました。大人が選挙で決めるように、子どもたちも投票で、子どもの広場の使い方を決めるという話です。でも多数決で決めたことがなぜかうまくいきません。話し合いを重ねながら、子どもたちは多数決が絶対ではないこと、少数の意見も大事にすることなど、民主主義の基本を学んでいきます。
あとがきでかこさんの言っている、「民主主義の神髄」を取り戻したいという言葉が重く響きます。
⑤『ほんはまっています のぞんでいます』 かこさとし 復刊ドットコム 2017.5
これも童心社から1985年に出版。図書館がどういうところか、すてきに紹介している本です。図書館のいろいろなサービスについても語っています。本が好きでなかったら、無理に読まなくてもいい。でも読みたくなったら、いつでもいつまでも本は待っている、手に取って読んでくれるのを望んでいるという、最後のメッセージは、今の子どもたちにも手渡したい言葉です。「文庫」についても触れてあります。80年代は全国に文庫がたくさんありました。
⑥『図書館からの冒険』 岡田淳 偕成社 2019.12
連休明けには取り壊されることになっている柴野崎小学校の図書館に一晩泊る計画を立てた6年生の渉の、不思議な冒険の物語です。
図書館を通路にして渉の行った世界はシバノザキ島。そこは大叔父さんの敬二郎さんがいつも話してくれた物語に出てくる場所でした。そこが本当にあったことに驚く渉。敬二郎さんの話を思い出しながら、謎の黒い怪物に苦しむシバノザキ島を救うため、渉は同じ学年のサキという少女や島の人たちと力を合わせながら奮闘します。
物語は複雑に絡み合いながら展開し、渉が子どもの頃の敬二郎さんにそっくりだったことが解決の糸口になり、謎の黒い怪物の正体もわかり、島は救われます。
スケールの大きな物語にワクワクさせられます。300ページの長編の物語。